日本語

文章が二つの意味に解釈できるのは、修飾の作用が原因だった

文章の難しいところだな、とつくづく思うのですが、何気なく書いたものが、真逆の意味に受け取られることがあります。ひとつの文章なのに、ふたつ、もしくはみっつ以上の意味に解釈できるパターンです。意図通りの理解を促すために、ひとつの文章が複数の意味 […]

読み間違われない・わかりやすい文章は、接続助詞に注意する

接続詞についての記事、助詞についての記事をいくつか書いてきました。本稿では、その両方の機能を持っている接続助詞の使いどころについて解説します。まずは接続助詞の意味を確認しておきましょう。 接続助詞とは:助詞の種類の一。用言や用言に準ずるもの […]

読点の打ち方で見違える、複数の修飾語が登場する文章。

修飾語の順番について、いくつか鉄則を紹介してきました。複数の修飾語が出てくると、順番の工夫なしでは、間違った意味に読み取られることがあるからです。一文の中に修飾語がふたつやみっつ出てくるのは、珍しいことではありません。だからこそ、間違った読 […]

複数の修飾語は、長い方を前、文字数が多い方を先に記載する

修飾語の順番について、数回に分けて記事を投稿してきました。本稿では、“修飾語の順番は長いが先”について書いてみます。ちなみに過去に書いた修飾関係の記事に『修飾の順番を正しくすれば、理解できる文章に早変わり』と『修飾語と被修飾語を近づけるだけ […]

伝わる文章を書くためには、日本語の乱れを嘆くよりも変化を許容する

若者言葉の4分類と日本語の変化について書いた記事があります。日本語が変化した理由は、若者が使い方を変えたことだけではないけど、考察としては面白いという意見をいただきました。気を良くしたわけではありませんが、本稿でも日本語の変化について書いて […]

ライターが抑えておきたい、若者言葉の4分類と日本語の進化の歴史

ら抜き言葉を例にして、日本語は乱れるのではなくて変化しているという記事を書きました。本稿では別の例で、日本語の変化について考察していきます。 若者言葉を中心に、日本語の変化をたどる 日本語は、世界でも有数の美しい言葉なんじゃないかと思ってい […]

「ら」抜き言葉は日本語の乱れ? マンガ肉から正当性を確認しました

日本語は変化するものであり、乱れていると嘆くことではない ライターという仕事をしていると、正しい日本語を扱える人物だと思われることが多いです。できればそうありたいと思っているものの、はて、正しい日本語ってなんだろう? と疑問を持つこともしば […]