アーンドメディアを最大限利用して自社の商品情報を上手に拡散しよう

アーンドメディアを最大限利用して自社の商品情報を上手に拡散しよう

アーンドメディアとは消費者が発信するSNSなどを指す

アーンドメディアのつながり
アーンドメディアとは、SNSなどでユーザーが主体となって情報の発信や流通が行われる媒体のことを言います。

アーンドメディアの種類は?

アーンドメディアの「earn」とは、単体では「獲得する」という意味です。マーケティング業界においては、信頼や評判、知名度の獲得というふうに定義づけされています。

目の前にいる相手の信頼を得ることが重要であることから、SNSがアーンドメディアの中心ということになったようです。Twitter(現:X)、Facebook、InstagramなどのSNSの他、レビューサイトや口コミサイトなどもアーンドメディアに含まれます。

アーンドメディアとインフルエンサー

近年、世間に対して影響力を持つ人物のことをインフルエンサーと呼ぶようになりました。タレントなどの有名人、著名人に加えて、最近では一部のカリスマ的人気を持つブロガーやYouTuberなども含まれます。

このような人たちが発信する情報の効果は広告をはるかに超えるということで、注目を集めているようです。もちろん、個人の発言を企業がコントロールすることはできませんので、批判や炎上に直結するケースもあります。

日本のSNS利用率

2017年のICT総研の調査によると、日本国内におけるSNSのアクティブユーザーの数は7216万人で、利用率は72%。アンケート調査では回答者のうち83%がSNSや通話・メールアプリを利用していると答えました。

Twitterなどはもちろん、LINEなどのチャットアプリも人気です。若い世代を始め、近年は40代から50代にも普及しているSNS。今後、利用者はさらに上昇する見込みと言われています。

アーンドメディアを上手に活用した事例

アーンドメディアの利用例
ここ数年、ネットで話題となった事例をご紹介します。

アーンドメディア1.企業の公式なのにふざけてる?

Twitterの企業の公式アカウントによるツイートが話題となることがあります。もちろん商品の宣伝文やCM動画などではなく、一般人が書くような、それでいて笑えるつぶやきです。

発言がRT(リツイート)されることによって多くの人に認知され、フォロワーが増えていきます。わざわざ商品の宣伝をつぶやかなくても、企業名やブランドの知名度が上がり、結果として購買に繋がるというわけです。

シャープやタカラトミー、タニタなどは担当者の人柄が伝わってくる面白いツイートで人気を集めています。フォロワーたちは「〇〇(企業名)さん何やってんのwww」などと盛り上がります。その結果、無料で企業の名前を宣伝することになるわけです。

アーンドメディア2.連続投稿ネタに消費者が反応

企業アカウントが自社の商品の宣伝をTwitterに載せることは、アーンドメディアではなくオウンドメディアです。

しかし、普通の形では広告を載せず、見た人が拡散することを前提にツイートを行ったりする場合があります。2017年に日清食品が新商品の広告をTwitterで公開しましたが、話はそれだけでは終わりませんでした。

15分後、「上司からダメ出しが入りました」と、赤い文字で細かく修正希望が書き込まれた画像を投稿。45分後、デザイナーに修正依頼した広告をアップして、さらに15分後、また修正依頼が……と何回も繰り返します。

最終的に完成した広告は最初のものとは似ても似つかぬものになり、顛末を見ていたユーザーたちは大爆笑。この一連の流れそのものがネタでありプロモーションだったわけですが、SNSの長所を理解した上での戦略でした。

厳密に言えばアーンドメディアではないかもしれませんが、「面白い!」と拡散したのはフォロワーである消費者です。

アーンドメディア3.宣伝を読み物にする戦略

SNSのアカウントを所有し、ユーザーとの距離を詰めるという手法は様々な企業が行っています。遊び心のあるコンテンツを別サイトに用意して、SNSからそちらに誘導する。

あるいは商品の宣伝を一種の読み物としてコンテンツ化するなど、様々な工夫を凝らしたツイートが散見されます。

アーンドメディアをもっと活用するには

アーンドメディアの活用法
商品の宣伝だけではないSNSの有用性については、企業側ももはや無視できない状況となっています。

情報拡散の速さでは他の追随を許さないアーンドメディア

SNSの情報拡散の速さは、場合によっては常軌を逸したスピードとなります。数分で大量にリツイートされ、ネットニュースや有名ブログなどがネタを取り上げるのも日常的によくある光景です。

しかも、人気の高いSNSサービスは無料で登録可能ですから、高い広告宣伝費をかける必要もありません。

他の仕事の合間に投稿し続けるのは困難

メリットばかりのように思えるSNS投稿ですが、しっかりとした戦略も考えずに始めるのは早計です。1日1投稿なら片手間にでもできますが、あまり間を置かずに投稿し続けるのは至難の業です。

担当者の日常をつぶやいても仕方がありませんから、投稿するためにいちいちネタを考えなければなりません。万が一炎上してしまうようなことがあったら、その対応にも追われることになります。普段の仕事をこなしながら行うことは、それなりに困難が伴うでしょう。

アカウントの保守と管理も大変

企業の公式アカウントだけではなく、商品ごと、コンテンツごとにアカウントを作る事例も多く見られます。当然のことながら、作業量はどんどん増えていきます。ツイートを投稿するのはもちろん、商品関連のツイートをリツイートしたりする必要も生じます。

この仕事に従事する担当者がいなければ、立ち行かなくなることは目に見えています。社員数の多い企業であれば、担当者を立てることもできますが、普通はなかなか人員を割くこともできません。

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アーンドメディアを使いこなすフリーランス
そんな時に便利なのが、クラウドソーシングです。クラウドソーシングを利用すれば、面倒に思える作業をすべて外注することができます。

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クラウドソーシングサイトの最大手、ランサーズを活用して、SNSの運営で生じる手間を省きましょう。アイコンやヘッダーなどはイラストレーターやグラフィックデザイナーに依頼すると良いですね。

SNSの運営代行を請け負っているライターも多く登録しています。WordPressを用いてブログの作成や運営、管理を継続的に行ってくれるなど、仕事内容は様々です。

投稿の代行なんてお手のもの!

Twitterなどを運営する際に最も必要なのは投稿する文章です。ランサーズにはSNSの投稿文やブログ記事作成を専門に行うライターが多数在籍しています。運営に関わることなく、自身のアカウントで企業や商品の宣伝を行ってくれる場合もあります。