サラリーマン・OLの副業は、業務委託で行なうベシ!

サラリーマン・OLの副業は、業務委託で行なうベシ!

お金、足りてますか? 副業でお金を稼ぐなら「業務委託」で行なうのがオススメ。もちろん、会社との契約で副業が禁止されているのであれば、契約違反なのでやめておきましょう。サラリーマン・OLが副業を行なう場合の注意点と、知っているようで知らない業務委託についてお伝えします。

サラリーマン・OLができる副業とは?

会社員の副業として、まず考えられるのは、休みの日や業務時間外に行なう「アルバイト」でしょう。コンビニやスーパーでの深夜バイトや、警備、建設現場での肉体労働など、調べてみると、「週1日からでOK」「25時~30時まで」など、本業の休みの日や、終業後、仮眠を取ってから副業でできるような求人が、結構みつかります。

しかし、女性にはハードルが高いものも多く、また、本来業務を安全に行なえるよう設定された、「休むべき時間」を労働に当てるため、健康上・安全上のリスクが高くなります。

また、アルバイトの多くは、雇用契約が結ばれます。もし、会社に「副業禁止規定」があったら、処罰の対象になってしまうかもしれないのです。

では、サラリーマン・OLは副業できないの?

副業で、空いた時間を利用して、雇用契約を結ぶアルバイトを行なうのは、健康上、安全上のリスクからも、副業禁止の観点からも、リスクが高すぎるのでおススメできません。

でも、安心してください。サラリーマンやOLが副業で収入を得る道は、他にもいくつか存在します。そのなかでも比較的初心者が取り組みやすいのが、「業務委託」です。副業として、業務委託でできる仕事としては、ホームページやスマホアプリを制作したり、WEBライター、翻訳業など「身につけたスキルを使う」ものがあげられますね。

でも、このような特別なスキルがない場合でも、「住んでいる地域 × 業務委託 × 求人」などで検索すれば、比較的簡単に、覆面調査員やエステのモニターなど、肉体的な負担が少なく、レジャー感覚で行なえるものも、いくつか見つかるはずです。業務委託で副業……できそうじゃないですか?

でも、そもそも「業務委託」って一体なに?

まずは、本業の会社やアルバイトで結ばれる、「雇用契約」について説明しますね。労働者が労働し、使用者が報酬を与えることを約束する契約が、「雇用契約」です。

労働者は、労働基準法や労働契約法上の保護を受けられます。それに対して、「業務委託契約」は、報酬を払う側、報酬を受ける側が主従関係にない、独立した契約関係です。

ある仕事を依頼された場合、納期までに(報酬に見合う品質で)納品できれば、基本的に何をしていても自由です。遊んでいても、依頼された仕事さえきちんとできれば、報酬を受け取れるんです。

さらに、業務委託で得られた報酬は、確定申告で、住民税の普通徴収とすることで、本業の会社にはバレにくくなる、という大きなメリットがあります。難しくなるので省きますが、雇用契約で副業をするほうが圧倒的にバレやすいんですね。

本業の会社に「副業禁止規定」がある場合、どうしても副業を行なう必要があるなら、業務委託しかないでしょう。

副業で「業務委託」を行なう際、デメリットはないの?

メリットだらけに見える業務委託ですが、反面、労働基準法や労働契約法による、種々の保護を受けることができません。また、じつは労働であるにもかかわらず、業務委託で働かせる悪質なケースも存在します。

なぜなら、雇う側は、労働契約にしてしまうと、使用者は社会保険や雇用保険、労災保険などを負担することになるからです。また、労働時間に応じて、時間外手当や休日手当、年次有給休暇などのコストも負担することになります。業務委託契約では、そのようなコストを負担する必要がないため、本来は労働なのに、業務委託契約を結んでコストを削減しようとするのです。

勤務場所・勤務時間が拘束される場合、報酬が仕事の成果ではなく働いたことそのものに対するものである場合、報酬が時給や日給で決まっている場合、就業規則・服務規律の適用がある場合などは、業務委託契約によって、労働者としての権利や保護が受けられない可能性があります。副業を行なうときには、この点に気をつけてください。

「雇用契約」「業務委託」以外の副業とは?

比較的自由にできる資産があるなら、家賃収入や、投資などをうまく行なうことで、不労所得を得ることは可能です。目安として2億円くらいあれば、サラリーマンの平均年収くらいは、働かずに稼ぐことができそうです。

また、「せどり」や「Amazon輸入」、「アフィリエイト」などのネットビジネスで、年収数億円稼いでいる人もいるみたいです。ネット上には、情報商材と呼ばれるノウハウが、玉石混交であふれていますので、興味があれば、調べてみると面白いかもしれませんね。

でも、そんなに資産もないし、そこまで本気で稼げなくてもいい。業務委託で副業を、できるだけ少ないリスクで行ないたいサラリーマンやOLには、在宅ワーク、なかでも「クラウドソーシングサイト」を使うことをおススメします。

じつは、できるだけストレスなく、安心して仕事ができることも、副業では大切なんです。本業に差し支えてしまっては、本末転倒なので。

最近では、トラブルによる損害賠償請求や裁判費用を、クラウドソーシングサイトが補償してくれるサービスなども発表されました。時代のニーズに合わせて、どんどん良くなっているサービスのひとつなので、これらをうまく使って、どんどん稼いじゃいましょう!