【人事の仕事、外注できます!】人事業務を外注する際の相場とメリット

【人事の仕事、外注できます!】人事業務を外注する際の相場とメリット

人事の仕事で手一杯になっていませんか?従業員が数千人規模の大企業であれば、人事専門の部署を設けて、そこに人事業務のすべてを集約することができます。

しかし、中小企業の場合、人員の都合で人事部が設けられないことも少なくなく、社長などが独断で人事評価を行なっているところも少なくないのではないでしょうか?

人事は人材を活かすための業務

人事というのは、ざっくり言えば人材を活かすための業務です。採用・人事評価だけでなく、労務管理、能力開発、処遇の決定など様々な役割を担っているのが人事部なのです。中小企業の場合、人事部そのものが無いことも珍しくありません。

しかし、より人材を活かしてビジネスを拡大していくためには、人事業務を行なう独立した部署の設置が必要です。

というのも、人事部がないことで評価が年功序列になりやすく、人事評価に納得できないという不満が出ることで従業員のモチベーションが下がり生産性が落ちる可能性があるからです。

報われない・納得できないといったネガティブな感情は従業員のモチベーションを下げるだけでなく、最終的に離職にもつながります。

「ウチはアットホームな職場を目指しているから人事制度は要らない」
「長く働いている人を大事にしたいから、人事部は設けない」

という経営者がいますが、これからもビジネスの拡大や従業員の軋轢を減らすことを考えるのであれば、人事部の設置は避けて通れません。

中小企業の総務・人事の業務負荷は非常に高い

「人事部が必要なことは分かったけれど、ウチの従業員数ではとても人事にまで手が回らない」
中小企業の経営者からは、こんな声も聞かれます。

このような意見が出るのは、中小企業の場合、活用できる人材の数に限りがあるため独立した人事部を設けるとなると他の仕事が回らなくなってしまう場合があるためです。

ならば、人事部を設けるために新たに人員を採用すれば良いかというと、そうとも限りません。新しい従業員を採用し、戦力になるまで育てるには相応のコストがかかります。

費用対効果を考えた際、人事部を設けるために新しく人を大量に採用するというのは、決して賢い選択肢とは言えないでしょう。

人事の仕事を外注するメリットと相場

人事業務の外注費用目安
「人事業務はしっかり行ないたいが、できる限り業務負荷を軽減したい」

そんな経営者の方におすすめしたいのが、人事の仕事の外注です。意外に思われるかもしれませんが、人事の仕事の大半は外注することができます。特に外注されることが多い人事業務が給与計算です。

給与計算は毎月必ず発生する一方で、1円も間違えられないという大きな責任を伴います。他の業務を行ないながら給与計算も行なうとなると、それぞれの業務が中途半端になりミスも生まれやすくなるので、給与計算を外注するというのは賢い方法です。

また、社員教育や研修を外注している企業もあります。人事業務を外注するメリットは次のとおりです。

業務の効率化が望める

人事の仕事を外注する最大のメリットは、職場全体の業務の効率化が望めることです。中小企業の場合、複数の業務を1人の従業員が掛け持ちで行なっていることも珍しくありません。

しかし、掛け持ちで業務を行なう場合、それぞれの業務への取り組みが中途半端になりやすいというデメリットがあります。

それだけでなく仕事のパフォーマンスも低下しやすくなるので、業務の掛け持ちは決して望ましいものではありません。

そこで一部の業務を外注すると、その従業員が本来メインで行なう仕事に注力できるようになります。
雑多な他の業務に煩わされることが減るため、企業全体の業務が効率化され、よりスムーズに仕事を進めることができるようになるのです。

リスクを分散化することができる

一つの業務に注力できる環境が整うと、徐々にミスも減ってきます。一人が複数の業務を担当している場合、一つのミスが連鎖的に次のミスを誘発し、最終的に大きなリスクとなってしまうことも珍しくありません。

しかし、一部の人事業務を外注することで連鎖的なミスを防ぎ、リスクを分散化することができるのです。企業経営において、リスクマネジメントは避けて通れません。

ミスの連鎖でリスクが増大するのを防ぐという点でも、人事の仕事を外注することは賢い選択であるといえるでしょう。

人事の仕事を外注する際の相場

では、人事の仕事を外注する際の相場はどれくらいなのでしょうか?

人事の仕事を外注する際の料金は自社に常駐してもらうか、社外で業務を行なってもらうか

  • 納期
  • 発生頻度や処理量
  • 品質
  • 業務に携わる人数

によって異なります。

自社に常駐して業務を行なってもらう場合、最低でも監督者と運用者2人の人員配置が必須です。そのため、大まかに見積もって80万円前後が程度が相場となります。

一方、社外で業務に携わってもらう場合は、処理件数によって変動する場合がほとんどです。人事業務の外注を請け負っている会社に外注する場合は、このほかに初期費用やコンサルティング費用などが上乗せされる場合も少なくありません。

人事の仕事を外注するおすすめの方法とは?

では、人事の仕事を外注するのであれば、どこに外注するのが最も効率的なのでしょうか?

現在は人事業務の外注をメインに請け負っている企業もありますが、より適切な価格で外注したいのであれば、クラウドソーシングに目を向けてみるのも一つの方法です。

適切な価格で外注するならクラウドソーシングがおすすめ

現在は、ネット上でフリーランスと企業のマッチングを行なうクラウドソーシングが人気を集めています。クラウドソーシングには経験豊富なプロが多数在籍しているので、適切な価格でプロに業務を外注することができるのです。

フリーランスの中にはタイトなスケジュールに対応してくれる人がいたり、人事の仕事の外注を適切な価格で請け負ってくれる人もたくさんいます。

ランサーズなら経験豊富なフリーランスが多数在籍!

クラウドソーシングのランサーズには、経験豊富なフリーランスが多数在籍しているので一度アクセスしてみましょう。

中には大企業の人事部に勤めていた人事のプロや、長年経理・給与計算に携わってきたプロもいます。外注したいフリーランスと直接やり取りできるので、業務内容のすり合わせなどもスムーズです。

人事の仕事を外注して、業務をさらに効率化しよう!

人事の仕事は、人材を活かすためには欠かせない業務です。

しかし、人事の仕事は業務負荷が高いことから、人事部など専門の部署を設けていない中小企業は少なくありません。

限りある人材を活かし、従業員のモチベーションを維持するためにも、できる限り人事業務専門の部署を設けるようにしましょう。

また、人事の仕事は外注することができるため、ランサーズをはじめとしたクラウドソーシングなどを使って上手に人事業務を外注し、業務の効率をアップさせましょう。