ネットショップは店舗を持たずに始められるので、開業しやすいビジネスと思われるかもしれません。しかし、ビジネスを軌道に乗せられるかどうかは、戦略や運営力がものを言います。ネットショップを開業して多くの在庫を仕入れたものの、売り上げが伸びなくて悩んでいる方もいるでしょう。
また、これからネットショップを開業をする上で、サポートが必要だと感じている方も多いのではないでしょうか?今回は、ネットショップの運営代行サービスを利用する際のメリットやデメリット、代行料金の相場やサービス内容などをくわしく紹介します!
ネットショップ代行サービスを頼みたい!メリットとデメリット
ネットショップの代行サービスは、メリットがデメリットを上回らなければ、利用する意味はありません。ネットショップオーナーの置かれている状況や多忙さによっては、メリットの価値は大きくなったり小さくなったりすることもあるでしょう。
ネットショップ代行サービスの利用が、最終的にビジネスのプラスになるのかどうかを考えることがポイントです。
メリット
ネットショップ代行サービスのメリットですが、運営をノウハウのあるプロの代行サービスに頼むことによって、コスト削減につながります。優秀な人材の採用は難しいケースも多く、育成にはそれなりの時間も必要です。代行サービスを利用することにより戦略的かつ効率的に運営できるのなら、人件費カットや時間の節約も実現するでしょう。
また、代行業者による全面的な代行サポートを受けることにより、売り上げの向上も見込めます。
デメリット
一方でデメリットは、常に代行費用がかかることです。売り上げが伸びたとしても、いくらかは出ていくお金はあります。初期費用や基本料金が高めの設定の場合、代行を依頼するのは難しいと感じるケースもあるでしょう。
また、代行業者任せの運営を続けていると、細かな部分まで把握できなこともあり、経営力が身に付きにくいと言えます。さらに、運営代行サービスの利用をやめて自社体制に切り替えをおこなう場合は、時間やコストもかかることを覚えておきましょう。
パートナー選びが重要
ネットショップの代行サービスを利用する際には、よいビジネスパートナーを見つけられるかどうかが最大のポイントとなるでしょう。ネットショップの成功は、担当者の腕にかかっていると言っても過言ではありません。最初のヒアリングの段階で、担当者とよい信頼関係が築けるかどうかも見極める必要があります。
ネットショップ代行料金の相場・成果報酬って何?
ネットショップの規模の拡大や売り上げの向上を図りたい方にとって、毎月の代行料金が支払えるのかどうかが、一番気になるところでしょう。また、よく耳にする成果報酬とは、ネットショップオーナーにとって満足のいく報酬体制なのかどうかも知っておきたいポイントです。
ここでは、ネットショップ代行のサービス内容や一般的な料金プラン、成果報酬と固定報酬についてわかりやすく紹介します。
サービス内容
ネットショップの代行サービスは、イメージ的には有能な派遣社員が自社モールを運営するようなものです。運営をすべてまかせる場合に含まれるサービスは、現状分析や戦略コンサルティング、サイトデザインのカスタマイズ、商品出荷、サイト更新、メルマガ配信、広告選定、カスタマーサービスなどです。
ただ、ネットショップの代行を依頼したからと言って、放置しておいても売り上げが上がるという考えでは難しいでしょう。ネットショップオーナーは代行業者と二人三脚になって、売り上げアップという共通目的のために全力投球する気持ちが必要になります。
一般的な料金プラン
ネットショップ代行の一般的な料金プランについては、初期費用+月額費用になります。初期費用とは、初めて代行業者によるヒアリングを行う際に支払うものです。ヒアリングの内容は、ネットショップの現状や悩み、将来の展望、開業プランなどの相談や代行業者からの分析や提案も含みます。
ヒアリングを受けた結果、利益の向上が約束できないと判断された場合は、代行業者から断られるケースもあることを覚えておきましょう。代行業者もプロですから、ヒアリングの段階である程度の判断ができます。ただ、中には怪しい業者もあるため、注意が必要です。また、初期費用が無料の代行業者もあり、その場合は月額費用のみ必要になります。契約期間は各社によって半年~1年などさまざまです。
成果報酬と固定報酬
ネットショップ代行の月額費用は、成果報酬または固定報酬かによって支払額が異なります。成果報酬とは、売上額に応じて何%かの支払い額が決まっているものです。固定報酬は毎月定められた金額を支払います。以下の3パターンの報酬制度と料金の相場を参考にしてください。
・固定報酬+成果報酬 15万円~+売り上げの5%
・完全固定報酬 20万円~
・完全成果報酬 10%~
ショップの規模によっても、選ぶべき代行業者は変わってきます。また、各業者の得意分野などもリサーチした上で、人にとって適正価格で依頼できるサービスかどうかを見極めることが重要です。
ネットショップ代行サービス業務の依頼と契約
ネットショップ代行業務の依頼について考えるときに、代行業者サービス以外の選択岐として挙げられるのが、クラウドソーシングの利用です。ここでは、代行サービスの依頼・契約先のオプションについて、くわしく紹介します。
代行サービス業者
代行サービス業者は、これまでにご紹介したように、ネットショップに関するすべての運営をまかせられます。開業サポートを受けたい方や運営がうまくいっていないネットショップなどにおすすめです。完全サポートを受けることで、売り上げの向上につながりやすいという利点があります。
代行サービス業者によっては、業務を細分化したサービスを提供しているケースもあります。小規模なネットショップでは、メルマガの配信だけお願いしたかったり、コンサルティングだけ受けたいなど、すべてのサービスが必要ない場合もあるでしょう。
いずれにせよ、メリットやデメリットを考えた上で、代行費用を払っても自分に利益があると思う場合は、依頼する価値があるでしょう。
クラウドソーシング
クラウドソーシングの利用は、小規模~中規模のネットショップを運営・開業予定の方にとっては、利用しやすいサービスです。一番のメリットは、報酬を自分で設定・または交渉できるという点になります。クラウドソーシングでは、登録しているフリーランスに、業務を細分化して依頼することが可能です。
プロフィールから、ネットショップ運営についての知識や経験のある人材を探すこともできます。この業務だけ頼みたい…!この時期だけ人がほしい!という要望も、予算の中で業務を依頼できることがポイントです。
ネットショップ代行サービスの依頼はランサーズが効率的でおすすめ!
ネットショップの運営は、状況に応じて適切な代行依頼先を選ぶことが、ビジネスの成功につながります。ランサーズは、適正価格でスポット的に業務を発注できる点が利用しやすいと、ネットショップオーナーや担当者からも好評です。実績のある在宅ワーカーに代行業を依頼し、ビジネスを軌道に乗せて売り上げを伸ばしましょう!