会社の思いを伝える封書の宛名は手書き文字で!宛名書きは筆耕士に依頼しよう

会社の思いを伝える封書の宛名は手書き文字で!宛名書きは筆耕士に依頼しよう

会社の移転のお知らせや役員交代、新たな支店の開設のお知らせなど、日頃からお世話になっているクライアントに案内状や挨拶状を送る機会はたくさんあるでしょう。会社のプリンターを使えばあっという間に何百通でも用意することは簡単ですが、大切なお知らせであれば、宛名は手書きで送りたいものです。

しかし、何百通もの宛名書きをするには大変な労力がいります。そんなときにぜひ利用したいのが、宛名書きを代行で行なってくれるサービスです。ここでは宛名書き代行サービスについて紹介します。

会社からの大切な案内はやっぱり手書き!

郵便が届いたとき、まず最初に目にするのが宛名です。会社から大切なクライアントや取引先へ送付する封書の宛名書きは、印刷された文字よりも手書き文字の方が温かみがあり、受け取った相手に与える印象も違います。

宛名書きを代行してくれるのは筆耕士

会社から取引先、クライアントへ案内状や挨拶状を発行するのは、会社にとって大きな節目のときが多いものです。プリンターで一斉に印刷された宛名文字よりも美しい手書き文字で書かれた宛名文字の方が、受け取った側に強く印象を残すことができるでしょう。

そういった封書の宛名書きを代行で行なってくれるプロが筆耕士です。プロの筆耕士として仕事をするためには、特に資格があるわけではありません。しかし、本格的に筆耕士として活躍している人の多くが「賞状書士」や「賞状技法士」といった資格を持って活躍しています。

筆耕士に依頼できる内容

筆耕士に依頼できる仕事内容は
・封書、ハガキの宛名
・お礼状、案内状などの各種手紙
・賞状、認定状など
他にも腕章や祝儀袋、熨斗袋など、手書き文字が必要なものを依頼することが可能です。

また、文字は「毛筆文字」「ペン文字」を選んで依頼できます。

筆耕の料金相場

筆耕の価格については業者によって計算方法が違いますが、1行ごとで料金を計算している会社の相場は以下の通りです。

・1行 80円〜100円
・2行 100円〜120円
・3〜5行 140円〜180円
・以下、1行増すごとに30円〜50円増し

行ごとではなく、名前や住所といった項目別に料金を設定している業者もあります。その場合の相場は以下のようになります。

・名前と住所 90円〜120円
・住所・会社名・名前 130円〜150円

また、毛筆でもペン字であっても、料金が同一のところが多いようです。

依頼の流れ

まずは、問い合わせをすることになりますが、その際に依頼内容や納期についての情報を記載して連絡をします。個人で行なっている筆耕士の場合は、繁忙期などにはこの時点で断られてしまうこともあります。

また、サイトから申し込みができる業者などの場合、サイト上にサンプル文字が掲載されていることがあり、その文字が好みのものであるかを申し込み前に確認しておくと良いでしょう。仕上がった文字が到着してから好みに合わなかった場合、業者によってはキャンセルができないことがあります。

事前に見積もりをとってもらい、値段や納期、文字に納得できてから依頼をすることになります。原稿はメール送付で可能な業者もありますし、郵送で送付する必要がある業者もあります。また、旧漢字を使用する場合など、漢字によっては事前に細かな確認が必要です。

仕上がり次第、宅配便などで到着します。支払いに関しては、多くの業者が後払いで支払いをするようになっています。筆耕の依頼は、文字の誤りなどが気になりますので、後払いで支払いができる業者の方が安心です。

宛名書きをしてくれる筆耕士の探し方

次に具体的に筆耕士をどのように探したら良いのか、それぞれの方法のメリット・デメリットを紹介します。

筆耕を専門で行う筆耕業者に依頼する

筆耕・代筆を専門で行なっている業者に依頼する方法があります。そういった業者は、代筆の仕事を専門で行なっている筆耕士を多く抱えていますので、納期なども比較的早く済むといったメリットがあります。

その一方でデメリットとしては、数名で仕事をこなすため、筆跡の違いが出てしまうことがあります。何百件と依頼をする場合は仕方のない部分でもありますが、書き手のクセが出てしまうことがあるのです。
また、筆耕士を多く抱えている業者によっては、筆耕サンプルとして見せられた文字の書き手と違う人が書くといったこともあります。サンプルで見た文字の筆跡が気に入って依頼をしたのに違った人が書いた文字が届いてしまったら、納得いかない仕上がりになってしまうことも考えられます。

事前にしっかりと確認をしてから依頼する必要があります。

地域のシルバー人材センターに依頼する

高年齢者が登録をして、さまざまな仕事を請け負っているシルバー人材センターでも、多くのところで宛名書きといった筆耕の仕事を請け負っています。

メリットとしては、業者に依頼するより比較的安くすむことがあげられます。仕事内容に関しても、柔軟に対応してくれることが多いです。

デメリットとしては、実際に筆耕を行う人がどれぐらいの経歴がある人なのかが不明なため、仕上がりにムラがあることです。シルバー人材センターは筆耕を専門で行なっている組織ではないので、安易に依頼をせず、担当者と納得できるまで打ち合わせを行なってから依頼しましょう。

クラウドソーシングで探す

クラウドソーシングにはさまざまなスキルを持つ人が登録しています。 フリーランスとして活躍している筆耕士もたくさん在籍しています。

クラウドソーシングのメリットは、仕事の依頼もネット上で完了しますし、検索機能を使えば自分に合った仕事をしてくれる人を探しだすことも簡単です。直接個人に依頼ができるため、細かな点などの注文にも対応してもらえるでしょう。

デメリットとして考えられるのは、オーダー件数が多い場合は納品までの時間がかかってしまう可能性があることです。

おすすめはフリーランスの筆耕士

メリット、デメリットから検討してみて最もおすすめできるのは、フリーランスの筆耕士に依頼をする方法です。

クラウドソーシングなら簡単に探せる

あらゆるスキルを持つ人が数多く登録するクラウドソーシングなら、フリーランスで活躍している筆耕士を探すことも容易にできます。自分で探す場合は、各クラウドソーシングのサイト内の検索機能を使えば、あっという間に筆耕を専門で行なっている人を探せるでしょう。

また、仕事をしてほしい内容を登録して募集をかければ、条件に合った人しか応募してきませんので、打ち合わせ時間等も節約できます。

レベルが高い人がたくさん登録している

クラウドソーシングでは、実際に依頼をする前に文字サンプルを送ってもらうことができるため、好みの筆跡の人を選ぶことが可能です。

クラウドソーシング内でも、筆耕士として登録をしている人は多いので、それなりのレベルの人でないと仕事を受注できません。そのため、レベルの高い人の登録もありが多く、クオリティに関しては期待できるのです。

細かな注文にも柔軟に対応してもらえる

クラウドソーシングではフリーランスで仕事をしている個人に依頼をすることができるため、会社組織に依頼をするよりも、注文内容には柔軟な対応をしてもらえます。融通がききやすいといった点は、クラウドソーシングを利用する大きなメリットでもあります。

クラウドソーシングを利用すれば質の高い宛名書きを依頼できる

クラウドソーシングでは評価制度が導入されていますので、その人の実績やスキルを簡単に見極めることができます。そのため、質の高い仕上がりを期待できるのです。技術力が必要になる筆耕の仕事だからこそ、クラウドソーシングを利用するのがおすすめなのです。

宛名書きはランサーズで筆耕士に依頼しよう

数あるクラウドソーシングの中でもおすすめなのが、ランサーズ。登録者数や取引実績の依頼総額なども、最大手です。

登録している人が多いということは、それだけ優秀な人材を探しやすいということにもなります。会社の大切な案内を送るのですから、信頼できる人に仕事を依頼したいもの。その点、ランサーズでしたら安心して仕事を任せることができるでしょう。