ハッシュタグの付け方は?うまく利用してSNSをビジネス活用しよう

ハッシュタグの付け方は?うまく利用してSNSをビジネス活用しよう

SNSを使い慣れている人であれば、ハッシュタグの存在や役割をご存知でしょう。#(シャープ)マークのあとに単語を並べるやつです。ツイッターやインスタグラムでは、ハッシュタグこそが閲覧数やフォロワー数を増やすポイントとさえいわれています。

でもSNSに詳しくない人だと、ハッシュタグの存在を知らなかったり、聞いたことはあるけど、どうやって使うのが正解か疑問があるでしょう。ハッシュタグの付け方、どんなハッシュタグを付けて投稿すればいいか、フォロワーを増やす方法についてご紹介します。

今さら聞けないハッシュタグの付け方!間違えないように使おう

ハッシュタグを付けてみたいけどどうすればいいのか分からない……という人は、ぜひこの記事を最後まで読んでください。

フレーズの前に「#」を付けるとハッシュタグの出来上がり!

ハッシュタグは、フレーズの前に「#」を付けるだけで完了です。注意点は、フレーズのすぐ後は半角空けるか、改行するかしなければいけません。

例えば「〇〇」という商品名を投稿の文章に組み入れる場合、「〇〇食べたよ」のように書きますよね。この時に〇〇の前に「#」を付ける時は「#〇〇 食べたよ」としてください。他のハッシュタグと並べる場合も同様です。

「#〇〇」と「#△△」というハッシュタグを同時に使う場合は、「#〇〇 #△△」というようにスペースを空けます。

ハッシュタグのメリットとは?情報収集がラクラク!

ハッシュタグはラベルを付けるような感覚で使えて、とっても便利なもの。
ハッシュタグをクリックすると、そのハッシュタグを使った他のユーザーの投稿も集めることができます。
マーケティングにも役立つということで、最近はあらゆる企業がハッシュタグに注目しているようです。

女性SNSユーザーのハッシュタグ利用率は驚くほど多い

InstagramはTwitterよりもハッシュタグを多く入れられることで有名ですね。株式会社サイバー・バズが行った調査では、女性Instagramユーザーの61.5%がハッシュタグ検索を利用しているそうです。

しかも、そのハッシュタグ検索が何らかの商品やサービスの購入に繋がったという結果も多い数字を示しました。

参考URL
https://www.cyberbuzz.co.jp/2016/09/instagram6-4.html

このような調査結果を受けて、SNSマーケティングは一気に注目される運びとなったわけです。

ハッシュタグの付け方を利用したマーケティング戦略とは?

SNSにおいて、何でもハッシュタグを付けて投稿すれば良いというものではありません。しかしやり方を間違えなければ、ハッシュタグは強い味方となってくれます。

ハッシュタグが商品検索、商品購入に結びついている!

前述のように、ハッシュタグは商品検索、商品購入に直接結びついているのです。ユーザーは見慣れないフレーズにも興味を示し、クリックして情報を得ようとします。

クリックするのはユーザーの意志ですから、そこからの購買率は高いものになると予想できます。まったく商品に興味のない人に向けて広告を見せるよりも成果が見込めるということです。

SNSのハッシュタグを利用すれば低予算で商品を宣伝できる?

ネットに広告を出そうと思ったら、費用がかかります。ところがSNSのハッシュタグを利用して文章と画像を投稿すれば、無料で情報が拡散できるのです。いかにも宣伝ということが分かるような発言だとしても、SNSであれば許される部分もあります。

もっとも、ユーザーが食いついてくれるかどうかは情報次第です。企業はあの手この手でユーザーに興味を持ってもらうような工夫をしています。そのために活用されているのがハッシュタグです。ここ数年、ハッシュタグをうまく商品プロモーションに利用している企業が目立ちます。

ハッシュタグの付け方をうまく利用した企業のキャンペーンいろいろ

ハッシュタグを利用したキャンペーンとは、どのようなものなのでしょうか?基本は、企業アカウントが「このハッシュタグを使って投稿してください」とユーザーに呼びかけるところから始まります。

テーマが決められており、それに沿った内容や画像を投稿するというパターンが一般的です。企業アカウントをフォローしてからハッシュタグを付けて投稿すれば、抽選でプレゼントが当たるという展開です。

Twitterの場合、フォロワーにはメッセージを送ることができるので、きちんとプレゼントを届けられます。いくつか実例を挙げてみましょう。

大塚製薬の『#ポカリ、のまなきゃ。』

夏に行われるポカリスエットのキャンペーンです。ハッシュタグをつけて、テーマに沿った投稿をすることで、オリジナルグッズがゲットできるというもの。投稿数が増えれば当選者数も増えるという仕組みです。

亀田製菓の『#ハッピーターン100袋ほしい』

2015年に行われたハッピーターンのキャンペーンで、マイナビ学生の窓口とのコラボレーションでした。

このハッシュタグを付けて写真を投稿すると、フォトコンテストに投稿したことになるというものです。グランプリには、ハッシュタグ通りハッピーターンが100袋プレゼントされました。

森永製菓の『#パルテノフォト』

濃密ギリシャヨーグルト「パルテノ」のフォトキャンペーン。ハッシュタグを付けて同商品が写っている写真を投稿すると、毎月何名かにプレゼントが当たるというものです。2015年から2016年にかけて一年間続けられたことが話題になりました。

江崎グリコの『#ポッキープリッツの日』

毎年11月11日に江崎グリコ株式会社がTwitterで行うのが「ポッキー&プリッツの日」のキャンペーンです。ハッシュタグは毎年同じというわけではないものの、テーマを設けてエピソードをツイートするという流れは同じです。

過去には、ポッキーと比べて知名度が低く人気の薄いプリッツに関する自虐的な内容のツイートが話題になったことも。

トレンドに入れば爆発的に拡散されることも!

他にも様々なキャンペーンが毎日のように行われています。同一のハッシュタグを使ってたくさんの人が投稿すれば、トレンドのランキングに入ることが可能です。

それを見たユーザーがさらに情報を拡散すれば、どんどん投稿数は増えていきます。その結果、膨大な数のユーザーが製品のPRをしてくれるというわけです。

ハッシュタグの付け方がわかったらSNSをどんどん活用しよう!

ハッシュタグを活用する術がおわかり頂けましたでしょうか? SNSの拡散力の高さは他に類を見ないものです。ぜひSNSを活用して、質の高いプロモーションを行ってください。

ハッシュタグ戦略の企画を立案!経験豊富な人材を外注で雇おう

そうは言っても、闇雲に宣伝文を投稿すれば良いというものではありません。アカウントを運用していくためには、綿密な計画の上、投稿を行っていく必要があります。

おすすめの方法としては、SNSを使ったマーケティング戦略に詳しい人に企画立案を依頼することです。場合によってはそのまま投稿代行、アカウント運用代行を引き続き頼んでしまうという手もあります。

SNSマーケティングのコンサルティングを受けるのもおすすめ

SNSを活用するためには、分析と調査も大事です。ユーザーの反応を集めて分析し、それを今後の戦略に活かしていかなければなりません。

SNSの情報を収集・分析し、マーケティングに役立てていくことをソーシャルリスニングと呼びます。正しくソーシャルリスニングを行い、そこから企画立案を試みるという手順も良い方法のひとつです。

ソーシャルメディアに明るいコンサルタントにアドバイスを仰ぐのもおすすめとなっています。

クラウドソーシングサイトを徹底利用するメリット

成果を上げるため、ライターやコンサルタントに協力してもらいたい時は、クラウドソーシングサイトを活用しましょう。クラウドソーシングは登録者の数が多いので、SNSの専門知識を持ったフリーランサーが必ず見つかります。クラウドソーシングを通じて、SNSマーケティングの達人を本格的に探してみてはいかがでしょうか。