フリーランスが知っておきたい、社会保険を有利に活用する方法

フリーランスが知っておきたい、社会保険を有利に活用する方法

フリーランスを選ぶと社会保険のかたちも変わります。夢や希望をもってフリーランスを選んだ方も多いでしょうが、しっかりと社会保険のような制度も理解しておかなければなりません。会社員だった時のように会社に任せっきりというわけにはいかないのです。そこで、フリーランスのために社会保険に関する情報をまとめました。

社会保険ってなんでしょうか。

会社で働き始めた時に加入する健康保険・厚生年金・介護保険(40歳になった月から加入)をまとめて社会保険といいますが、自分で支払うわけではありません。

そもそも社会保険料は、個人と会社が折半で支払います。個人が支払う保険料は給与天引きで会社に預け、会社負担分と合算して、会社から支払いが行なわれます。ところがフリーランスになったなら、個人事業主です。自分自身で市区町村の国民健康保険・国民年金に加入し、毎日の健康、将来の生活に備えることになります。

会社に属していないため、支払いは自分自身で行ないます。前年の収入で保険料が決まり、納付書が郵送されてきます。納付書に従って、期日までに所定の金融機関を利用して振り込みを行なってください。

フリーランスの働き方を、もっと有利にするために。

会社勤めで節税対策の方法は、ほぼありません。フリーランスは、個人事業主なので経費が認められます。工夫をすれば節税が可能になります。定年がありません。働き通せます。そのおかげで、たぶん、きっと、ボケません(笑)。

でも、やはりお仕事上発生する経費で計上できるからといっても、国民健康保険の高さは満額支払っている方にはイタイ出費であることは間違いありません。

せっかく夢のフリーランスにたどり着いたなら、お仕事も生活も楽しく安心して過ごしたいですよね。何かいい方法がないか、考えてみようと思います。

国民健康保険料が市区町村で違うなんて!

国民健康保険の支払う金額ですが、実は市区町村によって変動します。保険料が高い市区町村と安い市区町村を比較すると、年間で20万円から30万円もの差額が。

保険料が高い地域から安い地域に引越しするだけでも、ものすごい節約になりますね。働く場所を選ばない、自由を選べるフリーランスの方なら生活コストのことを考えて、引っ越してもいいかも。

国民健康保険計算機というサイトがあるので、ご自分の市区町村と、例えば住んでみたい市区町村の保険料の違いを比べてもおもしろいですね。

フリーランス専用の社会保険ってないのかしら?

同じような業種が集まって保険組合を運営していることがあるならば、フリーランス専用があってもいいのではないかと素人は思いますが実際は、どうなのでしょうか。ひと口に「フリーランス」といっても、業種は様々あります。

もしあなたがクリエイトなお仕事のフリーランサーだとしたらいいものを見つけました。グラフィックデザイナー・イラストレーター・Webデザイナー・コピーライター・漫画家・写真家などのクリエイターなら文芸美術国民健康保険組合がフリーランスの皆さまの健康を守ってくれそうです。

市区町村の国民健康保険は稼げば稼ぐほど、保険料の負担が重くなりますが、組合は定額だということなので、稼げるクリエイターの方には魅力的ではないでしょうか。

文芸美術国民健康保険とは?

文芸美術国民健康保険組合の加入資格は、「日本国内に住所を有し、文芸・美術及び著作活動に従事し、かつ、組合加盟の各団体の会員である者とその家族」なんだそうです。まずは、組合加盟の各団体の会員になることが先のようです。

(協)日本イラストレーション協会は、漫画家・イラストレーター・Webデザイナーなど。(社)日本グラフィックデザイナー協会は、グラフィックデザイナーなど。

(社)日本ネットクリエイター協会は、インターネットを中心にお仕事を展開しているWebクリエイター。他にも各種団体がありますが、加入には推薦者の署名がいるものや、作品の提出が必須だとか、様々な条件はあります。

団体加入によって最新の情報が得られるのも利点だといえます。出資金や会費を納めて団体加入ができたなら、団体の窓口より文芸美術国民健康保険への加入手続きになります。

組合員になると、「月額13,800円+後期高齢者支援金分月額3,100円」を納めていくことになります。(2015年3月現在)団体の毎月の会費も合わせて考えた時に、お得な方を選ぶといいですね。社会保険だけがすべてではありませんが、必ず納付するものなので状況に合わせて加入することをお勧めします。