わたしはライターを15年以上やっていますが、ありがたいことに、今のところはまだ食えています。2015年前後からでしょうか、やたらとライターが増えたのは。いわゆるWebライターが増殖したことで、巷にライターを名乗る人が溢れかえったわけです。
現時点では、コンテンツマーケティングバブルの匂いが残っていて、しばらくは仕事が激減する自体は避けられそう。でも早晩、ライターという存在が飽和状態になるでしょう。
ライティングの仕事が0になるとは思っていません。むしろ、一生なくならない仕事なんじゃないかな。ただ間違いなく、昨今ほどの仕事量ではなくなるでしょう。
安価な記事を書いているライターさんは、真っ先に違う職種へのピボットが求められると思っています。わたしにしても、いつまでも安泰だとは思っておらず、生き残るための工夫をしているところ。
ライターとして未来永劫、仕事をしていくためには、いくつかの方法があると考えています。ひとつは、ライティングスキルをギンギンに研ぎ澄ませて、作家先生とはいわないまでも、唯一無二のライターになっておくこと。
唯一無二はちょっと言い過ぎましたが、代替の利かないライターになりましょうということです。代わりの利かないライターになるためには、これまたいくつか方法があるのですが、それはまた今度。
もうひとつの手段として考えられるのが、ライティング周辺のスキルを身につけておくことだと思っています。ライティング周辺というと、インタビュー記事であれば写真撮影。もちろんインタビュースキルを突き詰めておくというのもいいでしょう。
他にも、「時代が来る」と言われ続けて早数年ですが、動画関連のスキルもありそう。撮影はもちろんですが、動画素材を編集するスキルなんかもありますね。テキストにしろ映像にしろ、対象に対して編集して届けることは価値があります。
他にも、Webがなくなるのは何年も、もしかしたら何十年か先になりそうなので、Webデザインや簡単なプログラミングもいいでしょう。Webデザインといかないまでも、Photoshopを上手に使えれば、記事コンテンツを請け負う際に有利になりそう。
本項ではライティング周辺スキルのひとつ、Webデザインについて、学び方(スクール)を紹介してみます。便利な世の中になったもので、Webデザインやプログラミングといった高度なスキルが、オンライン学習できるようになりました。
わたし自身も紹介するいくつかを利用して、Webデザインのスキルを素人に毛が生えた程度になっています。写真撮影をひとつの商売メニューにしているので、画像加工も請け負います。このあたりであれば、ライティングプラス1のスキルとして非常に親和性が高いですし、学ぶ意味があるのではないでしょうか。
- 1. オンラインでWebデザインを学べるスクール
- 2. Webデザインを学べるオンラインスクール一覧
- 2.1. Webデザインを学べるオンラインスクール:CodeCamp
- 2.2. Webデザインを学べるオンラインスクール:TechAcademy
- 2.3. Webデザインを学べるオンラインスクール:WEBCAMP ONLINE
- 2.4. Webデザインを学べるオンラインスクール:侍エンジニア
- 2.5. Webデザインを学べるオンラインスクール:デジハリ・オンラインスクール
- 2.6. Webデザインを学べるオンラインスクール:PROGRAMMING TECH.
- 2.7. Webデザインを学べるオンラインスクール:Udemy
- 2.8. Webデザインを学べるオンラインスクール:ドットインストール
- 2.9. Webデザインを学べるオンラインスクール:ProGate
- 2.10. Webデザインを学べるオンラインスクール:INTERNET ACADEMY
- 2.11. Webデザインを学べるオンラインスクール:クリエイターズハイブ
- 2.12. Webデザインを学べるオンラインスクール:ヒューマンアカデミー
- 3. 一番オススメのオンライン学習方法
オンラインでWebデザインを学べるスクール
インターネットにつながる環境とパソコンがあれば、どこにいても手軽に勉強ができる時代になりました。ライターがプラス1のスキルを身に着けるのにも、場所や時間を選ばずオンライン学習が可能です。ちなみにパソコンがあればと書きましたが、スマホでも受講することは可能。ただし、手を動かしてこそスキル習得につながると思うので、基本的にはパソコンで学習することをお勧めします。
オンライン学習はメリットがたくさん
本稿ではオンラインスクールを中心に紹介しますが、オフライン、つまり学校に通うタイプのものもあります。まずはオンラインスクールの紹介。後半に通学型のスクールも紹介しますので、興味がある人はぜひご覧ください。
スクール紹介の前に、オンライン学習のメリットを挙げておきます。
オンライン学習のメリット1:授業料
オンラインスクールの特徴のひとつに、価格が控えめというのがあるでしょう。100円や1,000円ほど安価ではありませんが、100万円みたいな手を出せない価格ではありません。ただしオンラインの自由さ反面、自宅やカフェだと勉強せずに遊んでしまう人でしたら、通学制のスクールのほうが、結果的に無駄にならないでしょう。
オンライン学習のメリット2:受講場所
オンライン学習はその名の通り、オンライン(インターネットを通じて)勉強ができます。つまり、学校に行く必要がありません。学校があるのは、だいたい主要都市です。地方に住んでいる人でも、オンラインスクールなら距離の問題は無用。寒い日も暑い日も、自宅にいながら学習ができてしまいます。
オンライン学習のメリット3:受講時間
会社員の人で、平日の日中に時間が取れない場合でも、オンラインスクールの多くは、録画授業なので問題なし。時間の融通が効く、自分の都合に合わせて学習できるのが特徴です。
オンライン学習のメリット4:人間関係
もうひとつ、わたしのような人見知りの方にとって、知らない場所に行くとか、初めてのコミュニティに属することが耐え難い苦痛でしょう。小学校から中学校に上がるとき、受験をして高校に通う時、予備校や大学進学のときも、知らない人のなかに溶け込む苦労をした経験がありますよね。オンラインスクールなら、基本的に自分ひとり。他人の目をきにする必要がありません。本当にうれしい。
Webデザインを学べるオンラインスクール一覧
オンラインスクールのメリットが理解できたところで、さっそくWebデザインを学べるオンラインスクールをご紹介しましょう。多くの学校では、Webデザインだけではなく、プログラミング関係やライティングなども学べますが、ここではWebデザインコースに限定して紹介します。
Webデザインを学べるオンラインスクール:CodeCamp
CodeCampは、Webデザインはもちろん、エンジニアリング・プログラミングについてもオンラインで学べるスクールです。受講方法は、ビデオ通話を利用したマンツーマンレッスン。チャットツールを利用しての質問・回答も実施してくれます。
講師となるのは現役Webデザイナーやエンジニアで、それぞれのプロとして仕事をしている先生に教わることができます。有名企業で経験を積んだ、200名以上の現役のデザイナーやエンジニアが講師として在籍。わからない部分があっても、個人に合わせて丁寧にレクチャーしてくれます。開講時間は、毎日7時~24時。仕事中の会社員でも、朝の時間や終業後にレッスンを受けることが可能です。
オススメはこちらの「デザインマスターコース」です。2ヶ月から6ヶ月までのコースが用意されていて、じっくり勉強したい人も、集中して短期間でWebデザインをマスターした人にも対応しています。
プラン | 2ヶ月プラン | 4ヶ月プラン | 6ヶ月プラン |
---|---|---|---|
料金 | ¥148,000 | ¥248,000 | ¥298,000 |
期間 | 60日間 | 120日間 | 180日間 |
レッスン回数 | 20回 | 40回 | 60回 |
学習時間目安(週) | 20〜25時間 | 10〜15時間 | 5〜10時間 |
Webデザインを学べるオンラインスクール:TechAcademy
第13回日本e-Learning大賞において、「プログラミング教育特別部門賞」を受賞しているオンラインスクールのTechAcademy。Webデザインやプログラミングだけでなく、マネジメントやオフィスソフトの使い方まで、豊富なコースが揃っています。
特徴は、自分の学習意欲と捻出時間によって受講ペースを選べる4つのプラン。また専属のパーソナルメンターがついてくれるので、学習終了までみっちりサポートしてもらえます。週に数回、メンターと面談やチャットでサポートしてもらえるのも嬉しいところ。他にも、受講生限定で、無料の転職サポートまで対応してくれます。
自分のスキルレベルを把握した上で、適切な就職先を案内してくれるとしたら嬉しいですね。もっとも目的は転職ではなく、ライティングにプラス1のスキル習得なので、転職サポートはいらないかな。
オススメは「Webデザインコース」です。ひとりでは続かない方のために、パーソナルメンターがつくブートキャンプ形式。マンツーマンメンタリングに加えて、毎日15〜23時にはチャット・レビューサポートでもしてくれます。テック系アカデミーらしく、ビットコインで受講料を払えるのも面白ですね。
プラン | 4週間 | 8週間 | 12週間 | 16週間 |
---|---|---|---|---|
料金 | 社会人129,000円 学生79,000円 |
社会人179,000円 学生109,000円 |
社会人229,000円 学生139,000円 |
社会人279,000円 学生169,000円 |
メンタリング | 7回 | 15回 | 23回 | 31回 |
チャットサポート | 15〜23時(8時間) | 15〜23時(8時間) | 15〜23時(8時間) | 15〜23時(8時間) |
Webデザインを学べるオンラインスクール:WEBCAMP ONLINE
WEBCAMP ONLINEは「全国各地で学べる」と歌っていますが、そりゃオンラインスクールですからね。なんていじわるなことはいわずに、特徴は明朗会計。というかコースがひとつなので、迷う必要がありません。HTML/CSS/Webデザイン/Photoshopを学べる「WEBデザインコース」は、未経験・初心者でも短期間で、ホームページやWebサイトが制作できるスキルを習得することが可能です。
未経験からホームページやWebサイトをつくりたいという人、将来的にはフリーランスとして活躍したい人、Webデザイナーとして就職したい人に向いているとのこと。まぁオンラーンスクールです。ちなみに、週2回のオンラインメンタリングを実施してくれて、オンライン学習中に出てくる課題について、わからないことを質問・解決できます。また、13〜22時までチャットで質問ができるので、学習中に不明点が出たら、いつでもプロに聞くことができます。
一番の特徴を忘れていました。こちらはDMMが運営元なので、大手企業の安心感があるかもしれません。比較的料金が安いのも特徴といえそうです。
コース概要 | 99,800円 (税別) |
メンタリング | 8回 |
チャットサポート | 13〜23時(10時間) |
WebCampにはオフライン(通学制)で学べる環境もあります。オンラインでは怠けてしまうという、わたしのようなあなたには、通学制でお尻を叩かれながらのほうがいいかもしれません。校舎は渋谷のみですが、毎日11時〜23時までの間、教室や自習室が使えます。
受講期間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 | 3ヶ月 |
---|---|---|---|
社会人料金 | 118,000円(税別) | 198,000円(税別) | 258,000円(税別) |
学生料金 | 59,800円(税別) | 118,000円(税別) | ー |
Webデザインを学べるオンラインスクール:侍エンジニア
「侍エンジニア」というサービスでも、Webデザインが学べます。ただ2018年終わりくらいに、コードがひどいとか、期間限定サービスが『期間限定』ではなく、自動延長されるプログラムが仕込まれていたとかで炎上してましたね。このスクールを選ぶかは、ご自身で判断ください。
特徴としては、受講者の目標やゴールから設計してオーダーメイドでカリキュラムを組んでくれること。はじめてのWebサイトをつくりたいとなれば、HTML/CSS/JavaScriptの講座があって、CMSにWordPressを利用してサイトを完成させよう! みたいなことをやってくれます。基本的には動画学習ですが、専属講師がマンツーマンサポートしてくれるそうです(そうですというのは、受けていないから)。
プラン | ビジネス | フリーランス | エンジニア |
---|---|---|---|
コース概要 | 高単価フリーランスオリジナルアプリ開発 ・フロントサイドからサーバーサイドまでプログラミングの基礎や応用の習得 ・オリジナルサービスの制作 ・サービスの企画や設計の方法、 開発や運用の流れを学ぶ ・高単価案件を獲得するためのスキル・方法を習得 |
フロントサイド言語であるHTML/CSS/JavaScriptを学習 サーバーサイド言語や周辺技術など取得 サンプルアプリケーションを制作し、効率良く実務的なスキルを習得 フリーランスとしての案件獲得スキルを取得 |
フロントサイド言語であるHTML/CSS/JavaScriptを学習 ホームページ作成や簡単なアプリ開発 簡単なWEBサービス開発の案件に携われる エンジニアデビューのための仕事獲得スキルを取得 |
期間 | 6ヶ月 | 3ヶ月 | 1ヶ月 |
価格 | 698,000円(税別) | 438,000円(税別) | 168,000円(税別) |
Webデザインを学べるオンラインスクール:デジハリ・オンラインスクール
IT分野の専門スクールとして、「デジタルハリウッド」や「G’s ACADEMY TOKYO」などを運営しているデジタルハリウッド株式会社にもオンラインスクールがあります。 Webデザインやプログラミングの単体講座のほか、複数講座がセットになったパックもあるので選び放題(放題は言いすぎた)。オススメはこちらですかね。「Webデザイナー講座 在宅・副業プラン」
料金 | 386,640円(税込) |
期間 | 7ヶ月 |
講座内容 | 動画:約97時間+ライブ授業:5時間(1時間×5回) |
デジタルハリウッドは通学制の「Webデザイン専攻」コースもあります。オンラインでは不安という場合、通学制を選ぶのも一手。
料金 | 450,000円 |
期間 | 6ヶ月(卒業制作2ヶ月含む) |
場所 | 渋谷・新宿・梅田・札幌・新潟・高崎・上野・横浜・静岡・名古屋・京都・米子・広島・福岡・佐賀・熊本・沖縄 |
特徴 | ・受講期間が6ヵ月なので基礎だけではなく、応用までみっちり学ぶことができる ・マンツーマン指導 ・業界の第一線で活躍するデザイナーの特別授業。 ・懇親会などがあり、楽しく学ぶことができる |
Webデザインを学べるオンラインスクール:PROGRAMMING TECH.
PROGRAMMING TECH.では、メインはエンジニア育成なのですが、「Webエンジニアコース」で、Webデザイン(というかhtmlやcss)が学べます。Adobe系のツールは問題ないという人でしたら、こちらのコースでもいいかもしれません。
最大の特徴は、ひとりの講師が最初から最後まで講義を担当してくれること。卒業するまで同じ先生なので、個人に合った授業をしてくれそうな気がします。あくまで、そんな気がするだけですが。
料金 | 80,562円 |
期間 | 3ヶ月(10回) |
特徴 | ・1回90分の動画授業 ・XHTML/CSS、又はHTML5/CSS3 ・javascript又はjQuery基礎 ・Webサイトコーディング力 ・非CMS/CMSそれぞれのリスクマネージメント ・モバイルサイト構築力 ・Webディレクターサポート力 |
Webデザインを学べるオンラインスクール:Udemy
オンラインスクールとは違いますが、オンラインでWebデザインを勉強できるサービスも紹介しておきましょう。世界最大級と謳っているのが、こちらの動画学習サービス「Udemy」。日本では株式会社ベネッセコーポレーションが事業パートナーとなっているので、サポートの安心感につながります。
世界最大級を豪語するだけあって、Webデザインやプログラミングだけではなく、幅広いオンライン講座を展開。学問や教養、音楽などの授業もあるんです。IT関係でみても、「開発」「ITとソフトウェア」「デザイン」「マーケティング」といった講座があります。
講師=インストラクターは各分野で活躍しているプロフェッショナル。授業料が安いのも特徴で、1講座あたり1,200円~で学べてしまいます。回数の多い講座は数万円しますが、それでも3万円でお釣りがくるレベル。キャンペーン期間にうまく該当すれば、数万円の講座が1,200円で受講できてしまいます。しかも動画学習の閲覧期限はなし。キャンペーンをみつけたら、将来的に学びそうな講座を手当たり次第に買っておくのがいいかも。
しかも30日間であれば、無条件で返金してくれるという商売根性のなさ。あ。無条件と記載しましたが、返金対象になるのは公式Webページなどから申し込んだ場合のみ。iPhoneなどで購入した場合、料金の収納先がApple社になってしまい、返金対象を外れてしまうのでご注意ください。
スマホ向けアプリも用意されているので、空き時間や移動時間に学習できないこともありません。個人的に一番よかったのが、アプリに動画をダウンロードできること。パソコンで学習する場合、動画とテキストエディタをいったりきたりで、2画面ほしくなります。そこでスマホアプリを使えば、動画はスマホ、作業はPCという使い分けが可能。アプリのダウンロード精度がよくなると満点です。ダウンロードできたりできなかったりしたんですよね。
Webデザインを学べるオンラインスクール:ドットインストール
ついでに無料の動画サイトも紹介しておきます。ドットインストールは、老舗ともいえる動画でプログラミングが学べるサービス。基本は無料で使えるので、「オンライン学習ってどんなもんだろう?」と思った時に、お試しで閲覧してはいかがでしょう。
Webデザイン・プログラミング関連の動画レッスンが視聴可能で、1講座が3分で完結するという優れもの。トイレに入ったときや、仕事の合間で休憩するとき、タバコをくゆらせているときなど、サクッと学習ができます。月額980円を支払うと、プレミアム授業もみれちゃいます。
Webデザインを学べるオンラインスクール:ProGate
もうひとつ変わり種としてご紹介するのが、「Progate」というスライドで学習できるサービス。スライドによる講座を受けながら、ブラウザをつかった実践学習ができます。スライドの説明を読みながら、自分自身で手を動かして学習するため、動画を流し見するよりも効果的かもしれません。
学べる講座は、「HTML & CSS」「JavaScript」「jQuery」「Ruby」「Ruby on Rails5」「PHP」「Java」「Python」「Swift」「Command Line」「Git」「SQL」「Sass」「Go」とプログラミング中心なので、Webデザインの基礎スキルがある人のプラス1向きです。
Webデザインを学べるオンラインスクール:INTERNET ACADEMY
INTERNET ACADEMYは、デザインやプログラミングなど様々なコースのレッスンを受講できるスクールです。ITRA株式会社という制作会社を含むグループ会社が運営しているようで、『IT・Webクリエイター・エンジニアのための求人・転職サイト』も関係者のよう。スキルアップしたあとの仕事についても紹介してもらえるのかもしれません。
授業の特徴は、「ライブ授業」「マンツーマン授業」「オンデマンド授業」という3タイプが用意されていること。入学時にコースを選択するのではなく、毎回、好きな受講形式を選べるとのこと。自分のペースに合わせて、例えば「今日は時間が合わせられるし落ち着いて勉強できるので、ライブ授業にしよう」とか、「わからない部分が多かったのでマンツーマンで教えてもらおう」といった選択ができそう。
オンデマンド以外はスクールに足を運ぶことになるのですが、校舎は渋谷と新宿の2箇所。都内に住んでいたり職場があって、通える人にはありがたいですね。「Webデザインに関するコース」は3種類あって、入門コースもあるので、自身のない人や基礎の基礎から学びたい人にも対応しています。
プラン | Webデザイナー入門コース | Webデザイナーコース | Webデザイナー総合コース | Webデザイナー転身コース |
---|---|---|---|---|
料金 | 195,943円(税込) | 329,658円(税込) | 684,514円(税込) | 554,914円(税込) |
期間 | 1〜3ヶ月 | 3〜4ヶ月 | 6〜8ヶ月 | 4〜6ヶ月 |
時間 | 47時間 | 94時間 | 196時間 | 149時間 |
Webデザインを学べるオンラインスクール:クリエイターズハイブ
スクール型で学べるのが「クリエイターズハイブ(Creator’sHive)」。掲げているのが、『どの企業でも即戦力になる実力を持った「実践型のクリエイター」を育成すること』らしく、本当に「どの企業でも即戦力」になれたらサイコーですね。実際にサイコーかはわかりませんが、受講生の9割がクリエイター/エンジニア未経験から卒業していったそう。
サポートの充実度も謳っており、大きく3つの自慢があるそうです。(1)永年継続サポート:半年の特訓期間というものがあるそうですが、その後も1年間までは(つまり追加で半年)講師による学習サポートが受けられるそう。(2)就職や転職のサポート:クリエイターズハイブ専属のリクルーティングスタッフという人がいるらしく、卒業生の就職・転職をサポートしてくれるそう。(3)独立支援サポート:就職だけではなくて、独立の支援までしてくれちゃいます。開業に向けてのサポートということですが、仕事を出してくれるとかではないのかな?
エンジニアリング(プログラミング)が強いようですが、ここでオススメしたいのは『FRONTEND COURSE(フロントエンドコース)
』。Webデザインとプログラミングの両方に特化(?)したコースだそうです。ホームページのカリキュラムには、「Photoshop」「illustrator」の使い方を教えると書いてあります。おそらく、ツールの使い方なんでしょうね。デザインを概念とかは別っぽいです。ただ、HTMLやCSS、PHP、GitHubなども学べるので、一定以上のデザインスキルがあるとか、デザインについては別で学べる状態にある人ならオススメです。
料金 | 432,000円(税込) |
期間 | 6ヶ月間(週1回特訓×20回) |
講座内容 | プログラミングとデザインに特化した、特化コース プログラミングを用いて自由自在にWebサイト・サービスを開発できるようになることを目指し、加えてプロデザイナーが扱うデザインソフト(Illustrator、Photoshop)の操作も身につけます。プログラミングの能力とデザインの能力の両方を身につけることは、この1,2年、業界全体として需要が高まっています。その需要を最大限満たす、実践型クリエイターを目指します。 |
Webデザインを学べるオンラインスクール:ヒューマンアカデミー
通学制がメインかと思いきや、オンラインもやっていた「ヒューマンアカデミー」。折込チラシで資格習得を宣伝しているユーキャンみたいなイメージがありましたが、Webデザインの講座もありました。
もともとヒューマンアカデミーは、趣味の習いごとから各種資格取得、就職・転職を目指す社会人、学生のための総合専門教育機関を標榜。全国各地に校舎があって、その数は46箇所です。ネイルやアロマテラピーなどのビューティ系、インテリアコーディネーターなどのクリエイティブ系、医療福祉系、国家資格系……といった、趣味&資格習得がメインのようです。
この中に、Webデザインやプログラミングを学べるコースがありました。ランサーズと提携しているようで、オンライン講座も提供されています。こちらは在宅勤務のデザイナーやエンジニアを目指す人、特に女性がターゲットのようですが、オンラインだったら女性の中に混ざっているかどうかは問題じゃありませんね。面白かったのが、Adobeの動画編集ツール「premiere」の講座なども用意されていること。どんな授業なのかスクリーンショットをもらったので貼り付けておきましょう。
料金 | ¥304,000(税抜)※クラス制の場合、入学金30,000円(税込32,400円)が別途必要です。 ※フリータイム制の場合、入学金10,000円(税込10,800円)が別途必要です。 ※教材費が別途かかります。 |
期間 | 24単位(1単位90分) |
場所 | 札幌校 仙台校 大宮校 宇都宮校 柏校 千葉校 銀座校 新宿校 横浜校 立川校 新潟校 静岡駅前校 浜松駅前校 名古屋駅前校 京都校 奈良西大寺校 大阪梅田校 大阪心斎橋校 天王寺校 三宮校 和歌山校 岡山校 広島校 高松校 福岡校 北九州校 熊本校 鹿児島校 那覇校 |
一番オススメのオンライン学習方法
いくつも学校・スクールを紹介してきました。コースがたくさんあるので、なかなか選ぶのが難しいかもしれません。最初は安いやつから手を出してみたらいいんじゃないでしょうか。どのスクールで学ぶとしても、それがオンラインであろうと通学制であろうと、本人のやる気がなければ続かないし身につかない。それでも「オススメはどれよ?」と聞かれたら、わたしはふたつのコースを勧めます。
オンラインスクールでAdobeを格安入手
Webデザインを身につけようと思ったら、Adobe関連ソフトを入手する必要があります。スクールに通っている間でしたら、学校のパソコンにインストールされているかもしれませんが、卒業後であったり自習のためには、自分のパソコンに入れておきたいところ。
でもAdobeのアカウントって高額すぎますよね。定価で購入すると『Creative Cloud』は月額で4,980円。年間ではなくて、1ヶ月で4,980円もかかるんです。1年間にしたら59,760円。仮にあなたが大学生だったり学校教員関係者だったとすると、割引が適応される『学生・教職員個人版のプラン』の購入が年間23,760円(税別)。60%も安くなるので、できれば学生プランで購入したいところ。ただ購入に際して学籍番号などを問われるので、学生になりすますのは不可能です。
そこで選択肢に上がってくるのが、『ヒューマンアカデミー』や『デジタルハリウッド』などのアドビスクールパートナー(プラチナ:日本には4スクールしか対象がありません)。これらのスクールであるコースを受講すると、Adobe製品のアカウントが格安で手に入るのです。
ヒューマンアカデミーの『アドビトレーニング通信講座』やデジタルハリウッドの『Adobeマスター講座』を受講すると、なんと29,800円(年間)でAdobeライセンスを取得できます。ライセンス取得だけでなくて、オンラインでの使い方講座もあるので、勉強したい人にもばっちり。
Webデザインのスキル習得だけではなくて、仕事でも遊びでも使えるAdobe製品を手に入れるのが、わたしが一番オススメしたい勉強方法であり、オススメ講座なんです。学生版までの割引になりませんが、それでも通常の50%OFFという金額は魅力的。ライセンスを取得してしまえば、勉強の必要がなくなっても使えますからね。現場からは以上です。