レンタルサーバーを無料で利用!無料サーバー5種と安全性を解説

レンタルサーバーを無料で利用!無料サーバー5種と安全性を解説

無料のツールが多く普及するなか、お金をかけてサイトの仮運用はしたくない。レンタルサーバーが気になるものの、安全性に不安があり手をだせていない。そんな企業の方のために、無料で使えるレンタルサーバーと安全性について解説します。この記事では国内製のサーバー5種の特徴だけでなく、レンタルサーバーの安全な利用についても伝授。サーバーの知識を深めることで、レンタルサーバーの良し悪しが分かってくるでしょう。

無料レンタルサーバー5種の特徴をご紹介!

レンタルサーバーでサイト作成

画像レンタルサーバーのなかでも無料かつ日本の企業や個人が運営するサーバー5種をご紹介します。5種それぞれの特徴を参考に、企業の用途や目的に合ったレンタルサーバーを検討しましょう。

おすすめな無料レンタルサーバー1. Xdomain(エックスドメイン)

エックスドメインはドメイン取得がメインのサイトですが、ドメイン未契約でも高性能な無料レンタルサーバーを利用できます。
使い分けしやすいHTMLサーバー機能、PHP・MySQLサーバー機能、高速化してあるWordPress機能など、使い勝手のよい無料サーバーが揃っています。

HTMLサーバー機能は広告表示がないため、用途にとらわれず利用できるでしょう。有料版のサーバーの販売もあるため、無料から有料版への移行もスムーズに行えるでしょう。

Xdomainの公式サイト:https://www.xdomain.ne.jp/

おすすめな無料レンタルサーバー2. さくらインターネット

2週間無料でお試し利用できるレンタルサーバー。独自SSL化に対応しており、安定性のあるサーバーです。2週間を過ぎてしまうと有料版へ切り替えとなるため、2週間のうちに継続していくか判断しましょう。

有料サーバーのレンタルプランはライト、スタンダード、プレミアム、ビジネス、ビジネスプロ、マネージドの6種。シンプルなHP運用からサーバー1台丸ごとレンタルする専有プランまで、用途に合わせ選ぶことができます。

さくらインターネットのレンタルサーバーは、サイト制作に役立つ無料SSLやWebフォント、バックアップなどの機能が揃う優れものサーバーです。

さくらインターネットの公式サイト:https://www.sakura.ne.jp/

おすすめな無料レンタルサーバー3. スターサーバーフリープラン

スターサーバーフリーでは、初期費用と月額が無料のレンタルサーバーを利用できます。プランは、広告なしのフリープラン、容量1GBプラスのフリー容量増加プラン、PHP・MySQLに対応しているフリーPHP+MySQLプランの3つです。有料版には高機能なサーバープランも揃っています。

スターサーバーの公式サイト:https://www.star.ne.jp/free/

おすすめな無料レンタルサーバー4. 未来サーバー

個人プロジェクトで提供されているサーバーで、設定・月額費用が無料で利用できます。広告表示もないため、用途が制限されることがありません。FTPやSQLなども使用でき、Cronタスクなどの機能も利用可能。無料WordPressブログサーバーも利用でき、メールアドレスさえあれば誰でもブログを始められます。

セキュリティ機能やスタッフのサポートで、ウイルスやハッカーからサーバーが保護されているため、安心して利用できるのも魅力のひとつです。

未来サーバーの公式サイト:https://www.miraiserver.com/

おすすめな無料レンタルサーバー5. 忍者ホームページ

忍者ホームページは忍者ツールズへ登録することで無料ホームページを作成できます。無料プランはホームページの下部にバナー広告が表示されてしまいますが、デザインを損なうほどの存在感はないでしょう。また、有料プランにすることでバナー広告は非表示になります。有料といっても月額110円と驚きの低価格のため、利用しやすいのではないでしょうか。

忍者ホームページの公式サイト:https://www.ninja.co.jp/hp/

ここで紹介した5種以外にも、様々な無料レンタルサーバーがあります。用途や目的に合わせ、どのサーバーを利用するか決めることが大切です。

無料と有料でレンタルサーバーに違いはあるのか?

レンタルサーバーの違いを解説する人

レンタルサーバーは無料版と有料版とで、扱える機能などが異なります。無料サーバーと有料サーバーそれぞれのメリットやデメリット、サーバーの選び方を知っておきましょう。

無料サーバーと有料サーバーのメリットとデメリット

無料サーバーは維持費がかからないため、お試しで利用しやすいことがメリットでしょう。無料サーバーのデメリットは機能に制限があり、利用規約が厳しいことなどが挙げられます。

独自の細かい利用規約が決められている場合、自由にサイトやHPを作成することが難しくなってしまうのです。無料サーバーの機能制限は有料サーバーに切り替えることで、解消されるレンタルサーバーのもあります。

有料サーバーのメリットは機能が制限なく使用でき、広告を好きなように扱えることでしょう。有料サーバーのデメリットは毎月もしくは毎年、維持費がかかることです。元をとるにはそれなりに本格的なサイト運営をしていく必要があるでしょう。

知っておきたい!レンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーを選ぶには、目標とするサイトの規模に合う規模やスペックのあるサーバーか確認しましょう。HPやサイトを制作するには多くの時間と労力がかかります。
作り上げてから、スペックが合わず表示速度に時間がかかりすぎるなどの問題が発生しては、元も子もありません。事前に目的と用途を明確にし、必要な規模やスペックを割り出しておきましょう。

安全に無料のレンタルサーバーを利用するには!

サーバールーム

有料版にくらべ、無料版のレンタルサーバーが安全性に欠けることは否めません。では、無料レンタルサーバーをより安全に使用していくにはどうしたらよいか。無料レンタルサーバーを利用するときのリスクに触れたうえで、対策を含めた効果的な利用方法をご紹介します。

無料のレンタルサーバーを利用するリスク

無料レンタルサーバーを利用するうえ知っておくべきリスクは

  • 運営が不安定なため閉鎖する可能性がある
  • 有料に比べ品質が劣るため負荷に耐えられないことがある

この2つです。長期的な運用を考えるなら回避したいリスクでしょう。

リスクを回避したい!効果的な利用方法とは

無料レンタルサーバーでのリスクを回避するには、有料版へ切り替えることを前向きに考えましょう。無料サーバーで運用し、軌道にのったところで閉鎖になってしまっては、今までの努力が水の泡になってしまいます。無料サーバーでの運用は期限を設けておきましょう。

無料だけでなく、しっかりとしたプランの有料版を提供できる運営であれば、よほどのことが無い限り急に閉鎖する可能性は低いです。運営会社の概要も判断材料のひとつになるでしょう。

無料サーバーは有料サーバーに比べ、通信速度やアクセス可能時間などが不安定です。そのため、負荷がかかりすぎると一時的に閲覧できなくなる場合も。閲覧できなくなると、その間に来るはずに顧客を逃してしまい、機会損失につながります。一定以上のPV数を得たい場合は、安定したサーバーを利用することをおすすめします。