駆け出しフリーランス必見! 成功するマーケティング3ステップ

駆け出しフリーランス必見! 成功するマーケティング3ステップ

フリーランスという道を選んだ時、最初にぶつかる壁は「フリーランスってどうやって仕事を見つけるの?」ということ。そこで重要なのがマーケティングです。フリーランスで仕事をする時に必要なマーケティングって、一体どんなマーケティングなのでしょう?

駆け出しフリーランスがまずやるべき3つのマーケティング

マーケティングとは?と問われて明確に答えることができますか?一般的に浸透している、ブランド戦略とか価格戦略などという言葉は出てきても、いまいちピンとこないのが実情だと思います。商品を売るためのテクニックであれば、それはマーケティングではなく営業です。

マーケティングの父とよばれるフィリップ・コトラーによると、「マーケティングとは、製品と価値を生み出して他者と交換することによって、個人や団体が必要なものや欲しいものを手に入れるために利用する社会上・経営上のプロセス」と定義づけられています。

なんだか難しいですが、簡単に言うと「市場や顧客のニーズを調査し、商品が売れる(売れ続ける)仕組みを作ること」ということになります。企業に所属する社員であれば、自社の商品を売るための戦略、あるいは望む結果に向かっての戦略ということになるでしょう。

ではフリーランスのマーケティングとは?それはずばり、「自分を売るための(売れ続けるための)戦略」ということになるのです。ここでは駆け出しフリーランスがまずやるべきマーケティングを3つご紹介します。

マーケティングその1 駆け出しフリーランスは実績を作ろう

例えば、「私はフリーランスのライターです!何でも書きます!」と言われても、何の実績もない人に、大切な仕事を任せてくれるクライアントはまずいないでしょう。この人は過去にどういう仕事を任せられ、どんな結果を残してきたのか、また、得意分野や売りは何なのかが分かれば、クライアントの求めている人材か否かを判断する材料になります。

クライアントのニーズと合っていれば仕事を貰えることになり、合っていなければ、仕事は貰えなくても、ニーズの違いから将来発生するかもしれないトラブルを回避することに繋がります。

まずは、これまで自分が手掛けてきた仕事をピックアップしてみましょう。何の実績もないという人は、実績作りを始めましょう。ランサーズなどのクラウドソーシングを利用すれば、割と早い段階で実績を作る事ができます。

最初は単価の低いものしか出来ないかもしれませんが、これは将来を見据えた大切なマーケティングの一環です。例え単価が低くても、誠実に仕事をこなすことが大切です。

マーケティングその2 駆け出しフリーランスは人を集めよう

実績ができたら、次は人を集めましょう。ホームページやブログなどを利用して、「あなたという商品」を紹介する場所を作るのです。この作業に一切の支払いは発生しませんが、将来のクライアントにあなたという存在を知らせるための、大切なマーケティングであるということを認識しておきましょう。

小手先で作ったホームページに「私はこんな事もできます!」と書いてあっても、ちょっと信憑性に欠けてしまいますよね。惜しみなくあなたの実力を注ぎこんでください。

また、Youtubeなどの動画サイトやInstagramなどのビジュアルに特化したSNSも有効な集客のツールになります。次に、ある程度の「商品紹介の場所」ができたら、twitterやfacebookでそのページを紹介しましょう。

うまく誰かのアンテナに引っかかれば、リツイートやシェアで爆発的に拡散される可能性があります。私はある著名な方に幾つかのつぶやきをリツイートされ、200人程度だったフォロワーが一気に2000人超えした経験があります。多くの人の目に触れることで、仕事を得られるチャンスは一気に上がります。

マーケティングその3 駆け出しフリーランスはオンとオフを明確に

フリーランスになると、決まった時間に出勤する必要がなくなり、時間的な余裕も増えるような印象を受けますが、決してそんなことはありません。むしろ、少しでも多くの仕事をこなそうと夜遅くまでパソコンの前にかじりついたり、特に休日を設定する必要がないため、気がついたら何週間も休みなしで働いていたり…なんてことにもなりかねません。

締切りが迫ればいくらでも徹夜できるし、「労働基準法に引っかかるからやめてください」と言ってくれる人もいません。会社勤めをしていた頃よりフリーになってからの方が明らかに仕事をしている時間が長いという人も、決して少なくないのではないでしょうか。

「フリーランス 過労」でググってみると、結構笑えない話が出てきます。自由な働き方をしたくてフリーランスになったのに、過労でダウンしては意味がありませんし、疲れを引きずっていては作業効率も落ちてしまいます。働き方をマネージメントしてくれる人がいないフリーランスにとって、オンとオフを明確にすることも大切な仕事のひとつです。

駆け出しフリーランスの今こそマーケティングに力を入れよう

フリーランスになり、さぁガンガン仕事するぞ!と意気込んでいる駆け出しの頃は、「何でもやります!」と前のめりになりがちですが、戦略もなくやみくもに仕事を受けていても、近い将来必ず壁にぶつかります。

自分という商品をいかに高く効率的に売ることができるか、さらには売り続けることができるかという戦略を練ることで、未来の自分が大きく変わっていくと言っても過言ではないでしょう。

まだ仕事の少ない駆け出しの今こそ、目先の収入のために慌てて小さな仕事をかき集めるよりも、将来を見据えたマーケティングに時間を割くことをおすすめします。