近年は、ワードプレスなどの普及により、誰でも簡単にお洒落なサイトを持つことができるようになりました。
しかし、たくさんの人が訪れているサイトは、そのごく一部です。では、訪問者数が多いサイトと少ないサイトにはどのような違いがあるのでしょうか？
サイトの訪問者数をアップさせたいと考えるなら、絶対に避けては通れないのが「アクセシビリティ」の問題です。まずはアクセシビリティについて詳しく解説しましょう。
アクセシビリティが訪問者数を左右する！
「アクセシビリティ」とは、簡単に言うと「情報へのアクセスのしやすさ」のことです。
サイトを訪問した人がすぐに欲しい情報にたどり着けるサイトは、おのずと訪問者数が増える傾向にあります。
しかし、企業のサイトの中には、自分たちが伝えたいことを伝えるのに精いっぱいで、アクセシビリティを意識していないサイトが少なくありません。
そういったサイトは、情報量が多い一方で必要な情報にたどり着くまでが長く、訪問者に大きなストレスを与えます。
また、サイトの構造自体も複雑になってしまうため、サイトを更新する際にエラーが起きやすくなるのです。かといって、シンプルすぎるサイトは訪問者への訴求力が低くなります。
いくらシンプルでお洒落なサイトでも、必要な情報が訪問してきた人に伝わらなければ企業の広報サイトとしては失敗です。企業のサイトを作成するときは、次の3つの点を意識して作成するようにしましょう。
- 欲しい情報にすぐにアクセスできる
- サイトの中で迷子にならない
- 誰もが見やすい
欲しい情報にすぐアクセスできることはもちろん、行きたいページにすぐに移動できること、お年寄りや目の不自由な人が見ても見やすいことが大切です。
誰もが使いやすいサイトは閲覧者数が増える！
企業のサイトにアクセスしてくる人の属性は様々です。だからこそ、より多くの人に自社をアピールしたいと思うのならアクセシビリティにこだわる必要があります。
必要な情報にアクセスするまで手間がかかるサイトと手間がかからないサイトなら、どちらを訪問したいと思いますか？
文字数が多すぎて読んでいて疲れるサイトと文字数が適度で見やすいサイトなら、どちらが良いですか？
企業のサイトを立ち上げる際は、少しでも多くの人が「使いやすい」「見やすい」と感じるデザインにする必要があります。
最近はワードプレスなどを使うことで、Webデザインの専門知識が無くても見栄えのするサイトを作れるようになりました。
しかし、より訴求力の高いサイトを作るのであれば、ぜひプロの力を借りましょう。
Webデザインのプロであれば、企業のイメージや伝えたいメッセージを考慮しながら、アクセシビリティと見栄えを両立させたサイトを構築してくれます。
中にはサイト立ち上げ後の保守管理まで請け負ってくれる場合もあるので、より効果的にサイトを活用して企業をPRしたいのであれば、積極的にプロに外注しましょう。
プロの力でアクセシビリティを向上させよう！
サイトのアクセシビリティを向上させるには、プロのWebデザイナーに依頼するのが最も確実で近道です。
プロのWebデザイナーの多くは、Webデザイン会社に所属しています。Webデザイン会社に外注した場合の費用相場と作業期間を見てみましょう。
Webデザイン会社に外注した際の費用相場は？
Webデザイン会社に外注する場合の費用相場は、どのようなWebサイトかにもよりますがキュレーションサイトなどの小・中規模サイトは10万～、ECサイトやチケット販売サイトなどの大規模サイトは100万～と非常に幅があります。
仕事内容によっては、ここに月々の保守管理料がプラスする必要がある場合もあります。もちろん、一からサイトを立ち上げるだけでなく、既存のサイトのアクセシビリティを向上させることもできます。
既存サイトの改修を行う場合の価格は要見積もりとしていますが、ページ数によっては約100万円の費用が発生することもあるので覚えておきましょう。
一からサイトを構築する際の作業期間は？
一からアクセシビリティの高いサイトを構築する場合の作業期間は、小・中規模サイトは3週間～、大規模サイトは12週間～としているところがほとんどです。
サイトのボリュームやどこまでアクセシビリティを高めるか、どのようなデザインにするのかによって作業期間は大幅に変わるので、一概に「〇週間」と言うことはできません。
詳しい作業期間は、外注するWeb会社に問い合わせてみましょう。
一刻も早くアクセシビリティの高いサイトをオープンしたい気持ちはわかりますが、作業完了までにはそれなりの時間が必要です。余裕を持った納期で外注するようにしてください。
Webデザインを外注するならクラウドソーシングがおすすめ！
アクセシビリティの高いWebデザインを外注するのであれば、Webデザイン会社以外にクラウドソーシングを利用するという方法もあります。
クラウドソーシングとは、フリーランスとして活躍する人と仕事をマッチングさせるサービスのことです。
Web上でフリーランスと仕事をマッチングさせてくれるサイトもあり、クラウドソーシングを通じて日夜様々な案件が外注されています。
クラウドソーシングなら適切な価格で外注できる！
クラウドソーシングに登録しているWebデザイナーは、フリーランスとして活躍している人がほとんどです。
会社に所属していない分、人によっては納期や作業範囲などに柔軟に対応してくれることもあります。
また、Webデザイン会社に外注するのに比べて、適切な価格で外注できることも魅力です。
クラウドソーシングに登録しているWebデザイナーであれば、様々な案件を経て得た経験を踏まえて企業のPRに最適なデザインを提案してくれるでしょう。
クラウドソーシングの場合、会社を通さずWebデザイナーと直接話ができるので、イメージのズレが起きにくいというメリットもあります。
クラウドソーシングサイトのランサーズには、これまで多数のサイトをデザインしてきた経験豊富なWebデザイナーが多数在籍しています。
様々なサイトを見てきたWebデザイナーだからこそできるコンサルティングなども頼むことができるので、一度利用してみてはいかがでしょうか？
各フリーランスのプロフィールページでは、過去のポートフォリオなども閲覧することができるので参考にしてみると良いでしょう。
アクセシビリティを向上させて自社を広くアピールしよう！
誰もが簡単にサイトを持つことができる時代だからこそ、より訪問される・見られるサイト作りが必要です。
今より少しでも訪問者数を増やし、広く自社をアピールしたいのであれば、まずはサイトのアクセシビリティを向上させましょう。
アクセシビリティを確実に向上させるには、プロの手を借りるのがおすすめです。