インターネット全盛の現代において、ハガキやチラシといった紙のDM(ダイレクトメール)を送る企業は減少傾向にあります。しかし目的次第では、印刷物のDMは今でも強力な販促ツールになりうるものです。
紙のDMが減少した理由は、推測するに、印刷費・発送料のコストの問題が大きいでしょう。同程度に、「紙のダイレクトメールは効果がない」という認識をされていることも挙げられそうです。
でもちょっと待ってください。紙のDMにだって期待できるんじゃないかと思うんです。効果が出ないとしたら、それはデザインやコピーが行けてないからなのでは? 紙にしろデジタルにしろ、文章が上手くなければ効果的にならないのは共通です。個人的には大好きな紙のDMについて、効果の出るDMのつくり方をご紹介してみます。
そもそも、DMにはどんな効果があるのか?
DMは新商品・新サービス・SALEの案内、新店オープン・移転の告知、お礼状や挨拶状など、集客や認知向上のために抜群の効果を発揮できる広告手法です。不特定多数に情報を発信するマス広告とは異なり、特定の対象者に直接アプローチすることができます。さらに、ネット全盛の現代だからこそ、QRコードや抽選番号などを使ったWEBサイトへの誘導にも有効活用できるのが大きな特徴と言えます。
反響の多いダイレクトメールの共通点
当然のことですが、DMは見てもらわなければ意味がありません。一瞬で「ゴミだ」と認識されて、捨てられてしまうようなDMをつくることは、時間とコストと労力の無駄づかい。送った相手の目に止まるキーワードやデザインで構成されている必要があります。
その上で、受け手が行動を起こすための工夫が施されているDMは、狙った効果が得られやすくなります。たとえば、そのDM自体が割引券になったり、QRコード経由の会員登録が無料になったり。ちょっとした工夫をするかしないかで、ダイレクトメールの反響は大きく変わってくるのです。
効果の出るDMをつくるには
受け手の目に止まるキーワードやデザイン、さらには行動を起こさせるための工夫…。なんとなくコツはわかったけど、そもそもデザインに自信がないし自分ではつくれない……。
そんなときはやっぱり、プロのライターに頼んでしまいましょう。経験豊かなライターであれば、優れたデザイナーを見つけることも可能です。ライターを基軸に、DM作成に長けたプロのデザイナーを見つけて、目的に応じて狙っている効果が期待できるDMをつくってもらいましょう。
ハガキサイズやA3・A4・A5など、サイズの指定も、もちろん可能。コンペ形式で複数のデザイン案を募り、その中から一番良いと思うものを選択することもできます。失敗しない紙のDMが欲しいと思ったら、印刷物の文章作成にも長けたライターを探してみてください。素敵なライターとの出会いがありますように。