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日本語校正・英文校正、文章構成の費用相場はこれ

校正費用の相場をチェック!単価は何によって決まる?

クオリティの高い文章を完成させるためには、校正という作業が大変重要な鍵を握ります。さまざまな言葉や情報が飛び交う現代では、正確にわかりやすく読み手に伝わる文章を書くのは簡単なことではありません。

普段から使い慣れている言葉でも、文章に入れると成り立たない表現もあるため、第三者による校正の役割は大きいと言えるでしょう。今回は、校正やリライトを依頼する際の費用の相場や単価の決まり方、英文や英語論文の校正費用について、詳しくご紹介します。

文章の校正をプロに依頼する場合、校正作業内容についても知っておきたいポイントです。
校正の依頼から納品までの一般的な流れは、以下の通りになります。

校正する媒体が出版物かWebか、また文章の内容によって省かれる工程や加えられる工程もあります。それでは、文章校正の単価が変動する要素について、詳しく見ていきましょう。

文字数/ページ数/工程の回数

校正単価は多くの場合、文字数やページ数によって決定します。日本語の文章による校正単価の相場は、以下の通りです。

目安としては執筆をライターさんにお願いする場合、執筆単価の10分の1~5分の1と考えるとよいでしょう。

また、工程の回数によっても、単価が変動します。初校の後には、誤字などの指摘、または修正依頼が入るため、一旦原稿が手元に戻るのが普通です。修正後に再校に進みますが、このプロセスを三度繰り返す「三校」が必要な場合は、その分時間もかかるため単価は当然高くなります。

校正範囲

校正範囲は、巣読みの誤字脱字や表記統一などのシンプルな校正のみの場合もあれば、明らかにおかしい内容の場合は、事実確認等が必要になることもあります。

執筆内容によっては別途料金がかかることもあるでしょう。また、事実確認が主な文章の場合は、校正ではなく校閲の範囲に入るため、別途相談が必要。その他にも、リライトや大幅な修正指示が必要な場合なども、単価に影響することがあります。

校正文章の難易度やスピード

校正文章の専門性や難易度の高さによっても、校正費用は変動します。専門知識のある校正者が必要なケースや、事実確認に時間がかかることを考えると、もちろん高くなります。また、スピード対応が必要な場合は、その分割高です。

英文の校正費用はいくら?英語論文はネイティブ校閲者が対応

インターネットの普及により、今は世界に情報を発信することが難しくない時代です。英語の文章をはじめ、英語論文などによる校正の需要も高くなっています。英文の校正は、通常ネイティブ校閲者が対応し、違和感のない英文が完成することがポイント。ここでは、英文の校正費用の相場について詳しくご紹介します。

スタンダートな英文校正

日本語から英語へのスタンダードな英文校正については、通常1単語4円~6円が相場です。単語や英文法、表現の仕方などのチェックが入ります。英文の校正においては、再校正におけるプランが各社/個人で違うため、よく比較することが大事。

1回まで再校無料というプランや追加料金が発生する場合もあります。また、英語に対する質問やアドバイスなども、プランに含まれていることが多く、心強いと言えるでしょう。

英語論文の校正

英語論文の校正は、より学術的な知識や理論的な側面なども考えた上の英文校正が必要になります。そのため、>単価も高めに設定してあり、相場は9円~12円位です。

医療論文や高度な専門知識が必要な場合はその分高額になり、1単価20円以上するケースもあります。修士号や博士号を取得したネイティブの校正者も探せることがポイント。信頼性のある英語論文を作成するためには、必要な費用と考えましょう。

即日納品などスピード対応は割高

英文校正においては、さまざまな納期プランが用意されています。即日や翌日の納期に応じてくれる会社/個人も多いですが、単価は2倍~3倍上がると考えておきましょう。納期に余裕がある場合は、費用も抑えることができます。

校正は適切な費用で依頼したい!見積依頼先のオプションは?

文章の完成度を上げて納得のいく原稿を作成するためには、信頼のできる依頼先を見つけることが大事です。校正の依頼先オプションについて、メリットやデメリットをご紹介します。

校正サービス

日本語/英語のエッセイ、出版物、ホームページやSEO対策記事など、さまざまな文章において、校正が入ると精度がグンと高まります。校正会社にサービスに依頼する際のメリットとデメリットを以下にまとめてみました。

校正サービスの会社に依頼すると、経験豊富な校正者によるサポートが受けられるというメリットがありますが、現在で日本語の校正サービス会社の数は少ないのが現状です。自費出版社向けの書籍を中心にした校正サービスが多く、ウェブメディア向けの校正とは少し異なります。一方で、英文校正サービスの会社は多くあるため、サービス内容も比較しやすいでしょう。

校正サービスを利用するデメリットは、価格は高めに設定してあるということです。予算を考えた上で、プロに頼む価値があるのかどうか検討する必要があります。

自社内で校正する

校正を外注せずに、自社で頑張ってやるというオプションもあります。自社で校正を済ませてしまう場合のメリットとデメリットを、見てみましょう。

自社で校正するメリットは、まず費用を安く抑えられるということが大きなポイントになります。また、情報を共有しやすく融通が利くため、校正しながら新たな方向性を提案することなども可能です。デメリットは、やはり校正のプロではない場合、精度に関しては欠ける可能性があるでしょう。また、慣れていない分、時間もかかってしまいます。

校正のビジネスパートナーをみつけよう

校正の外注を考える際に知っておきたいプロセスや費用の相場、英文校正についてご紹介しました。校正は、読みやすく正しい文章作成のために、欠かせない大切な作業です。信頼性や価格、柔軟性などを考えて依頼相手を探しましょう。

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