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クラウドソーシングで、副業ライターが稼げた金額を公開

副業で稼げた金額

副業や複業が大人気の理由のひとつに、本業以外の収入確保の手段と考えることができます。でも冷静になって考えると、副業をするより本業に勤しんで給料を上げたほうが良いのでは? 副業・複業を収入目的に検討する人は、ぜひ読んでいただきたい副収入の話です。副業・複業で稼げる金額はいくらなのでしょうか。筆者の実例を金額つきでご紹介します。

副業・複業で稼げる金額

副業・複業を検討する人にとって、一番きになるのが「で、いくら貰えるの?」という金銭面でのメリットでしょう。当たり前の話ですが、副業で稼げる金額には個人差があります。参考までにいくつかの調査結果を探してみました。まずは民間企業の調査による、副業の収入についてみてみます。

民間企業調べによる副業の月収

株式会社ブラケットが実施した2013年調査(同調査結果より画像引用)によると19,916円が1ヶ月の副業で稼ぐ金額だとか。

調査時期が5年以上も前ですので、今よりも副業が珍しかった時代のデータかもしれません。珍しいというか、コソコソと副業する人が多かった時代といいましょうか。それにしても、月々2万円弱が副業の収入と。これが多いか少ないかは個人の判断になってきますね。

もうひとつ株式会社ブラケットによる主婦を対象とした2014年の調査結果(同調査結果より画像引用)を見てみましょう。

主婦が対象で一年経過すると、平均で35,827円に上がるんですね。もっとも本稿の定義では、主婦業の場合は副業に該当しません。また主婦の方が月額報酬が高くなるのは、本業がない分で時間のゆとりがあると考えることもできそうです。

あ。主婦業がサラリーマンより楽だと言うつもりはありませんよ。でも、副業での収入が月額19,916円と35,827円になるのは事実として受け入れてください。

先に挙げた調査は、どちらも2018年の現在から数年前に実施されていました。上記の調査結果は、2017年にエン・ジャパン株式会社が実施した『エン転職』ユーザーアンケート(同調査結果より画像引用)によるものです。

具体的な金額は表記されていませんが、1万円〜5万円未満の月額収入がボリュームゾーンということ。株式会社ブラケットの2つの調査の真ん中あたりか、それよりも少し多い可能性があります。なのでざっくり根拠なしですが……同調査によると、40,000円が副業で得られる平均月収としおきましょう。

次に引用してみるのは、ランサーズ株式会社が2017年に実施した働き方新時代の実態調査(同調査結果より画像引用)の調査結果です。

こちらで公表されているのは、総年収に占める副業収入の割合。もっとも多かったのは、総年収の10%を副業で得ているということ。ちなみに同じ2017年に発表された、正社員の平均年収は418万円だそう(転職サイトDODA(デューダ)調査より)。まぁ、ざっくりと年収で40〜50万円程度。月収にしたら3万円〜4万円といったところでしょう。

最後に引用してみたのは、同じくランサーズ株式会社が2018年に実施したフリーランス実態調査2018(同調査結果より画像引用)の調査結果の日経新聞記事です。

同調査によると、フリーランスの年収は平均165万円から186万円へと12%増加したそう。フリーランスと副業・複業は軸が違うじゃないかと思われるでしょうが、同社が試算するフリーランスの人口には、わたしたちが考える副業者が多分に含まれています。186万円という数字をそのまま副業の年収と仮定するのは乱暴すぎますが、増えているとは言えそうです。

クラウドソーシングで得られた副業の月収

各調査によると、副業での月額収入は数万円程度(しかも前半)という結果でした。ただしこれら数字に現われない数字がたくさんあると推察できます。たとえば競馬で稼いだ、FXや株で儲けた、ブログのアフィリエイトで定期収入を得ている……など。もしくはポイントサイトで稼いでいる人もいるでしょう。本稿では主にライター向けの情報を提供していますので、それらしい職種での副業データを引っ張ってみたわけです。

ここでもうひとつご紹介したいのが、副業者でもある筆者のケース。わたしはインハウスのライター・エディター 兼 なんでも屋として働きながら、副業で幾らかの収入を得ています。

こちらの記事では、ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングでの収入を公開してみました。

ある1ヶ月間での獲得報酬額ですが、クラウドワークスでは130,516円、ランサーズでは190,662円という結果。どちらのクラウドソーシングサービスが稼げるか、という調査ではなく、実際に副業で使ってみたらどうなるかを実験しました。

どちらのサービスでも1ヶ月で10万円以上、20万円近くの収入を得ることができたという結果。もちろんこれは、わたしの本職がライティング方面であることから、比較的高額な仕事を受けられたというラッキーもあるでしょう。ということで、これらの数字も参考までに「副業で10万円以上も稼げますよ」と頭の片隅に置いといてください。

ちなみにわたしは、他にも副業として収入を得ることがあります。たとえばカメラマン。これは完全に知り合いから頼まれるパターンですが、結婚式・披露宴(というか1.5次会の規模)で撮影を依頼されると、交通費を別にして20,000円から最高で50,000円をいただいたことがあります。5万円は本当にまれですが、アマチュアに毛が生えないレベルでも2万円くらいは貰える。

他にもメディアのコンセプトづくりのアイデア出しや会議に参加することで、一回あたり1万円から3万円くらいをいただきます。記事執筆であれば、1名の取材〜執筆までで平均3万円程度。セミナー登壇の場合は、謝礼として1万円〜3万円くらいが相場です。

と自慢したいわけではなくて、実際に依頼されるのは月に1回あるかないか。多い時には同じ月に複数の副業依頼をもらいますが、積極的に受けているわけではないのと、本業もそこそこ忙しいわけです。継続的に10万円を稼ごうとしたら、本稿のような長々とだらだらとした一円にもならない記事を書いている場合じゃありませんしね。

ところで、クラウドソーシング以外にも副業ができるサービスがたくさんあるって知ってましたか? どんなサービスで副業が可能かは、こちらのページからご確認ください。現場からは以上です。

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