サイト作成の前にHTMLについて知ろう!店舗や会社のWEBサイトを作るには、デザインだけでなく、プログラミングなど幅広い知識が必要です。
中でもHTMLの作成は、WEBサイトの最も大きな構成要素となるため、自身でWebサイトを作るにはHTaMLの知識は必要不可欠です。ではHTMLとはそもそも何なのかについてご説明していきます。
そもそもHTMLとは何なのか?
HTMLとは「Hyper Text Markup Language」の略称で、Webページを構成するプログラミング言語の1つです。
また、ホームページやアプリなどのWebサービスは「スマホやパソコン上のユーザーが使う場所でデザインや動きなどの見た目を表すフロントエンド」と「サーバー側でプログラムなどを動かすサーバーサイド」の2つから成ります。
HTMLはスマホやパソコン上のユーザーに表示する言語のため、フロントエンドと言えます。なお、フロントエンドのプログラミング言語はHTMLのほかにも、レイアウトやデザインを定義するCSS、サイト上に動きをつけるJavaScriptがあります。
HTMLコーディングとは何?
HTMLコーディングとは、最初に「こういうWebページにしよう!」と決めておいた通りにパソコンで表示できるようにHTMLを設計していくことを指します。また、Google検索で上位に表示してもらうためには、Googleが定めたルールに則ると上位に表示されやすくなります。
プログレッシブエンハンスメントとは?
プログレッシブエンハンスメントとは、プログラミング言語の最新バージョンに適したブラウザを使用しているユーザーにはWebサイトを綺麗に見せようという考えです。現在、HTMLは時代とともにバージョンアップしており、現在はHTML5まで出ています。
これまでJavaScriptで行なっていた写真のスライド表示やポップアップ表示ができるようになるなど、進化していますが最新バージョンを適用させればよいというわけではありません。というのも、全ユーザーのブラウザが最新バージョンのHTMLに同時になるわけではないからです。
そのため、ホームページを常に正しく表示させるにはあえて旧バージョンのHTMLで作成するということも検討する必要があります。こうした考え方をプログレッシブエンハンスメントといいます。
HTMLだけでサイトは作れるのか
HTMLタグを記述するメモ帳とブラウザさえあれば、Web上に公開するしないは別として、簡単なホームページを作ることはできます。
しかし、HTMLはあくまでも骨組みです。綺麗にサイトをデザインするにはCSSという言語が必要ですし、ページ上で動きをつけるにはJavascriptという言語が必要です。
そのため、「文章が羅列しているページ」は作れるものの「綺麗でおしゃれなしっかりとしたWebサイト」は作れません。
また、作ったWebサイトをWeb上に公開するには、サーバーにアップロードする必要があります。
サーバーはレンタルできますが、タイプによって仕様が異なります。
ネットショップや大規模サイトの作成を検討しているなら、容量やサポート範囲などを考慮して選ぶことが大切です。
独学でHTMLを学んでサイトを作成するのは大変!
幅広い知識が必要!効率よく学ぶなら指導者は必須
HTMLの作成は独学も可能ですが、どの書籍やサイトが適しているのか自身で見極めて勉強しなくてはなりません。
また、終わりが見えず勉強し続けなければならないのは、心身ともに辛く、挫折しやすくなります。
そのため、効率を重視するなら指導者を作るべきです。もちろん、指導者をつけて学ぶには費用がかかりますが、短期間で学ぶべき内容をしっかり教えてもらえるのでトータルすると独学より費用を抑えられる可能性も期待できます。
今は通学しなくても、オンラインスクールや通信教育で学べる時代です。
幅広い知識を学ぶときは効率さを重視して、ご自身にマッチした先生を探してみましょう。
正しい情報のみで学べるとは限らない
WEB上にはたくさんの情報で溢れているので、正しいと思っていた情報が間違っている可能性もあります。
そのため、常に正しい情報で学べるとは限らないのです。
検索した情報が適切なものであるか理解し、判断する能力のことをネットリテラシーといいます。
経験を積み重ねて高めることもできますが、多くの人はネットリテラシーが低い状況です。
便利になるからといって、製作元が不明なフリーソフトをダウンロードすると、悪質なマルウェアも一緒にダウンロードしてしまう危険性が高まります。
こうしたフリーソフト以外にも、使用する写真や素材や文章などの著作権侵害や公開情報など、ホームページを作成するなら、ネットリテラシーを身につけましょう。
正しい情報で学ぶには、正しい情報とはどのようなものなのか最低限のネットリテラシーを身につけておくことが大切なのです。
Webサイトを作るにはHTML以外にも学ぶべき言語が多い
上述した通り、綺麗でおしゃれなWebサイトを作るにはCSSやJavascriptなどの言語も必要です。
それだけでなく、Google検索への最適構造化のためにはGoogleが提示しているルールも熟知して遵守する必要がある上に、Webサイト運営の効率を上げるためのCMSツール「wordpress」を導入するのであれば、wordpressをカスタマイズするのにPHPという言語も必要になってきます。
このような理由から、自身でゼロからWebサイトを制作することはおすすめできません。
そこでおすすめしたいのが、費用をなるべく抑えたうえで外注することです。
次項では、外注方法についてご紹介します!
Webサイト作成は外注へ!htmlなどの言語を学ばなくても他の業務に集中できる!
前項でも挙げた通り、Webサイトの制作はエンジニアでない限りおすすめできません。
そこで、この項では2つの外注方法をご紹介します。
外注方法1. Web制作会社に依頼する
1つめの外注方法として、Web制作会社に依頼することが挙げられます。
プロの集団に依頼することで自身の要望通りの制作物を作成することが可能ですが、企業への依頼になるため何度も打ち合わせをすることが多くなります。
もしも「もっとスピーディにさくさくとWebサイトを作りたい!」とお考えであれば、次の外注方法がおすすめです!
外注方法2. クラウドソーシングでプロに依頼する
クラウドソーシングには、Web制作をメインに行うプロのフリーランスが多数在籍しています。
プロフィールやポートフォリオで実績チェックも可能ですし、気になるフリーランスがいたら、すぐに見積もりを相談することも可能です。
ショッピングサイト(ECサイト)、アフィリエイトサイト、ランディングページなど、どういったものを作成したいのかしっかりと決めてから、フリーランスに相談しましょう。
また、フリーランスは個人で仕事を受けているからこそ、迅速かつ柔軟な対応が可能です。
HTMLの作成以外にもSEO対策など、WEBマーケティングなど幅広い知識を持っています。
目的別での依頼はもちろん、1人のフリーランスに最初から最後まで依頼できるのはクラウドソーシングの強みともいえるでしょう。
ニーズに合わせたホームページの作成をお望みならクラウドソーシングの利用をご検討ください。
また、クラウドソーシングのランサーズにはWebサイト制作を総合的に行えるエンジニアだけでなく、Webデザインに特化したWebデザイナー、ゲーム開発に特化したエンジニア、AI開発が行えるエンジニアなどそれぞれのジャンルに特化したエンジニアも在籍しています。
1人のエンジニアに全てを依頼するという手段だけでなく、1つのプロダクトを作るのに対して複数のエンジニアにそれぞれの専門領域を依頼するという手段が取れるのも1つの魅力です。
優良なフリーランスをお探しならランサーズへ
クラウドソーシングのランサーズは、Webサイト制作を行えるフリーランスが1,000人以上登録しています。フリーランスの実績に応じたランキングや検索機能も充実しているので、Web制作が可能なフリーランスがすぐに見つかります。