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サイト内検索を重視せよ!検索キーワードはお宝の山かもしれない

サイト内検索が重要だと言ってもピンとこないかもしれません。しかしECサイトにおいてはサイト内検索はとても重要なもののひとつです。なぜなら、ユーザーが検索したワードには必ず意味があるからです 。

サイト内検索はあなどれない!訪問者の目的を見極めよう!

サイト内検索とは、サイト内に設置する検索エンジンです。ユーザーが検索したい単語を検索窓に入力し、サイト内の情報を探すためのものです。

サイト内検索はコンバージョン率アップに貢献する

サイト内検索が設置されていない、あるいは使いにくいという場合、ユーザーは目的の商品にたどり着けません。逆ならば、商品を見つけて購入する可能性も高くなるのでコンバージョン率が上がります。

検索した単語の解析でユーザーのニーズをチェックできる

ECサイトの場合、検索する目的は商品ということになりますよね。ユーザーは「こういうものがないかな?」と思ってサイト内検索を利用するわけです。

つまりサイト内検索のキーワードを解析すれば、ユーザーが何を求めているのか、ニーズを調査することができるのです。

サイト内検索を使う人と使わない人の比率は半々だが……?

「サイト内検索を置いても誰も使わない」という声も、ネットでは聞くことがあります。しかしそれは普通のサイトの場合で、ECサイトにおいての利用率はかなり高いものと予想できます。

使われるのか使われないのかはGoogleアナリティクスなどの解析で判明するので、まずは導入してみてはいかがでしょう。最初は自作のサイト内検索か無料のツールを使ってみることをおすすめします。

サイト内検索を設置するには?検索窓を置くのは意外と簡単!

サイト内検索を設置したいという人のために、よく使われている検索エンジンをご紹介しましょう。

Googleカスタム検索エンジンを利用する

Google登録すれば簡単な操作ですぐ検索窓を設置することができます。設置したサイト内検索のデータは、Googleアナリティクスで確認することができます。こちらも登録及び設定が必要なので、同時に行うか、あらかじめ済ませておくのが良いでしょう。
https://cse.google.co.jp/cse/

yahoo!カスタムサーチを利用する

Googleカスタム検索エンジンと同じように、簡単に検索窓を設置できるサービスです。Yahoo! JAPAN IDを取得する必要があるので注意してください。
https://custom.search.yahoo.co.jp/

無料、有料、それぞれ人気のサイト内検索ASPは?

無料で使えるサイト内検索は上記のふたつになりますが、有料ではどんなものがあるか見てみましょう。

[AdvantageSearch]
ECサイトに特化したサイト内検索ASP。検索キーワード毎に詳細な分析もできます。
https://search.appirits.com/

[NaviPlusサーチ]
ECサイト向けのサイト内検索エンジン。検索機能は精度が高く、人気があります。
https://www.naviplus.co.jp/search/

[probo]
後述の「Google Site Search マイグレーションプラン」も提供しているサイト内検索サービスです。
https://www.bsearchtech.com/products/probo/

[SyncSearch]
豊富な検索機能を持つサイト内検索サービス。無料トライアルも人気です。
https://www.syncsearch.jp/

[InfoBee]
カスタマイズも行えるサイト内検索サービス。無料トライアルもあります。
https://www.ntt-tx.co.jp/products/infobee/

他にもたくさんありますので、サイトに合った使いやすいサイト内検索を探してみてください。

サイト内検索のシステムを開発する価値は?使い方次第ではあるが有効?

サイト内検索のシステムを自分のところで開発する意味はあるのでしょうか?前述のエンジンやツールはいつまでも使い続けられるものではありません。それなら最初からオリジナルのものを設置すれば安心だという考え方です。

検索エンジンからの流入キーワードが把握しにくくなった問題

以前は、自分のサイトを訪問した人がどんなキーワードを検索エンジンで使ったかということが簡単に調べられました。

しかし最近は、セキュリティ及びプライバシー保護のためのSSL化が進んでおり、なかなか判断できなくなっています。

SSLとはWebサーバーとブラウザとの間の送受信の際に暗号化される仕組みのことです。

このため、訪問の際にユーザーが入力したキーワードが何であったのかがわかりにくくなってしまいました。そのせいもあり、サイト内検索の重要性がますます高まってきたというわけです。

Google Site Search マイグレーションプランの評判は?

かつてGoogleは企業サイト向けにサイト内検索サービス「Google Site Search」を提供していました。

こちらが2018年3月で終了してしまったため、利用者は他のサービスに移行する必要が生じたのです。

その後、ビジネスサーチテクノロジ社のサイト内検索サービスproboから新しいプランが発表されました。

それが「Google Site Search マイグレーションプラン」です。広告が表示されないという点は評価が高いようですが、未だ「Google Site Search」を懐かしむ声は多いです。

PHPで自作したりCMSのカスタマイズで間に合わせる方法も

簡単なサイト内検索であれば、PHPで作ることができます。CMSの場合、カスタマイズで検索フォームを置くことができるようになります。

とりあえずデータを取ってみたい時に、間に合わせで設置するなら良いのではないでしょうか。しかし本格的にサイト内検索を行い、データを解析して戦略に生かしたいのであれば、こちらでは物足りないかもしれません。

サイト内検索を宝の持ち腐れにしないためにはデータの解析が不可欠

サイト内検索は、設置しておけばいいというわけではなく、きちんと検索ワードの解析を行わなければ意味がありません。検索キーワードをしっかり解析して、サイト運営にどんどん活かしていきましょう。

サイト内検索キーワードの解析にはGoogleアナリティクスがおすすめ

サイト内検索キーワードを解析するなら、Googleアナリティクスがおすすめです。Googleアナリティクスは、Googleが提供している無料のアクセス解析ツール。Googleアカウントを所持していれば、誰でもすぐに始めることができます。

Googleアナリティクスでは様々なデータが取れるので、じっくりと解析して、自社サイトの改善点を見つけ出しましょう。

Googleアナリティクスの達人に管理を代行してもらう手も

Googleアナリティクスを始めたものの、機能が多すぎて持て余してしまう人も多いです。どこから始めたら良いか迷ったら、とりあえず慣れた人に説明してもらうのはいかがでしょうか?

開発や管理、分析も含めてクラウドソーシングで適任者を探そう!

外注を探す場合にポイントとなるのは、どのクラウドソーシングサービスを利用するかということです。登録者数が多く信頼性があるサイトを選ぶことをおすすめします。

サイト運営やSEO対策などの知識を持ったコンサルタントも大勢いるので、アドバイスをもらうのが良いです。Googleアナリティクスを使いこなしているフリーランサーもたくさん登録しています。

また、最初から自サイトに合ったサイト内検索のシステムをエンジニアに開発してもらうという手もありますね。開発や管理、分析、コンサルティング……ランサーズには様々なスキルを持ったプロが登録しています。

まずはフリーランサーのプロフィールをチェックして、サイト運営の力になってくれそうな人材を探しましょう。クラウドソーシングサービスを上手に活用して、サイトのさらなる発展を目指してみてはいかがでしょうか。

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