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ネイティブアプリを使いこなそう!Webアプリよりも速くて安全!

スマホユーザーにはお馴染みのアプリ。アプリは「アプリケーションソフトウェア」の略で、コンピュータで利用するプログラムです。パソコンでは「ソフト」、または「ソフトウェア」と呼ぶことが多いですが、スマホではアプリという呼び方が定着しました。アプリにはネイティブアプリとWebアプリの二種類があります。

ネイティブアプリとは使用する端末上で直接動作するアプリのこと

ネイティブアプリとは、それが入っている端末上で使えるアプリのことです。「えっ?アプリってみんなそうじゃないの?」と疑問に思う人もいると思いますが、これから解説していきますね。

直接動作するってどういう意味?

ネイティブアプリの最大の特徴は、最初にAppleやGoogleのストアからダウンロードするということです。

ざっくり言うと、ダウンロードして端末にインストールするものがネイティブアプリです。その後はブラウザを起動しなくても、端末ですぐ使うことができます。

いわゆるOS(Operating System)はネイティブアプリ

パソコンやスマホを動かすためのアプリをOS(Operating System)と言います。Windows、Mac OS、Linux。そしてiPhone、iPodやiPadなどのiOSと、Android。これらのものはすべてネイティブアプリです。

ネイティブアプリの種類は?代表的なものを紹介

その他、有名なネイティブアプリには以下のようなものがあります。

『Microsoft Excel』は、言わずと知れたマイクロソフトの表計算アプリ。Windowsだけでなく、iOSやAndroidなどスマホ用も揃っています。

『Camera+』は鉄板と名高いiOSのカメラアプリであり、有料ですが高評価のアプリです。

『KeePassDroid』はAndroidの各種ID・パスワード管理アプリで、多くの人が利用しています。

他にも人気のあるネイティブアプリはたくさんあります。

ネイティブアプリとWebアプリ、どういう違いがあるの?

スマホ向けアプリにはネイティブアプリとWebアプリの二種類があることはご理解いただけたでしょうか。それぞれの特徴をもう少し詳しくまとめていきます。

ネイティブアプリはオフラインでも使うことができる

ネイティブアプリはOSで直接動作するアプリで、ネットワーク接続していなくても、オフラインでも問題なく使えます。

機内モードでも問題なく使えるアプリはネイティブアプリということになります。Web小説のリーダーアプリは、あらかじめ小説をダウンロードしておくタイプのものはオフラインでも読めるということです。

Webアプリはネットでアクセス可能なアプリ

一方、Webアプリというのはブラウザ上で動作するアプリのことです。ブラウザとは、インターネット上のWebサイトを閲覧する際に立ち上げるアプリ。

InternetExplor、Microsoft Edge、Google Chrome、FireFox、Safariなどが有名です。インストールの必要がなく、アクセスさえすれば手軽に利用できますが、インターネット接続しなければ使えません。

しかし逆に言えば、ネットに接続さえできる環境であればあらゆるプラットフォームで動作するものです。

ブラウザで動作するWebアプリとネイティブアプリの根本的な差

Webアプリは通信の必要性があるため、ネイティブアプリよりも起動に時間がかかるのが特徴です。

そのかわり、家でデスクトップパソコンで利用しているWebアプリを外出時にはスマホで……ということが可能。ネットに繋げばいつでも利用できるというのは強みです。

ネイティブアプリは速度も速いが操作性も抜群!欠点といえば……?

ネイティブアプリは速度も速く、とても便利なものですが、いくつか欠点があります。

ダウンロードとインストールの必要性

まず、ストアなどで目的のアプリを探し、ダウンロード。時間をかけてダウンロードしたら、次はインストール。この手間がとても面倒だと感じる人もいるようです。

Webアプリならそのようなストレスは一切ありません。会員登録したりログインしたりという手間がかかるものもありますが、PCでもスマホでも使えるものが多いです。

ネイティブアプリは端末依存?他のプラットフォームでは使えない

ネイティブアプリは最初に手間がかかることを除けば、端末上でサクサクと動作してくれます。

しかし、例えばiPhone依存のアプリはiPhoneでしか使えないというデメリットがあります。Windowsにインストールされているアプリを出先で利用することはできないというわけです。

使いやすいネイティブアプリはいつでも求められている

電波が届かない場所や機内モードでも使えるネイティブアプリは、とても便利ですよね。インストールなどの手間をかけても、ずっと端末に入れておきたいと思えるようなアプリとの出会いをユーザーは待っています。

旅行先でも使えるもの、通信量を圧迫せずに子供が遊べるアプリなどは人気があるようです。

いいとこ取りのハイブリッドアプリが台頭してきている!

近頃話題になっているのが、ネイティブアプリとWebアプリの両方のメリットを携えたハイブリッドアプリ。

ハイブリッドアプリはWebview(ウェブビュー)アプリとも呼ばれていて、iOSでもAndroidで動作します。どういうことかというと、Webコンテンツをアプリ内で表示するというものです。

現在のところ、まだネイティブアプリと比べると動作が遅いという欠点があり、改善が待たれるところです。

ネイティブアプリ開発をエンジニアに依頼するには?

ネイティブアプリを開発するためには、それなりの期間を要します。また、iPhoneで動くiOSアプリを開発する場合は、基本的にはWindowsではなくMacでプログラミングをする必要があります。

Xcodeという専用開発ツールは、Mac上でのみ動作するからです。Windowsで開発できるのは、スマホだとAndroidアプリだけなのです。

ネイティブアプリを開発するならエンジニアに依頼を検討すべき

iOSアプリが欲しいのであれば、Macユーザーのエンジニアに開発を依頼するのが近道です。Androidアプリであっても、素人が簡単に作れるというものではないため、外注を雇うのが現実的ですね。

経験豊富なエンジニアに連絡を取って打ち合わせ

ネイティブアプリ、またはハイブリッドアプリの開発は、エンジニアに依頼するのがおすすめです。

その際、専門のアプリ開発会社に発注するのも良いですが、フリーランスという選択肢もあります。フリーランスのエンジニアのスキルは日々向上しているので、相談の上、条件が合えば依頼するのが良いでしょう。

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