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パンくずリストとは?メリットから種類について徹底解説!

Web業界では、よく聞く「パンくずリスト」です。ですが、個人的にサイト運営をしていたり、企業でサイトを制作している方にとっては、パンくずリストについて詳しく知らない方が多いでしょう。

そこで今回は、サイト運営するにあたって、とても大切なパンくずリストについて徹底解説していきます!少なからず、サイトにメリットをもたらしてくれるので、サイト運営をしている方は必見です。

パンくずリストとは?

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そもそも、パンくずリストはなんでしょうか?言葉だけは聞いたことがある方もいるかと思いますが、実際どういうものなのか知らない方も多いと思います。そこで、まずはパンくずリストについて知っていきましょう。

パンくずリストについて

パンくずリストとは、サイトを閲覧しているユーザーに、今どこのページにいるのかを伝える階層順のリストのことを言います。このパンくずリストは、サイト内にあるページの最上部に設定されていることが多いです。

パンくずリストのメリットはなに?

パンくずリストを使うメリットは何があるのでしょうか?それは、ユーザビリティ向上によるSEO効果があるというメリットです。

もちろん、SEO効果以外にもユーザーの操作が簡単になるとか見やすいなどもあります。ですが、最もパンくずリストを使用する上で得られるメリットは、ユーザビリティ向上によるSEO効果です。

ユーザビリティとは、Web/IT業界で「使いやすさ」という意味で使われてます。このユーザビリティを求める上で、パンくずリストはユーザビリティにとても必要なリストになるのです。そして、このパンくずリストをSEO対策になるコンテンツにすれば、SEO効果にも期待できます。

このユーザビリティ向上によるSEO効果を得ることができれば、サイトの知名度や認知度が上がったり、サイトのリピーターになるユーザーも増えたりするので、サイトにはパンくずリストはとても重要です。

パンくずリストの種類を紹介!

パンくずリストには、「位置型パンくずリスト」「属性型パンくずリスト」「パス型パンくずリスト」の3種類があります。この中でも、使用度が高いのは「位置型パンくずリスト」です。

実際にどのような役割を果たしているのか、それぞれのパンくずリストについて解説していきます。
 

種類1. 位置型パンくずリスト

位置型パンくずリストとは、サイトを閲覧しているユーザーに、今どこの場所にいるのかを使えることができるリストです。サイト内で、ユーザーを誘導するために使われることが多いので、大手サイトから個人サイトまで幅広く使われています。

例えば、ショッピングサイトの場合、「エアコン」というページにアクセスすると、「TOP→家電・日用品」というリストが、Webページの最上部に表示されています。そのため、自分がどの順にページを辿れば、「エアコン」というページにたどり着くことができるのかを把握することが可能です。

さらに、最上部にパンくずリストが表示されていることで、サイト内で迷子になりにくくなります。

つまり、ユーザーがサイト内を迷子にならずに行き来できるように、リストとして表示してくれるのが「位置型パンくずリスト」なのです。

種類2. 属性型パンくずリスト

属性型パンくずリストは、位置型パンくずリストとは違って、ユーザーの操作によってリストが変化します。

具体的な違いとしては、位置型パンくずリストは前のページに戻ることが可能なのですが、属性型パンくずリストは、前のページに戻ることができないのです。

例えば、車のサイトの場合、「メーカー」「モデル」とユーザーが検索したとします。そしたら、Webページの最上部には、「製造年19××年」「メーカー名○○○」「モデル名○○○」というカテゴリー(属性)が表示されるので、前のページに飛ぶことができません。

なので、属性型パンくずリストは、ユーザーが複数の選択肢を検索して表示されるようなサイトに用いられることが多いです。(例:車サイト、不動産サイトなど)

以上、2種類のパンくずリストについて紹介してきました。どのパンくずリストも、サイトの目的次第でうまく活用できるかと思いますが、無難に活用したい場合は、「位置型パンくずリスト」がおすすめです。

パンくずリストを使うときの3つの注意点

パンくずリストを活用するときには、心がけてほしい3つのことがあります。

サイトのカテゴリー構成をわかりやすくする

ユーザーにとって、使いやすくてわかりやすいサイトというのは、サイトのカテゴリー構成が明確になっていることです。
誰が見ても、理解できるカテゴリー構成を作ることが必要であり、そのカテゴリーをわかりやすく表示させるパンくずリストも構成する必要があります。

サイトの規模にもよりますが、サイトのページ数が多ければ多いほど、構成は難しくなるでしょう。なので、いかにサイト内のカテゴリー構成をわかりやすくできるかというところがポイントになります。

構成が明確なればなるほど、ユーザビリティ向上を可能とし、SEO効果にも期待可能です。

関連性のキーワードを使おう

パンくずリストを作るときは、関連性のキーワードで作ることが重要です。

例えば、「ファッション>トップス>パーカー」といった関連性のキーワードで作られている場合、ユーザーにとって、とてもわかりやすく、パンくずリストを上手く活用できます。

ですが、「ファッション>トップス>シューズ」といった関連性のないキーワードで作ってしまうと、ユーザーにとって非常にわかりにくく、パンくずリストを上手く活用することができません。

なので、パンくずリストを作るときは、ユーザー側の気持ちになって作ると、わかりやすい構成設定ができると思いますので、ユーザーを意識して作りましょう。

全ページにパンくずリストを設定しよう

サイト内にパンくずリストを作るときは、全ページにパンくずリストを設定しましょう。パンくずリストがあるページとないページが混ざっていると、ユーザーにとって使いづらくなるので、全ページに設定しておくのが、ユーザーのためになります。

ですが、トップページとライディングページには、階層構成を表示させる必要性がないので、パンくずリストが無くても平気です。

以上の3つの点を心がけて、パンくずリストを作成しましょう。

パンくずリストの構成を外注するという手段も!

パンくずリストは、サイトのユーザビリティ向上とSEO効果へのメリットをもたらしてくれるとても重要な役割です。

そのため、しっかりとサイトの構成とサイトの目的を事前に決めておくことが必要になります。ですが、その部分を決める時間や能力がないという方も少なからずいるでしょう。

そういうときは、エンジニアに外注するのがおすすめです。サイトを制作してくれるエンジニアに、パンくずリストの要望も伝えておくと、引き受けてくれる可能性が高くなります。

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