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データベースエンジニアはデータベースのことなら何でもこなす達人!

データベースエンジニアは、データベースに関するスキルを持つエンジニアです。エンジニアの中でも専門性が高いため、あまり数も多くないということです。そのため、プロのデータベースエンジニアのさらなる活躍が望まれています。

データベースエンジニアの説明の前にそもそもデータベースって何?

Database and connect cable server. 3d illustration

データベースエンジニアは、データベース製品を専門に扱うことができます。その前に、データベースエンジニアが扱う「データベース」とは、そもそもどういうものなのでしょうか。

データベースとは膨大なデータの集合体のこと

データベースとは、自在に検索できるように整理された膨大なデータの集合体のことです。例えば顧客などの住所をデータベース化する場合、氏名、住所、郵便番号、電話番号などのデータが必要になります。

そのデータを検索・抽出できるようにまとめておくことで、様々な検索が行えるようになるのです。苗字が「佐藤」さんだけを抽出したり「埼玉県」に住んでいる人だけを抽出したりすることができます。

様々なデータを入力して利用する

顧客情報などの場合は住所や電話番号だけでなく、もっと細かい個人情報が入力されているでしょう。

全員の誕生日がデータ化されていたら、来月誕生日を迎える人だけを割り出すことができます。そうすることで、誕生月のサービスとして割引券を送ったり、特別なキャンペーンに招待したりできるわけです。

入力しなければ始まらない!入力は手作業?

データベース作りで最も大変なのは、最初のデータ入力です。これに関しては、基本的に手作業で行います。面倒な作業なので、外注に回すことも少なくありません。

データベースエンジニアが得意とするデータベース構築について詳しく

Computer equipment and telecommunication technologies, 3D rendering of a modern dark server data center in the storage center

個人で利用するちょっとした住所録などのデータベースなら『Microsoft Excel』を使えば作れます。しかし企業で利用するデータベースとなると、データの量も膨大になります。そのため、もっと使い勝手の良いデータベース管理システムを使うことになるでしょう。

一度作って管理し続ければ半永久的に使える?

データベース管理システムとは、その名の通りデータベースを運用、管理するシステム、ソフトウェアを指します。簡単に言えば、ユーザーとデータファイルの間を取り持つ存在のシステムです。ユーザーと預金の間を取り持つATMのようなものだと思えばわかりやすいでしょう。このためデータファイルの内容は保護され、半永久的に使えうことが可能となります。

現在、主流となっているのは、関係データベース管理システムと呼ばれる管理システムです。関係データベースは、関係モデルというデータモデルを用いたデータベースです。列と行を組み合わせたテーブルにデータを整理することで、細かいデータの抽出操作が簡単になります。現在は、単にデータベースと言えば、この関係データベースを指すことが多いです。

SQLを使ってデータベースを使いやすく

データファイルを効率的に使うため、データベース管理システムには固有の言語があります。一般的にプログラミング言語はコンピュータを動かすための言語ですよね。

関係データベース管理システムの場合、SQLというデータベース言語を用います。SQLを使いこなせば、どれだけ膨大なデータが入っていても、簡単に取得や削除、追加などが可能になります。

情報社会においてデータは資産!データベースを活用せよ!

インターネットによって消費者が様々な情報を得られるようになった昨今、情報管理はとても重要な業務です。

スクレイピングなどで収集した情報や、大切な顧客情報など、データはすべて資産と呼べるものです。データベースを活用していくことが、これからの戦略のスタンダードとなっていくことは想像に難くありません。

データベースエンジニアの業務は開発、管理、運用すべて!

データベースエンジニアはデータベースに関する業務のすべてを請け負います。
具体的には開発、設計、構築、管理、運用です。

データベースを構築するメリットは?

先ほども述べたように『Microsoft Excel』でも簡易データベースは作れます。データが少なかったり、担当者が一人で使うならそれでも良いでしょう。データベース管理システムの長所は、データの量がどれだけ膨大になっても一括管理できることです。

また担当者が複数でも、皆が同じようにデータを利用することができる上、データの追加・編集も自在です。同時アクセスも可能なので、作業効率がアップします。大規模なデータを扱うのであれば、早めに『Microsoft Excel』は卒業したほうが良いでしょう。

データ保管のためのサーバーの管理も!

データベースエンジニアは、データを長期的に保管するために、サーバーの最適化などを行います。また、データのバックアップやアクセス権の管理など、セキュリティにも気を配る必要があります。このようなハードウェア系を扱うのもデータベースエンジニアの仕事のひとつです。

データベースサーバーにトラブルが発生したら?

データベースサーバーに障害が発生した時は、データ損失などのリスクを伴います。そんな時のために、データベースの構成ファイルのバックアップを定期的に取得しておくと良いでしょう。システムが正常な時にバックアップを取っておけば、ファィルを置き換えることでリカバリーできます。

データベースエンジニアにまつわる業務を外注化したい!

これからデータベースサーバーの構築と活用を考えているなら、うまく外注を利用するのが得策です。

在宅ワーカーにデータ入力の仕事を依頼する

データ入力を専門に行う従業員が社内にいる場合は良いですが、そうでない場合はちょっと待ってください。

仕事量がすでに社員のキャパシティを超えているような中小企業では、外注を検討するのもひとつの方法です。面倒な作業を外注に任せることで、社員は本来の業務に集中できるようになります。

外注をうまく取り入れて社員のストレスになっている部分を減らしていけば、結果として生産性がアップします。もちろん、データ入力に関しては情報漏洩などのリスクも伴うので、外注には二の足を踏むという人もいるでしょう。

そのために必要なことは、信頼性の高い外注先を選択することです。例えば、クラウドソーシングサービスはいかがでしょうか?単純作業はクラウドソーシングに向いています。

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