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ブリッジSEとは?必要なスキルは?丁寧に解説!

大規模プロジェクトの海外発注を検討しているなら、ブリッジSEは必要不可欠になります。ブリッジSEを相手との交渉ができる語学が堪能なSEと考えるのは誤りです。そのほかにも現地との交渉に不可欠となるブリッジSEに求められるスキルについて、またブリッジSEの人材を確保する方法を解説します。

ブリッジSEとは?オフショア開発を検討しよう!

大規模なシステムを開発する場合、コストを削減するためオフショア開発は重要な選択肢の一つとなります。

しかし、効率的・効果的にオフショア開発を行うためには、仲立ちすブリッジSEのスキルが大きく関わってきます。ブリッジSEが本当に必要にするスキルとは何なのかいかに解説します。

システム開発マネージメントはできても語学力がない

やはり、委託先の国とコミュニケーションを取る語学力は大切な要素です。共通言語となる英語に加えて、現地の言語(中国語・ベトナム語など)でコミュニケーションが取れればさらに良いでしょう。日本のSEはシステム開発のマネージメントはできても語学力には自信のない人が大半です。

相手企業が大手の場合、日本語のできる人材がいる場合もあります。しかし、こちらの要件をきっちりと伝え、相手の意見も理解するためには日本側にも語学力はもちろんしっかりコミュニケーションが取れる人材が必要です。

語学ができるだけではだめ、相手国の文化を知ろう

ただ単に、語学ができるだけではプロジェクト管理はできません。SEとしての技術力・経験・プロジェクトマネージメント能力は必要不可欠です。

ブリッジSEをこなすためにはそれにプラスして、働き方・文化・ビジネス習慣の違いを理解する必要があります。日本のやり方を押し付けるだけではうまくプロジェクトを回すことはできないでしょう。

密なコミュニケーションと工程ごとの確認をうまくはかり調整することができるスキルがブリッジSEには求められます。距離や行き違いからこちらの想定と全く違うものが出来上がってしまう、スケジュールが大幅に変更になるという、失敗を生まないために、ブリッジSEの能力が重要になります。

日本の当たり前は通用しない

仕様の理解・スケジュールへの認識・開発手法など日本で当たり前だと思っていることは通用しないと思っておく必要があります。

相手国の仕事のやり方、文化を理解した上でプロジェクトの進捗を管理する、マネージメント能力もブリッジSEには必要です。技術力はもちろん、相手国の文化を積極的に学び、理解する姿勢も求められます。

ブリッジSE能力を満たす人材確保のために

このように通常の技術力に加え、語学力・コミュニケーション能力など様々なスキルを必要とするのがブリッジSEです。特殊なスキルを要するブリッジSEの人材を確保するために取れるる手段をご紹介します。

相手国ごとにブリッジSEが必要?

複数の相手国に対してオフショア発注する場合、国ごとに別々のブリッジSEが必要になるのでしょうか? もちろん現地語ができればそれにこしたことはありませんが、最低限、英語でコミュニケーションが取れればなんとかなります。

あとは、相手国を尊重し、文化や習慣を学ぶ姿勢のある人材でしたらブリッジSEが務まるかもしれません。

まず思いつくのは、技術者専門求人サイトで探す

経験豊富なSEを探すのなら、技術者専門の転職・求人サイトを通じて募集をかけるという方法があります。ブリッジSEの経験も含めて募集をすれば、経験者と出会えるかもしれません。

オフショア開発専門のSE派遣会社もある

発注する国ごとに、その国が得意なブリッジSEを立てたいのなら、オフショア開発専門のブリッジSE派遣会社もあります。正規に雇用するわけではないので、必要期間だけ契約することができます。

また、オフショア専門ですので経験を積んだSEが登録しています。

ブリッジSEを外注するメリットとは

相手国や発注するシステム内容によって求められるスキル内容が変わるブリッジSEは、必要に応じて外注するというのもおすすめです。その都度、最適な人材を確保することができます。

実験段階でのオフショア開発でも単発的に人材を確保できる

オフショア開発は大規模なシステムが多くなります。しかし、初めての取引際に大規模システムを任せるのはコストを削減できたとしてもリスキーな挑戦です。

そのため、オフショア開発をこれから始めようという場合、まずは様子見で実験的なシステムを発注することもあると思います。そんな時にも外注でしたら、一時的にその国に対応するブリッジSEと契約することができます。

また、複数の国に発注する場合もプロジェクトごとに、別の人材を充てることができます。

ブリッジSEとしての経験豊富な人材に発注できる

社外に人材を求めた場合、オフショア先に合わせて言語スキル、現地の文化・仕事のやり方を理解しているSEを選んで発注することができます。すでにブリッジSEとしての経験を積み重ねた人材を確保することができるのです。

フリーランスの優秀な技術者を探すならクラウドソーシングもあり

ブリッジSEは、開発しようとしているシステムの種別、オフショア先の国とブリッジSEとして仕事をした経験の有無など、募集に際して細かい条件が必要になります。

そんな難しい条件にマッチする技術者を探すには、クラウドソーシングサービスがおすすめです。「特定条件の仕事をしてほしい」企業と「特定条件の仕事をしたい」フリーランスをマッチングするサービスです。

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