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コーディングとは?Webデザインを形にするために

そもそもコーディングの意味とは?

コーディングという言葉はIT関連業界でないとなかなか耳にしない言葉だと思います。そこで、コーディングという言葉について簡単にご説明します。

本来プログラマーが処理手続きをプログラム言語で記述すること

インターネットが発達する前は「コーディング」と言う言葉は、ソフトウェア開発の現場で主に使用されていました。


プログラマーが設計した処理手続を、プログラム言語で記述することをコーディングと呼びます。現在でもソフトウェア開発の現場ではこの意味で使用されています。

現在はWebデザインをHTMLやCSSで実現することを指すのが多い

最近「コーディング」と言う言葉はWebサイト作成の現場でよく使用されるようになりました。Webデザイナーがデザインしたサイトイメージを、HTMLやCSS、JavaScriptを使ってブラウザ上で表示される形で表すことをコーディングと呼んでいます。

Web開発の現場で使用する場合は、コーディング作業をする人を「プログラマー」ではなく「コーダー」と呼びます。

また、Webサイトが進化するのに伴い、コーディングに要求される作業が変化してきています。デザイン通りの画面作成だけでなく、動きを伴ったりクリックを受け付ける、スマホやタブレット対応など要求される作業が増えました。

それに伴い、「コーダー」という呼び名ではなく「フロントエンジニア」という呼び名が使われるようになりました。アメリカでは「Web Developer」が一般的な呼び方です。

デザイン指示通りに正確なコードを書くのが大切

コーディング作業はWebデザイナーのイメージを組み上げる作業です。デザインデータに従って忠実に組み上げる必要があります。

また、コーディングするのに必要な技術や使用する言語、サーバーの仕様なども把握しておく必要があります。

コーディングは誰でもできるの?

コーディングという作業はパソコンがある程度使える人なら参考書があればある程度はできます。しかし、ある程度デザイン性が高い商用サイトをコーディングするのには、経験と技術力が必要になります。

こなれたコードを書くには学習と慣れが必要

Webサイトをコーディングする場合、デザインシートに合わせてコードを書く技術はもちろん重要です。実際のサイト作成の現場では、ページ数の多い大規模なサイトを作成する場合、複数で分けて作業することも多くあります。他の担当者と書き方のルールをすり合わせ、それに沿って書き上げることが必要です。

ウェブサイトは公開後も細かい修正が加えられるものです。誰が見てもわかりやすいメンテナンスしやすいコードを記述することも大切です。このようにメンテナンス性に優れ、一貫性に優れたコードを記述するためには常に新しい技術を取り入れるための学習と経験が必要になります。

外注したほうが期間と費用を抑えられることも

自社サイトは社内のリソースで作成したいというご希望もあると思います。すでにいくつもWebサイトを作成した経験のある担当者が、必要な人数社内にいるのなら問題はありません。

もし、これから勉強しながら作るとお考えなら、いっそ外注したほうが制作期間を減らすことができます。期間が短縮されるということは当然、コストも抑えることができます。

Webサイトに求められる技術力は年々高くなっています。デザイン性に優れ、最新の技術を取り入れたサイト実現には、必要に応じて外部の力を取り込むことを検討することをおすすめします。

デザインだけでなくサイトの目的も伝える

コーディングを依頼する際には、デザインだけでなくそのサイトで実現したいことも伝える必要があります。

Webサイトとは当然のことながら表示だけデザイン通りならいいというものではないからです。四角い画像を指定するときに、それはクリックするボタンなのかただの画像なのか区別が必要です。

どこにリンクを貼るのか、CMSなどの外部ツールの使用の有無なども指示がないとわかりません。デザインシートの他にコーディング指示書があれば、後から想定と違ったなどというトラブルも防げて安心です。

また、コーディングを任せる範囲も事前に取り決めが必要です。HTML・CSSだけの対応なのか、Java Scriptなど動きが必要な部分もお願いできるのかきちんと取り決めておきましょう。

コーディング代行の依頼方法をご紹介!

コーディングの代行を依頼する先はどのように探せばいいのでしょうか、また作業を担当してもらえる範囲の取り決めはどうすればいいのでしょうか?代行業者に依頼できること、代行業者の選び方についてご説明します。

サイトのデザインに忠実にサイトを構築してくれる

コーディングの基本は、こちらの提示するデザインシートに従って忠実にサイトを構築してもらうことです。

しかし、コーディングと一口に言ってもサイト構築のどこまでを担当するのかは捉え方で変わります。よく検討して、どこまでを発注するかを決める必要があります。

コーディング代行業者も存在する

コーディングは代行業者も存在しています。しかし、業者によって取り扱うコーディングの範囲が大きく異なります。最近は、Java Scriptのような動きの加わる部分まで含めて依頼できる業者も増えてきています。

しかし、HTMLとCSSのみ担当とういう業者もまだ存在していますので、こちらの依頼したい内容と合致しているか事前に確認が必要です。

また、国内の会社でもコーディングの実業務はベトナムなどにオフショア発注している業者もあります。コストは抑えられていますが、細かなニュアンスが伝わらない場合もありますので、注意が必要です。

密に連絡を取り合うならフリーランスのエンジニアに依頼するのも

コーディング代行会社は数多く存在しますが、業務内容は会社によってそれぞれ決められています。細かい部分でこちらの要望が引き受け範囲外ということもあるので、綿密な依頼書と打ち合わせが必要です。コーディングの範囲に何を含めていいのか、初めてだと不安に思うことも多いと思います。

そんなときはフリーランスのエンジニアに依頼するのもおすすめです。個人が相手なので、こちらの要望に細かく対応してもらうことができます。最近増えている、フロントエンジニアと呼ばれている職種は、やりたいことを実現するための提案までカバーしています。

フリーランスのエンジニアはクラウドソーシングで探そう!

Webサイトに関する幅広い技術を持ったプロにコーディングをお願いできれば心強いと思います。そのようなプロのエンジニアとの出会いは、クラウドソーシングサービスがおすすめです。

クラウドソーシングとは、社員採用よりも安価にエンジニアへ仕事を頼めるサービスです。大手クラウドソーシングサービスには、ランサーズやクラウドワークスといった会社があります。

様々なスキルを持った技術者と出会えるクラウドソーシングサービスは、登録・募集要項掲載・見積もり交渉まで無料。 Webエンジニアをお探しならランサーズやクラウドワークスでの発注をご検討してみては?

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