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プログラマティック広告とは? 外注方法と費用相場を詳しく解説

スマートフォンが普及するにつれ、Web広告は一層身近なものになりました。そのWeb広告において重視されているのが「どこに広告を出稿するか」です。Web広告の場合、広告を表示させる場所によってその効果に大きな差が出ます。この記事では、より良い場所に広告を表示させるために知っておきたい「プログラマティック広告」について詳しく解説します。

ライターが知っておきたい、デジタルマーケティングの知識シリーズ!

プログラマティック広告とはどんな広告?


プログラマティック広告というと、ジオターゲティング広告やインフィード広告の一種のように思われがちですが、実際は全く違います。まずはプログラマティック広告について簡単に解説しましょう。

プログラマティック広告とは?

プログラマティック広告とは、「広告枠買い付け」の総称を指します。インターネット上に広告を配信する際、企業はWebサイトの一角やアプリの下部など広告をを配信する広告枠を購入します。

以前であれば担当者と話をして細かい条件をすり合わせて広告枠を購入していましたが、Web広告はスピードが命です。とにかくスピーディーに広告枠を購入し、効果的な広告を配信する必要があります。そこで登場したのが「プログラマティック広告」です。

プログラマティック広告を利用すると、価格が折り合った広告枠に広告を出稿することができます。イメージとしては、広告枠のオークションです。ひとつの広告枠に複数の出稿申し出があった場合、価格が見合うものが表示されます。

現在、広告媒体を提供する会社の多くがプログラマティック広告を利用しているので、プログラマティック広告について知っておくことはより良い宣伝活動のために必要不可欠です。

ここで語句解説引用バージョン。

複数のデジタルプラットフォームを通じて自動的にメディアを購入するプロセスの総称。データに基づいたリアルタイムな広告枠の自動買い付けのことを主に指す。
引用:rtbsquare

プログラマティック広告には2種類ある

プログラマティック広告と一口に言っても、大きく2つのタイプに分けることができます。

  1. オープンオークション(OA)
  2. プライベート・マーケット・プレイス(PMP)

の2つです。それぞれを詳しく見ていきましょう。

オープンオークション(OA)

オープンオークション(OA)は、不特定多数の出稿希望者と不特定多数の媒体提供社の間で行われるプログラマティック広告です。売値と買値が一致すれば、その時点で広告が配信されます。たくさんの広告枠が出品されているため、配信単価は比較的安価です。しかし配信するサイトや広告枠の場所を指定することはできません。

プライベート・マーケット・プレイス(PMP)

プライベート・マーケット・プレイス(PMP)は、広告を出稿したい人と広告媒体を提供している会社が限定されているプログラマティック広告です。出稿したい人と媒体を提供している会社の合意があって初めて広告が配信されます。

配信単価が高めの一方で、配信するサイトや広告枠の場所を指定できるなどのメリットがあります。また、オープンオークションで配信される広告よりも優先的に配信されることが多いのも特徴です。

広告の信頼性などは、広告が表示されるメディアやサイトによるところも大きいと言えます。信頼性の高いメディアやサイトに表示される広告は、その分顧客に信用してもらいやすいと言えるでしょう。信頼性の高いメディアやサイトの広告枠を買い付けるのであれば、プライベート・マーケット・プレイスがお勧めです。

プログラマティック広告の導入方法と価格相場


ではプログラマティック広告を導入するにはどうすれば良いのでしょうか。導入方法と価格相場をご紹介します。

プログラマティック広告を導入するには?

プログラマティック広告を導入するには、広告製作会社に外注する方法があります。広告製作会社の中には社内に運用チームと製作チームを設けており、ワンストップで制作から運用、コンサルティングまで対応しているところも珍しくありません。

一方で、プログラマティック広告の運用だけ、あるいは製作だけを請け負う会社があるのも事実です。プログラマティック広告を導入する場合は、できるだけワンストップで製作から運用まで対応してくれる会社を選ぶようにしましょう。

プログラマティック広告の価格相場

プログラマティック広告の価格相場は、「要問い合わせ」としているところがほとんどです。広告の大きさや数などによっても費用が変わってくるので、一度見積もりを取ってみましょう。

プログラマティック広告の課金方法には、

の2種類があります。

「より多くの人に広告を見てもらいたいけれど、できるだけ費用はかけたくない」という場合は、クリックごとの課金がおすすめです。広告がクリックされて初めて料金が発生するため、広く配信することができます。

一方で、クリックされることが多い広告であれば、表示回数による課金を考えてもよいでしょう。表示数に比例してクリック数のアップが見込めるので、場合によってはクリックごとの課金よりも大きな効果を得ることができます。

以上、プログラマティック広告の紹介でした。少しでもあなたのマーケティング知識の足しになれば幸いです。

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