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副業OKな会社を200企業も総まとめーエビデンスつき

副業解禁企業200
目次

副業をOKにしている企業はどれだけある?

どうやら巷では、副業が流行っているらしいです。かくいうわたしも副業をしていますが、世間的になにかと注目されています。では、どんな会社が副業を認めているのでしょうか。ネットと書籍と伝聞による、副業解禁、複業容認企業をまとめてみました。過去に『副業を解禁した有名企業134選|あなたも副業にチャレンジする?』という記事を書いたところ、なんだか良く見ていただいているので、気を良くして2019年版を作成してみました。

東洋経済新報による副業解禁企業129社

まず最初に、週刊東洋経済が有名な『株式会社東洋経済新報社』の発表しているデータを元に、副業・兼業をOKとしている企業を紹介します。データ元は『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)2018年版』の『副業・兼業許可制度「あり」会社一覧』です。

ちなみにこちらのデータは2018年版ということで、発表されたのは2017年の終わり。副業ブームが過熱する昨今ですから、2019年版ではさらに多くの企業が副業を解禁していることでしょう。データは発表されているのですが、少々お高いため購入できていません。興味がある方は自腹で(もしくは会社の経費で)どうぞ。

※このあとに、エビデンスつきの詳しい副業解禁企業も紹介しています

自社および社員が公表している、エビデンスありの副業解禁企業72社

続いてご紹介するのは、企業が自社ホームページで、もしくはその会社に所属する社員の方がメディアなどのインタビューで副業可能と発信している一覧です。

オフィシャルホームページで紹介されていれば本当でしょうし、社長なりそれなりの役職者が実名で公言しているのでしたら、事実でしょう。また社員もそれなりの覚悟をして発言しているはずですから、発言した時点では副業OKの会社だったと考えられます。

先述した東洋経済新報の発表した一覧と重複がありますが、なにせ129社もあったので省くのが面倒で……。本項目の冒頭にある理由から、エビデンスがある企業とご理解ください。

副業OKなBASE株式会社

Webサービス企画・開発・運営を手がけるBASEは副業OKの模様。ネットショップ作成サービス「BASE」を運営している会社ですね。

エンジニアtypeに掲載されているインタビューによると、CTOの藤川真一氏は副業・兼業OKという打診で同社にJOINしたとのこと。2014年の話ですからどうなってるかわかりませんが、同社が転職メディアに出稿している情報を見ても、副業OKの会社というタグがついていました。

BASEのCTOの打診を受けた際、社長の鶴岡からは、僕の状況を理解してもらい、掛け持ちについては「引き続き可能だ」という前提条件でオファーをいただいた
引用:エンジニアtype

副業OKな株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)

大手企業のDeNAも副業OKな会社。同社の事業は多岐にわたっているので、説明が難しいが、Welqをやっていた会社といえばわかってもらえるでしょうか。まぁ、プロ野球球団ベイスターズの親会社というのが一番ストレートですね。

同社の場合は人事制度として確立されていて、その名も「フルスイング」というそう。社員が全力で働けることと、ベイスターズをかけてみたのでしょうか。全力で振りにいけ! と。

ディー・エヌ・エー(DeNA)は2017年10月2日、副業制度をはじめとする新たな人事制度の運用を始めたと発表した。社外だけでなく同社内の他部署の仕事も、一定の条件の下で兼務できるようにした。複数の職務経験を並行して積むパラレルキャリアを望む社員の要望を尊重することで、仕事へのモチベーションを高める狙いだ。
引用:日経コンピュータ

副業OKなイーストベンチャーズ株式会社(East Ventures)

イーストベンチャーズは、日本及びアジア、米国のIT分野のスタートアップ企業へ多くの投資を行なっている独立系のベンチャーキャピタルです。有名どころでは、メルカリやツイキャス、Gunosy、フリークアウト。日本を代表するインターネットサービスに出資している、先見性のある会社ですね。

同社で働くフェローの大柴貴紀さん (別名「調べるおさん」)は、副業と言っていいのかわかりませんが、サムライファクトリーの取締役ですし、THE BRIDGEで記事を書いていたり、そもそもご自身のブログ『インターネット界隈の事を調べるお』が大人気。

そちらは副業としてお受けして、現在まで続いています。ライターは本業ではないけれど、UPSTORYという自分のメディアを新しくはじめたのもありますし、文字を書くことについても今後はプロを意識して取り組んではいきたいなあと思っています。
引用:Marketeer(マーケティア)

副業OKな株式会社Eq

スマートフォンアプリ企画・制作にはじまり、総合広告代理事業、さらにはグリーンエネルギー事業まで手広くやっている会社です。同社においても副業がOKだそう。ネタ元は、ブロガーで有名なイケハヤさん。イケハヤさんは個人的にも同社で副業をなさっている方とお知り合いのようです。

株式会社Eqはひじょうに珍しい会社で「副業OK」という文化を持っています。何せ代表の中園さんの自身も、かつては副業しながら働いていたそうです。そりゃ理解がありますね。
引用:まだ東京で消耗してるの?

副業OKな株式会社ietty

チャット接客型不動産仲介事業の『ietty』を運営している会社です。同社のCTOを務める戸村憲史氏がインタビューにて、副業OKにしていると明言なさっています。ネタ元はご存知LIGブログ。ご本人が顔だし&名前だし&肩書きだしで語っているので、間違いないでしょう。

働く環境の話でいうと、水曜日は休みで、副業OKにしています。勤務時間も20時にはほぼ全員帰るようにしている。
引用:LIGブログ

副業OKな株式会社JAM

組織コンサルティングや研修、メディア事業を展開する会社です。同社の場合は、自社ホームページの採用部分に、しっかりと副業OKが明文化されていました。なんでも『Dual Work』と呼称しているそうで、自分自身のキャリアを歩むチャンスを提供する会社でありたいという思いからみたい。

当社ではDual Workの推奨と表現し、JAMと同程度の比重で他の仕事に関与する自由※や、仕事をする時間や場所を自分で選択する自由を提供しています。
引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社LiB(リブ)

人材紹介事業を展開する会社です。同社の場合、読み解き方によっては「正社員として副業OKですよ」ではないのかもしれません。『メンバーシップオプション』という制度を用意していますが、『社員同様の待遇を受けられる』と記載されています。これは、「うちの会社が副業先でもOKですよ」ということなのかしら。でも一応カウントしておきます。

他の会社を経営したり、フリーランスとして活躍しながらLiBの社員同様の待遇を受けられる制度です。
引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社LIG

『東京都台東区上野発のWeb制作会社、世界へ』と宣言している、Web制作会社です。数年前には、Web上の面白いコンテンツといえばLIG、と決めつけられるほどの勢いがあった会社。ところが最近は、あまり名前を聞かなくなりましたね。引用元で副業OKを宣言している『そめひこ』氏も現在は退職して、自分の会社を経営なさっています。

副業を解禁したのは、2015年6月からなので、昨今の超絶副業ブームよりずっと先に意思決定しているようですね。

今まで就業規則上、副業NGとなっておりましたが、6月1日より解禁することにしました。副業をOKにするかNGにするか、ネットで検索すると数多くの議論が出てきます。メリットもデメリットも踏まえた上で我々が出した結論は、「LIGのメンバーはみんな良い人だから、副業OKにしても問題ないっしょ。ダメだったら、また考えよう」です。
引用:同社ホームページ

副業OKなLINE株式会社

いちいち説明する必要はないですね。皆さんがスマホでメッセージをやりとりしたりスタンプを送っているLINEの会社です。同社の場合は、ホームページの採用情報などを調べてみましたが、正式な情報が公開されていませんでした。でも副業OKの模様。まぁ同社ほどの先進企業なら、副業なんて勝手にやれば? という判断ではないでしょうか。

エビデンスとして引っ張ってきたのは、LINEでemployee seccess室の副室長を務める青田努氏のnoteから。ところでseccess室であってますかね? successではなくって。一応エビデンスとして、ご本人がnoteに掲載している自己紹介みたいなやつを貼っておきました。同氏によると副業をしている(やろうと思っている)そうです。LINEで務める知人によると、noteなどで社名を出して有料記事を販売するのは問題ないとのこと。「副業をやっても咎められる理由がないでしょ?」と言われてしまいました。

ちなみに2020年からは(設立審査が通ったら)i専門職大学で先生やります。未来の世界をつくる人をつくるのだ。副業ね、LINEは辞めへんで。
引用:note

副業OKなランサーズ株式会社

クラウドワークスに並んで、クラウドソーシングの老舗企業ですね。同社では、2018年の途中で副業を解禁したそうです。それ以前も副業をやっていた人は何人もいるそうで、とくにお咎めはなかったとか。昨年の就業規則改定のタイミングで、全社員に対して申告制で副業OKにしたそうです。申告制なので許可を求める必要はなく、「副業してまーす」を宣言すればOKということ。

ランサーズで興味深いのは、副業OKどころか他社と自社の両方で正社員という働き方も認めているところ。また副業で働く『タレント社員』という制度もあり、すでに2名が働いている模様です。BSテレ東の番組『ジョブレポ』では、同社の社長や社員、先述したタレント社員が登場していました。

それも両社とも正社員という雇用形態で──という離れ業を実現したビジネスパーソンがいる。ランサーズとSNS事業を営むガイアックスの2社で正社員として働く蓑口恵美氏だ。引用:NEWS PICKS

副業OKな株式会社TABIPPO

Webメディアの『TABIPPO.NET』を運営する、旅関係の会社です。同社の場合は採用情報にがっつり(というほどではなく、普通のテキストですが)と副業容認の文字が踊ります。いくつかの採用情報がリンク切れだったので、ここで挙げるエビデンスも消えてしまうかもしれませんが、このエントリを公開する時点では生きてました。

ところで充実した制度があるようですが、働き方の選択制度って気になりますね。

■諸手当など
◇昇給あり
◇賞与あり(業績連動型)
◇各種社会保険完備(健康保険/介護保険/厚生年金/雇用保険)
◇交通費全額支給
◇社員合宿/旅行(年2-3回)
◇産休・育児休暇あり
◇副業容認
◇PC購入補助(使用から3年以上が経過した場合のみ)
◇リモートワークあり
◇出社時間自由
◇働き方の選択制度
引用:会社ホームページ

副業OKな? TBSホールディングス

Tokyo Broadcasting System Television, Inc.というやつですね。同社の場合、ネット上には副業OKの会社だよというコメントが見受けられますが、正確なエビデンスが見つかりませんでした。

ですので悪ふざけも含めてですが、「会社自体が副業をしていますよ、しかも本業だと思っていたテレビ放送事業という副業を」というエビデンスというか発言を貼り付けます。TBS関係者の方々、ごめんなさい。でもわたしの発言ではなくて、ギブンス教授が言ったことですから。

AVIには上智大学で教鞭を執っているスティーブン・ギブンズ教授がアドバイザーとして付いていて、5月31日に会見を開いたギブンズ教授は「投資ファンドに近いポートフォリオ」だと言って批判。「放送事業は副業」とまで言い切っています。
引用:MONEY PLUS

副業OKなアクセンチュア株式会社

アクセンチュアといえば、世界最大級の総合コンサル企業ですね。わたしには無縁ですし、無類のコンサル嫌いですけど。

同社の執行役員兼人事部長である武井氏は、インタビューで「人材獲得競争に勝つために、働き方の見直しを」という発言をし、副業(同氏の場合は兼業と発言)を認めていらっしゃいます。アクセンチュアで活躍するほど優秀な人であれば、オンオフの切り替えがきっちりできるでしょうね。

申請をすれば兼業も認めていますので、土日にペンション経営をしている人もいれば、趣味として花屋で働いている人もいる。
引用:BizHint

副業OKな株式会社ウィルゲート

コンテンツマーケティング支援を盛んにやっている会社です。同社ははっきと副業OKを謳っており、ワールドビジネスサテライトで紹介された実績があります。

また広報の方が書いているブログでは、「社外での経験を通じて個人がより成長し、その結果会社の成長に繋がる場合があると考え、2016年4月より副業を容認いたしました」と記載あり。ただし、本業への影響やリスクを役員全員で判断する承認制とのことです。

社外の仕事から得られる個人の成長が、会社の成長に繋がると判断できる等、一定の条件をクリアした場合に副業を認める制度。
引用:会社ホームページ

副業OKな株式会社エイチ・アイ・エス(H.I.S)

旅行代理店の超大手であるH.I.Sさんも副業解禁企業です。格安パッケージに限りますが、わたしも同社のサービスを利用させていただいてます。H.I.Sの場合は、もろに本業から派生する部分での副業を許可したケース。派生といってもカニバるわけではなく、きちんと自社にもリターンがある形で取り決められているように感じます。

制度は2018年5月に解禁されて、副業以外にも在宅勤務やフレックス制度の拡充など、働き方改革法案が通ったあたりから加速されています。大手企業とはいえ、人材の囲い込みや採用に強みを持つ(弱みをつくらない)環境が必要のようですね。

約5500人の正社員を対象に副業を解禁する。訪日外国人(インバウンド)向けの通訳ガイドなどに就いてもらい、本業でのサービス向上の効果も見込む。
引用:日経新聞

副業OKな株式会社エス・エム・エス

高齢社会に求められる事業分野である介護、医療、キャリア、ヘルスケア、シニアライフ分野で事業展開しており、成長著しい会社です。同社が副業OKにしているかというと、ホームページなどからは見当たりませんでした。ところが社員の方がイベントを開催しており、そこには副業・複業をしていると紹介されています。会社名を出して複業を宣言しているので、これはまぁ大丈夫な会社なんだろうと。

登壇者として今回、複業を支援する会社、株式会社muljob代表取締役の社長でありながら個人事業主としてもファイナンシャルプランナーとして7年間の経験があり現在も株式会社エス・エム・エスで会社員もしながら二児のパパでもある20代起業家であり複業家(パラレルワーカー)の九鬼氏
引用:peatix

副業OKな株式会社エンファクトリー

わたしの中では、副業解禁企業の第一人者的な位置付けにいるのが同社です。なにせ『専業禁止』を謳ってしまうのですから。こちらの記事が公開されたのは、2015年2月なので、ずいぶん前から副業をOKにしていますね。

特に面白いと思ったのは、全社員の前で副業の成果発表会が開催されること。これによって「あいつ副業してるの?」とか勘ぐられることもないですし、「副業ですげー稼いでるのに本業の仕事は手を抜いてるな」とかやっかみを持たれないで済むとか。

登壇者として今回、複業を支援する会社、株式会社muljob代表取締役の社長でありながら個人事業主としてもファイナンシャルプランナーとして7年間の経験があり現在も株式会社エス・エム・エスで会社員もしながら二児のパパでもある20代起業家であり複業家(パラレルワーカー)の九鬼氏
引用:会社ホームページ

副業OKなオイシックス・ラ・大地株式会社

インターネットを通じて有機野菜、特別栽培農産物、無添加加工食品等、安全性に配慮した食品・食材の販売を手がける同社。インターネットを利用して食にイノベーションを起こしている企業で、将来性が高いし社会性も高い素晴らしい会社だと思います。同社も副業はOKということで、ざっと見ただけでも複数のエビデンスが出てきました。中には複数の会社と契約していて、月給20万円を超えている人も。2社で正社員として勤務するに近しい収入を得ていますね。

埼玉県在住の小林洋光さん(42)は、食品宅配大手オイシックスで法務部長を務めている。ビジネス上の契約から人事・労務まで支える法務のプロは、あらゆるトラブルから企業を守る番人。重責を負い多忙なこの仕事の傍ら、小林さんはベンチャー4社の取締役や顧問も務めている。主に平日の退勤後や週末の時間を使って、林業振興のトビムシや大型リチウムイオン電池製造のエリーパワーといった企業の活動を法務面から支えているのだ。

それぞれの企業で設立に関わった、または経営幹部として勤めた経緯があり、各社の事業内容や経営理念に賛同していることから、現在も各社に関与している。無報酬で受けている仕事もあるが、これら4社から得る収入は月に合計約20万円に上る。
引用:東洋経済オンライン

オイシックス・ラ・大地では、性別・年齢を問わず多くの社員が本業とは別の仕事を抱えています。代表自らが率先して一般社団法人を設立しているほか、マーケティング事業部の責任者が別のマーケティング会社の代表を務めていたり、デザイナーが他社のブランド立ち上げプロジェクトに参画したりするなど、その活動はさまざま。副業OKの方針をオープンにしたことで、優秀な人材が集まりやすくなり、社員自身のスキル成長にも繋がっているといいます。
引用:パラキャリ

副業OKな株式会社オプト

インターネット広告代理業を営むオプトも副業OKの会社。本業だけでは得られない知見や出会いを促進するために、副業制度を許可制で取り入れているそうです。ホームページの採用情報で明言しているだけでなく、自社メディアでも副業者を取り上げるなど、けっこう強めに押している印象。

会社への申請を前提とした副業を認めています。
異なる業界やビジネスモデルの副業を選ぶことで、本業だけでは得られない知識やノウハウを学び、また通常の業務では巡り会えないような人と仕事をすることで社員一人一人の成長を支援しています。
引用:自社ホームページ

北村淳さんは、オプトで働きながら、副業でハウススタジオを運営しています。本業が疎かになるどころか、「オプトというホーム」があるからこそ、解禁されている副業にもバランスよく取り組めていると言います。
引用:自社ホームページ

副業OKな株式会社ガイアックス

こちらも働き方に関しては一過言もっている会社ですね。社長さんが奥さんの実家に不法侵入して逮捕されてましたが、それと働きやすさや副業は別の話です。

個人のライフプランを応援し、他社での活躍がいつか社内の力になるという考えのもと、競合しない仕事であれば報告一つで副業を持つことができます。引用:同社ホームページ

副業OKなLIFE STYLE株式会社

副業ではなく、あくまで複業を認めるとしたのが、VR事業を手がける同社。『副業』ではなく『複業』としたのは、隙間時間利用や収入を目的とした仕事ではなく、本業を複数持つという意味で許可したかったからだそう。

VR事業を展開するLIFE STYLE株式会社 が「シンクロキャリア採用(複業採用)」を開始 〜全職種を対象に、複業として人財を募集~引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社キャスター

オンラインアシスタントサービスの最大手といえるのが同社。オンラインアシスタントとは、事務系の仕事をオンライン(ネット上で完結)で請け負えるサービスのことです。クラウドソーシングのような、タスクをいくつかやってそこそこの薄い収入になるのではなく、決められた時間を切り売りするタイプ。サービス自体が副業向けなのですが、同社で働く社員に対しても副業を解禁しているとのこと。

副業OK 起業、フリーランスなど、複数の仕事に挑戦する方を応援します。収入については一切会社では関与しません。
引用:自社ホームページ

副業OKな株式会社 グロービス

投資ファンドや経営大学院を運営しているグロービスも、副業をOKにしています。もっともグロービスのベンチャーキャピタリストは、わんさかお金を持っているでしょうから、副収入目的での副業なんてしないでしょう。聞いた話ですが、同社のベンチャーキャピタリストが投資を決める際、自身もお金を入れるとか。例えばメルカリに投資してましたけど、担当のキャピタリストなんて、メルカリ上場によって数千万円どころか数億円のキャッシュを手にしたとかしないとか。桁違いすぎて、副業とか副収入とかお小遣いとか言ってるのが恥ずかしくて自分を殴りたいです。

同社の副業は、一部の社員にだけ認めていたそう。それを2017年7月から、正社員全員に制度適応範囲を広げたようです。

グロービス(東京都千代田区、代表:堀義人)は2017年7月、正社員が会社の許可を得た上で、業務時間外及び休日に副業を行うことを認める副業制度を開始します。
引用:自社ホームページ

副業OKなシックス・アパート株式会社

ブログ投稿に便利なCMSを提供している会社で、Movable Typeというプロダクトを持っています。WordPressを使っているので、MTはほとんどいじったことがないですが、昔からある老舗のCMSですね。同社はオウンドメディアの運営なども積極的で、勉強会の開催頻度も高かった記憶があります。

同社が注目されたのは、フルリモート制度を導入したあたり。全社員をリモートワークにしたことで、通勤時間がなくなった、交通費がかからなくなった、オフィス賃料が削減できた……などのメリットがあったそう。それでいてリモートワークはさまざまなテクノロジーを活用することで、滞りなく実施できているとか。自分の時間を自由に使える制度のおかげで、ドローンを使った副業に挑戦した人がいるとメディアで紹介されていました。

会社の発展には、個人が幸せに働きつづけることが最重要。そのために、自分の時間の使い方は、自分で管理。引用:同社ホームページ

副業OKなコニカミノルタ株式会社

コニカミノルタは、最初の東洋経済129社に入ってるのを知ってますが書いてしまったので載せます。2018年の年初にホームページで発表していますが、コニカミノルタで働きながら自ら起業したい、IT・プログラミングなどの技術を社外で高めたい、といった意欲を持った従業員のニーズに応えることを目的にしたそうです。副次的には、兼業・副業先で得た知見を自社に持ち帰ってもらうという大義名分も。

「個の多様性」を活かし、自社におけるイノベーション創出に繋げるために、「イノベーション創出のための兼業・副業の解禁」と、「ジョブ・リターン制度の導入」を、2017年12月1日に実施しました。引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社グッドパッチ

UI(ユーザーインターフェース)のデザイン、設計、開発を手がける同社も副業OKな会社。グッドパッチさんとは仕事をご一緒したことがありますが、確かに優秀な人が多い印象。そんな会社に勤めている人ですから、副業先でも大活躍なんでしょうね。

グッドパッチは副業OKなので、放課後みたいな雰囲気でプライベートワークをはじめる人もいるし、外部の勉強会に参加する人、家庭を持っていて定時ですぐに帰る人、と一気にオフィスから人が少なくなります
引用:CAREER HACK

森本さんはGoodpatchで働く傍ら、副業で映像デザインやWebデザイン、書籍の執筆などを行う。平日の日中はGoodpatchの業務に取り組み、就業後や休日に副業の仕事に取り組んでいる。
引用:BAUS

副業OKな株式会社もしも

ドロップシッピングやアフィリエイトを主な事業として、他にも教育支援の事業を展開する会社です。ネタ元となっている記事によると、5年間のエンジニア退職率が0%だとか。これはすごいことです。ちなみにエンジニアの出産立会い率100%だそうで、なにやら働きやすい会社の雰囲気。

社会に対して副業を広めるための取り組みをしていきたいですね。一昔前の副業って本当に限定された時間の中でしかできないものが多かったのですが、今は副業がそんな特別なものではなくて、アフター5や休日を利用して手軽にできるものが増えてきています。
引用:Fledge

副業OKな株式会社クラウドワークス

クラウドソーシングサービスの最大手である同社も、自社社員の副業をOKにしています。クラウドワークスを副業先として使っている人は多くいますが、運営会社も当然のように副業OKに。クラウドワークスの社員さんって、自社サービスで副業するんでしょうかね?

副業の自由化 様々な業務に携わることで、業務経験やスキルを向上
引用:自社ホームページ

ちなみに上記ページには副業をしている社員のアンケートが掲載されています。副業を本業に活かせた人の比率は、60%だそうです。この数値が高いのか低いのかは不明です。

副業OKなトレンダーズ株式会社

ソーシャルメディア・マスメディア等を絡めた企業のマーケティング活動の支援、インフルエンサーマーケティングなどを支援する会社です。創業者の経沢香保子氏は、2012年に当時の女性最年少上場という記録を打ち立てました。二度の離婚や著書『自分の会社をつくること』の発言(文章)が炎上気味になったりと、忙しい経営者さんですね。関係ない話ばかりですみません。

パラレルキャリア(複業)OK “個人の多彩なキャリア”を応援するため、副業をOKとしています。平日は会社員、休日は自分の夢や趣味と両立している社員が複数いるため、お互いに応援しあえる環境です。引用:同社ホームページ

副業OKなサイボウズ株式会社

働き方改革の急先鋒的な存在であるサイボウズは、『kintone』をはじめとするビジネス効率化ツールを提供している会社です。「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう。」というメッセージで20周年特設ページをつくったり、「働き方改革に関するお詫び」という新聞広告を出したり、企業での働き方を変革するのは自分たちだ、という気概が感じられますね。社長の青野さんは、過去に従業員が大量に辞めていく、退職率がめちゃくちゃ高い時代を経験しており、その教訓から現在の様々な働き方施策を実践し続けているのでしょう。最近では『夫婦別姓訴訟』で負けてしまいましたが、それはそれでニュースな男です。

当然のように同社は副業をOKとしています。面白いのは、社員が自分の働き方(勤務時間や出勤曜日、勤務地)を決められる『働き方宣言制度』。2018年から運用を始めた制度だそうですが、副業については2012年から許可制で解禁していました。

2007年から、ライフステージの変化に合わせて働き方を選択できる人事制度をスタートしました。育児、介護に限らず、通学や副(複)業など個人の事情に応じて、勤務時間や場所を決めることができます。
引用:会社ホームページ

社員が自分らしく働き、経済的にも精神的にも自立できるようにという観点から、副(複)業を可能としています。会社資産と関係ないものは、上司の承認の必要も報告する義務もなく、自由に行うことができます。
引用:会社ホームページ

副業OKなソウ・エクスペリエンス株式会社

副業の取り組みがカンブリア宮殿(テレビ東京)でも紹介された同社。なにをやっている会社かというと、『体験ギフト』なるものを販売しています。パラグライダー、ダイビング、カヌー、乗馬、ヨガ、ゴルフ、スパ・エステ、ボディケア、酵素浴、陶芸、木工、レザークラフト、出張撮影、そば打ち、酒蔵見学、クルージング、アフタヌーンティー、ワインバー、着付け、服のオーダーメイド、古民家宿泊など200以上の体験について、誰かにギフトとして送れるサービスです。

社内制度がらみでは、『エクスペリエンス軍資金』という体験に対して補助金を支払うものや、子連れ出勤という制度があります。同社ホームページによると、常時3名くらいのお子様が出社(?)しているソウ。

ようやく当たり前になりつつありますが、ソウ・エクスペリエンスでももちろん副業は禁止されていません。実際に週4勤務で1日は大学で講師を行うメンバー、同じく週4勤務でその他の時間は自らWebサービス運営を行うエンジニアなど、様々な関わり方をしている人が在籍しています。
引用:会社ホームページ

副業OKなダイヤモンドメディア株式会社

不動産オーナー・不動産仲介業者・管理会社向けITシステムの開発・提供、Webサイト・ITシステムの受託開発、人材紹介・研修の提供と幅広く手がける会社です。メインのプロダクトは、『OwnerBox』という不動産オーナー向けの管理サービスだそう。わたしは不動産を持ち合わせていないので、対象外でした。

こちらも自由な会社で、働く時間も場所も休日も、自分で決めて良いらしいです。労務管理が大変そうですが、自立した大人の集団ならうまくやっていけるのでしょう。

起業、副業を推奨 全ての人に起業や副業を推奨しているわけではりませんが、その人のポテンシャルが正しく最大限に発揮されている状態が、「働く上での幸せ」に密接に関係していると私達は考えます。
引用:会社ホームページ

副業OKな株式会社CINRA

カルチャーサイト『CINRA.NET』の運営や、Webサイト構築やメディア構築を受託している同社。副業は以前からOKだったそうですが、ついには「自社と同業でもOK」というお達しが出たそう。会社側に生じる副業によるメリット・デメリットを理解した上で、メリットが大きいと判断なさったようです。デメリットをなくすための取り組みや考えもしっかりしているので、これで上手くいかなかったら、性善説で人に接するのはやめようって思うでしょう。

CINRAでは最近、副業を解禁しました。いや、多いですよね、最近。「副業OK」な会社。とくに目新しいことではないです。弊社も、これまでもOKでした。ただ、「同業の仕事はダメ」などの条件があって。今回はそれも撤廃して、マネージャーの承認さえとれればOKということになりました。引用:WANTEDLY

副業OKな株式会社ダンクソフト

中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集に掲載されています。この方は代表取締役だったり取締役としての兼務なので、厳密に副業といえないかもしれませんが。

渡辺トオル氏:ダンクソフト+あをくみ
引用:中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集

副業OKな一般社団法人Work Design Lab

中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集に掲載されています。代表であったり、一般社団法人なので副業と呼ぶか迷いますが。でも出版流通企業で社員なので、むしろ副業をOKにしてるのはそっちでは。

石川貴志氏:Work Design Lab+出版流通企業(社員)
引用:中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集

副業OKなロート製薬株式会社

中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集に掲載されています。大手企業の方ですね。

市橋健氏:ロート製薬株式会社+Golden Rabbit Beer
引用:中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集

副業OKな株式会社AirSol

中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集に掲載されています。どちらかというと、外資系航空会社の名前が知りたいですね。

片山裕子氏:株式会社AirSol+外資系航空会社
引用:中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集

副業OKな株式会社パソナ

中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集に掲載されています。どちらかというと、外資系航空会社の名前が知りたいですね。

加藤遼氏:株式会社パソナ+NPOサポートセンター+株式会社地方創生+株式会社VISIT東北
引用:中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集

副業OKな株式会社フューチャースピリッツ

中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集に掲載されています。副業先は自分で起こした会社だそう。でも社名は言えません。

北田健氏:株式会社フューチャースピリッツ+非公開
引用:中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集

副業OKなソニー株式会社

中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集に掲載されています。この方も、副業先は自分の会社。天下のソニーで従業員として働いているそうです。

正能栞優氏:ソニー株式会社+株式会社ハピキラFactory
引用:中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集

副業OKなさくらインターネット株式会社

中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集に掲載されています。副業先は自営業として営む農家。素敵です。

前佛雅人氏:さくらインターネット株式会社+家族経営型専業農家
引用:中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集

副業OKな第一勧業信用組合

中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集に掲載されています。うわさのサイボウズ。信用組合との副業だそう。

永岡恵美子氏:第一勧業信用組合+サイボウズ株式会社
引用:中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集

副業OKな株式会社リクルートキャリア

中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集に掲載されています。副業研究家を名乗っている方です。現時点ではランサーズ株式会社のタレント社員(副業)という肩書きをお持ちだとか。

西村創一朗氏:株式会社リクルートキャリア+株式会社HARES
引用:中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集

副業OKな株式会社フューチャースピリッツ

ITインフラ事業及びクラウドサービス事業を営む京都の会社さんです。副業をしていいよ、と同じ意味になりそうですが、『会社公認“働かない制度”』というものがあるよう。業務時間内に自社の業務と関係ないことをやっていいそうです。

本人のスキルアップに役立つ取組であることを基本条件とし、本業の業務遂行に支障が生じない、社内の情報を持ち出さないなど、ビジネスパーソンとしての基本事項を守れば、原則として制約はない。
引用:中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集

副業OKな株式会社MUGENUP

イラスト、3D、映像を中心としたクリエイティブ制作や制作に関わるツールの開発、提供。オリジナルコンテンツの企画、制作を手がける会社です。多様な経験が社員の創造性を刺激し、個々の成長を促すことによって事業の成長につながると考え、副業を支援しているそう。

副業の内容は、企業の本質であるクリエイティブに関わるものとし、本人の成長を促すものに限る。競業避止や守秘義務など、社会人としての一般常識の範囲内で、本業に影響の出ないことを前提とする。
引用:中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集

副業OKなエッセンス株式会社

経営課題を解決するプロ人材を紹介する『プロパートナーズ事業』、大手企業の幹部候補をベンチャー企業へ送り“他社留学”を実現する『ナナサン』などの人材紹介系サービスを手がけている会社です。代表取締役の米田氏が「副業解禁ではなく、トライアル」と語っていらっしゃいました。

正確には「解禁」とは言っておらず、「解禁に向けてのトライアル」という位置付けです。というのも、やはり私としては、本業であるエッセンスでの業務で成果をあげてから、社外活動を行って欲しいという想いが前提だからです。
引用:Fledge

副業OKな株式会社シグナルトーク

インターネットを利用した各種娯楽提供、及び各種情報提供のサービスを提供している会社。クリエイターの理想郷を追い求めている会社だそうです。理想郷というだけあって、働き方の自由度もしっかりキープ。

副業(同人活動など)の許可 プライベートでの活躍が、業務につながることもあります。会社へ事前申告いただければ、基本的には全て許可しています。ゲームライブラリやWeb開発など業務につながることはもちろん、舞台の主催や俳優業、漫画家業やコンサルタント業など、それぞれ多種多様な副業を行っています。残業が少なく、プライベートを大切にする弊社だからこそできる制度です。
引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社ビースタイル

求人媒体を複数運営している会社です。正社員よりも派遣やアルバイトに強い会社でしょうか。

ビースタイルでも、副業制度を導入しているため副業関係者に取材を行い、社内調査を行いました。果たして、副業は是か非か。本音ベースでの徹底検証を行いました。引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社ベーシック

比較メディア事業やWebマーケティング事業を営む同社では、『ferret』というWebメディアが人気です。わたしも調べ物をする際に、大変お世話になっている媒体。指名買いしなくても、SEOが上手なのか上位に出てくるんですよね。

そんな同社は2017年から副業がOKとなったそう。もともと就業規則にはなかったのですが、すでに副業をやっている社員から「ウチは副業だめなの? 自分はやってるんだけど」と言われたことがきっかけとか。そのときは「就業規則城ダメ」と回答したらしいのですが、その社員がどうしたかは知りません。

ベーシックでは、今年の5月から副業を解禁しております。今日は、この「副業解禁」に関して書いてみたいと思います。引用:basic 人事ブログ

副業OKな株式会社カオナビ

タレントマネジメントシステムを開発・提供している会社で、2019年に上場しました。おめでとうございます。同社の社長さんや取締役さんと副業でお仕事をご一緒したことがあるのですが、とても温和な方々だったのを思い出しました。

同社では『±20時間制度』というのがあって、所定労働時間の20時間増減が、個人の裁量に委ねられているとか。削減した20時間を副業に充てるのも問題ないそうです。

業務以外の場所でも自己実現ができるよう、自由な選択を可能にしています。※社内規定あり ヨガインストラクター、ボイストレーナー、他社広報、他社健康経営コンサルティング など引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社新生銀行

大手金融機関、それも銀行という堅苦しい企業が副業解禁したことで、新聞にも取り上げられていました。副業だけでなく、女性活躍推進なども力を入れていくらしいです。本業のほうでも、ランサーズに出資してフリーランス市場への進出を考えている様子。多様な働き方に理解のある銀行にみえます。

社員が個人で事業を営んだり、業務を受託する「個人事業主型」に加えて、他社に従業員として雇用される「他社雇用型」についても、所定の条件を満たせば認めるというものです。当行で働きながら社外での知見や経験を得たいとする社員のニーズに応えるとともに、社外の人脈やネットワークの拡大が当行のイノベーション創造にも寄与することが期待されます。引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社サイバーエージェント

有名企業のサイバーエージェントも、副業は許可制でOKだそう。ただしエビデンスの記事は2015年なので、現状はどうなのでしょうか。同社では先進的な取り組みがたくさんあるので、例えば『あした会議』『すてる会議』『CA24』など、副業への取り組みもバージョンアップされていそうではあります。

私は副業を禁止にした覚えはなかったので、どうなってるか調べてみたところ、規程には「会社の承認を得ないで他の職業に従事してはいけない」とだけ定めていました。一方で、社員に対して「副業OK」と告知したこともありませんでした。そこで、役員会で話し合い、2015年2月に社員に対し「事前申請で副業OK」の告知をすることにしたのです。引用:日経新聞

副業OKなヤフー株式会社

検索エンジン、ポータルサイトでとてもお世話になっているヤフーも、副業をOKにしている会社です。実は同社においては、1996年から副業を認めていたそうです。めちゃくちゃ先進的じゃないですか。1996年といえば、2019年4月の新入社員が生まれたくらいの年。Windows95が広まって、インターネット盛栄の礎となった年です。

ヤフー株式会社の正社員として、Webデザインを手がける 岡 直哉さん( Lancer of the year 2017 受賞)もそのひとり。平日は会社員として勤務し、休日を中心に副業をしています。「副業は収入を得る手段ではない」と明言する岡さん。副業による成果は、本業であるヤフー・ジャパンの仕事に還元されていると語ります。引用:THE LANCER

副業OKな株式会社メルカリ

やってきました、日本最後のユニコーン企業メルカリ。独自の社内制度を多数つくり出している同社ですから、副業もきちんと制度化。副業・複業の解禁どころか、副業推奨と記載しています。

ちなみに他の制度としては「希望のPCを希望のスペックで用意します。最新のPCが発売されれば、面倒な手間なくすぐに交換」とか「12時〜16時をコアタイムとするフレックスタイムを導入」「プロダクト開発に携わる方は、iPhone/Androidの両方での日常的な体験が必須です。iPhoneをお使いの方にはAndroidを、Androidをお使いの方にはiPhoneをお渡し」などなど。社長である小泉氏が育休を取得したニュースも目にしましたが、とにかく世界を獲るために優秀な社員を気持ちよく働かせようという思想が伝わります。

書籍執筆、イベント登壇、副業サイト運営を推奨します。もちろん収入については会社は関与しません。引用:同社ホームページ

副業OKなWIPジャパン株式会社

多言語ビジネス支援を展開している会社です。エビデンスは2017年のプレスリリース。ただし、同社のプレスリリースが見つからなかったので、ニュースサイトのページを張ってみました。プレスリリース内に「1年単位で当該制度の見直しと改善の実施を継続」と書いてあったので、もしかしたら見直しによって廃止されたのかもしれません。

下記の主たる条件などを満たし事前に社内承認を得た場合、従業員の副業を許可する
■ 対象:WIPジャパン従業員(正社員および契約社員)
■ 主たる条件:
● WIPジャパンに対し、事前に申請し、承認を得ること
● 副業先に、副業である旨を正しく報告し、副業先の規則にも抵触しないこと
● 副業先の事業がWIPジャパンの事業と競合しないこと
● WIPジャパンにおける担当業務に支障をきたさないこと
● その他、WIPジャパンとの秘密保持契約に抵触することやWIPジャパンの資産を利用した営業行為などは禁止とする引用:ドリームニュース

副業OKな株式会社インディバル

アルバイト求人メディアを運営するインディバルも副業OK。たしか同社の株主はリクルートとヤフーで始まっているので、両社が副業解禁している以上、インディバルも認められていておかしくはないですね。

同時期に「週休3日制度」「短時間勤務」の制度も導入しています。全部まとめて使うことができるかは知りませんが、たとえば週4日勤務でかつ1日5時間の時短勤務にして副業がんばる、みたいなことも可能なんでしょうかね。

フリーランスなど従業員が他社と雇用関係にない働き方について、会社に報告の必要なく副業を認めます。雇用契約が発生する場合については従業員が申請書を提出し承認を得ることで副業を認めます。引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社CAMPFIRE

クラウドファンディングのトップ企業も副業が許されています。同社のホームページでは、実際に副業をしている社員を紹介。本業エンジニア×副業エンジニア、プロジェクト企画・サポート×おむすび屋さん、メディア運営×ライター、広報×ライターという具合。

CAMPFIREは、働き方を個々のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。副業OK、時短勤務OK、リモートワークOKなど。引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社ヴォーカーズ

転職クチコミサイトの運営をしている同社でも、副業がOKと明記されていました。パラレルキャリアと銘打って、業務時間外の副業を認めているそうです。

パラレルキャリア(副業)を許可しています。業務時間外であれば別の会社に籍を置けるほか、自分で事業を営むこともできるなど、個人のチャレンジや成長を応援しています。引用:同社ホームページ

副業OKなfreee株式会社

フリーランスや個人事業主であれば、サービスを利用している人が多いのではないでしょうか。確定申告などに利用する会計サービスを提供する会社です。

厳密に言うと、講師として声をかけられたのはGoogle勤務時代の最後の方で、その時点ではまだ退職は考えていなかったんです。その後、freeeへの転職を検討する過程で、副業を前向きに認めてくれるという環境に惹かれ、決断するに至りました。入社するにあたり、あらかじめ「毎週水曜日の午前は授業があるので、午後出社にさせてほしい」と希望を伝え、認めてもらっています。引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社ロフトワーク

オープンコラボレーションを通じてWeb、コンテンツ、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・カンパニー、だそうです。

FabCafeにはレーザーカッター、3Dプリンター、UVプリンター、刺繍ミシン、いろんな機材が揃っています。社員はこれらを(当然FabCafeで予約した上で)半額で利用することができます。趣味でも副業でも、なにかものづくりがしたい、作品をつくりたい、そんな環境がオフィスのすぐ下にあります。引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社JAM

組織コンサルティングや研修を事業にしている同社。JAMさんは副業をOKだ禁止だと言うこと自体がしゃらくさい!とおっしゃっています。従順関係のないデュアルワークをして良い。いや、良いではなくしなさいと推奨している。素晴らしい会社ですね。

副業OK、禁止などの文言を見かけると思いますが、副業と表現している時点で「主」と「副」の従順関係が発生しています。Dual WorkとはJAM以外にも大切な仕事を主従ではなく並列的に持つというスタイル。尚且つ、そのスタイルで働くことを「許可」するのではなく「推奨」する。引用:同社ホームページ

副業OKなフリービット株式会社

同社の場合、事前許可制&自社事業と競合しない範囲内での副業が認められていました。それに加えて、『二足のわらじ採用』と銘打った、他社企業で働いている人や個人事業主を積極採用する制度をつくったそう。二足と書いてますが、三足でも四足でもかまわないそうです。そんなに足ねぇよ。

新人事制度「work x work(ワクワク)」を本日3月31日より開始することをお知らせいたします。3月31日に開始する「プレミアムフライデー」を皮切りに、「時差出勤」「副業・兼業採用」「テレワーク」制度を順次導入いたします。引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社ラナデザインアソシエイツ

ウェブサイトの構築・運営/メディア戦略のコンサルティング/映像制作/インスタレーションおよびサイネージの企画・実装/アプリ開発を手がけている会社さんだそう。正直、名前を存じ上げなかったのですが、副業をしている人が社員の25%にも上るそうです。従業員数は90名(関連会社含む)なので、20名前後でしょうかね。

副業している人の割合25% ラナデザインは副業OK! エシカルファッション企業役員、ボードゲームカフェの店員、他にも副業をしているメンバーが活躍中です。引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社コノル

ウェブサイトの企画制作をやっている会社さんで、インターンを含んで21名という規模。少数なので繁忙期になったら、副業なんてやってる暇はないと思いますが、それでも許可してるのがすごいと思いました。

業務に支障がない範囲であれば、副業もOKとしています。コノル以外の企業や業務で経験したことは、コノルでも活きてくることがあると考えています。引用:同社ホームページ

副業OKなコードキャンプ株式会社

『現役エンジニアによるプログラミング家庭教師』という名目で、オンラインでプログラミングを学べる社名と同じサービスを提供する会社です。エンジニアさんが多いのでしょうかね。きょうび、エンジニアが副業禁止という会社の方が少ないのかもしれません。

副業推奨 社員の成長機会、自己実現のための副業を推奨しています引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社mofmof

可愛い社名ですね。同社は設立当初から、フルタイムではない働き方を許可しているそう。他にもリモートワークの制度があったり、そう大きくは見えない会社ですが(失礼な意味ではありません)、社員のことを大事にしている雰囲気が、ホームページから伝わってきました。

フルタイムだけではなく、週2.5日や4時間/1日という働き方が出来ます。例えば、他開発案件と半分ずつ掛け持ちで仕事をしたり、安定的に収入を得ながら自分の好きなものづくりに時間をあてたり、小さい子供の送り迎えの時間に間に合うように時短で仕事をしたり、というようなことの実現が出来ます。引用:同社ホームページ

副業OKなあまた株式会社

2008年にスタートした、ゲーム開発の会社です。社員数は100名を超えたそうで、現在はVRコンテンツや映像制作にまで触手を広げた模様。

ビジネスマインドや新たなスキルの獲得の機会として、社員の副業を認めています。引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社いろはにぽぺと

おかしな社名ですね。就業規則のところも遊びがたくさん。『強烈な福利厚生』が用意されているそうで、『副業おK!』などの表記が際立っています。他にも『異世界転生プログラム始動』『サブカルスキルアップサポート制度』『いろはにぽぺと研究生制度』『起業家勇退支援制度』など、名称が独自の制度を揃えています。

□副業おk! 独立おk! 復職おk! いろはにぽぺとでは同人活動を超絶推奨してます。同人活動、クリエイターユニットなど業務時間外でできるアクションはすべて認めています、いえ、むしろ超絶支援しています。 (壁サー絵師も数多く在籍してます)引用:同社ホームページ

副業OKなエルピクセル株式会社

他社との副業ではなく、副業先として自社を選んでくれ系の会社さんみたいです。

他の企業と掛け持ちをし、平日夜・週末のみの勤務出来る方も歓迎します。職業の選択肢はいつも二者択一ではないと考えており、新しい働き方を応援しています。引用:同社ホームページ

副業OKなユニオンテック株式会社

ショップ・オフィス・住宅の企画・設計・施工ということで、建築関連の企業です。業界ではあまりなさそう? な複業推奨企業。

複業推奨 自社では得られない経験やスキルを積む事で、スキルアップに繋がると考え、複業を推奨しています。引用:同社ホームページ

副業OKなChatWork株式会社

ビジネスコミュニケーションツール、つまりチャットツールを展開している企業です。使いやすいツールなので、会社として導入している人も、個人で利用している人もいらっしゃるのではないでしょうか。

ChatWorkは、従業員のライフスタイルに応じたリモートワークの実施、勤務オフィス選択制度など自らキャリアを選択できる仕組みや、本業に支障がないと認められた場合の副業承認などが仕事と生活の両立に向けて多様な勤務形態を導入している職場として評価され、このたび「多様な勤務形態導入部門」において認定を受けました。引用:同社ホームページ

副業OKな株式会社サンワカンパニー

プレミアムフライデーって覚えてますか? ちょっと話題になったけど、ほとんど使われなかった、毎月月末の金曜日は仕事を午後3時に終わらせて消費を増やさせようとしたやつです。同社ではなんと、プレミアムフライデーの取得率(利用率?)が92.5%と高水準。高水準と書きましたが、平均はわかりません。とりあえず高いんじゃないでしょうか。加えてノー残業デーもあるそうで、こうなると「いつ働くの?」と社畜ぎみのわたしは思ってしまうわけです。で、副業もOK。

2018年から副業への従事を認めています。通常業務を行う上では難しい経験を通して、従業員のスキルアップ及びキャリアの選択肢を拡大するのが狙いです。実際に当社では、イタリア語が堪能で翻訳業務に従事している者や、海外でのライブを行う者、建築士資格を持っていて2級建築士の試験対策講座の講師を行っている者などがいます。引用:同社ホームページ

副業をするのは誰のため? どんな理由? 複業してなくても死にはしない

副業・複業・兼業・パラレルワーク・ダブルワーク……言い方は違えど、基本的には『正社員として雇用されている人材』が、別の会社から報酬を得ること。平成が終わるタイミングで、とにかく副業への関心が高まっています。とはいえ、実際に副業をOKとしている会社の方が圧倒的に少ないのに、まるで副業していない人の方が悪だという風潮も感じませんか?

副業でも兼業でもして、本業以外の収入手段を持っておかないと将来がヤバい。プロボノでもボランティアでもいいから、本業以外で社会と繋がったり貢献したり、スキルアップや知見を広めておかないとマズい。とかなんとか。

わたし自身も副業をしていますし、このブログで毎月数万円の収入があるわけですから、どちらかといえば賛成派ではあるんです。とはいえ目的は、お小遣い稼ぎでもネットワークづくりでもなんでもなくって、文章を書くという仕事を続けていたいから。本業ではなかなか、たとえばマネジメントとかお金周りのこととか、他の社員がやらないことを任せていただけるので、文章を書く時間が減りました。かつ本業では、ライターとしてのわたしにお金が払われている感覚が薄れているので、だったら他の会社からいただこうと。

完全に自己満足の理由しかありません。お金をいただくといっても、べらぼうに高い金額をもらうこともない。払っていただける金額のなかで、ベストを尽くすだけです。どのような金額を提示されるかが、わたしのライターとしての価値だと思うので、安いから手を抜くことはありません。もっとも納得いかない金額であれば、もしくは書くことに意味を見出せない依頼であれば、最初からお断りさせていただきます。

限りのある時間を使うわけですから、それに見合った報酬がほしいと思うのは自然なこと。金銭的な報酬かもしれませんし、単純に楽しかったという感覚が報酬になることだってあります。理由はケースバイケース。それでいいと思って、副業でも書く仕事をしているんです。

皆さんもどうか、自分なりの副業をする理由を見つけて、必要だと判断できたなら挑戦してみてください。日本の社会保障制度を考えると、将来的に食うに困ることになった場合、それはもう国として破綻しているということ。副業をしていなかったせいで、仕事に就けなかったり、もしくは生活に困窮するようなことは考えられませんから。現場からは以上です。

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