サイトアイコン writers way

業界・業種別、キャッチコピー13選ーどうやってつくる?

広告コピーが大好きです。でも世の中には、コピーライターの価値を認めない人や、コピーライターと名乗りながらインチキする人もいます。コピーライターの必要性を説くのは今度にして、とりあえず有名なキャッチコピーをいくつか見てください。

金融系のキャッチコピー3選!

マスターカードの「お金では買えない価値がある」

単純にクレジットカードは現金代わりである、という枠を飛び出し訴えかけてくる文言。人生にはまさにプライスレスだと思えることがたくさんある、と思わせてくれる。

アメリカン・エキスプレスの「永久不滅ポイントが貯まる」

長く永く使い続けていられることを思わせてくれる、他社とは違ってどこか特別感のあるハイグレードなクレジットカードだというイメージを感じる。

住友生命の「リスクについて考えないことが一番のリスクだ」

「病気や怪我について考えないでいる」ことに留まらず、どのタイミングで訪れてしまうかわからない人生のリスク、誰もがハッとさせられる主張性を持っている作品。

食品系のキャッチコピー3選!

ロッテの「お口の恋人ロッテ」

恋する人への気持ちと同じように、どこか甘く、時にほろ苦さもあるけれども、やはり最後には包み込みたくなるようなほんわかとした思いにさせられるキャッチコピーです。

吉野家の「はやい、うまい、やすい」

単純で明快且つ、このたった三つの言葉だけで企業側の訴えたいことすべてがわかる名作。

味の素の「あしたのもと、AJINOMOTO」

企業理念が丸ごとつまっているようでいて、家庭の温かさと優しさが感じられる。

運輸・石油系のキャッチコピー3選!

ヤマト運輸の「場所に届けるんじゃない。人に届けるんだ。」

単に荷物を届けるだけじゃなく、人から人への橋渡し的な存在であるかのような、企業側の熱いメッセージが伝わってきます。

コスモ石油の「ココロも満タンに、コスモ石油」

給油時のほんのひと時にドライブの疲れを癒してくれるフレーズです。コマーシャルでの、このコピーのメロディも心に残ります。

JXTGエネルギーの「エネルギーをステキに、エネオス」

こちらもメロディにのせてうまく人の心に入ってくる作品です。またコマーシャルでお馴染みのエネゴリくんはゴリラなので、森林保護といった事案も連想させる深い意味があるのかもしれません。

製薬系のキャッチコピー4選!

アステラス製薬の「明日は変えられる。」

希望の道が見えてきそうな強いメッセージ性が込められているのが印象的です。

小林製薬の「あったらいいなをカタチにする」

語彙はわかりやすく柔らかですが、創意工夫・発明性に優れた企業であることが感じられるキャッチコピーです。

大正製薬の「ファイト、一発!」

30代以上であれば国民のほぼ全員が知っているであろうキャッチコピー。飲めば必ず疲労回復に繋がりそうな気合いの入る一言です。

太田胃散の「ありがとう。いい薬です。」

まさかの使用者側から目線のキャッチコピー。これはかなりインパクト強いです。

クオリティの高いキャッチコピーを求めるなら外注依頼がおすすめ!

ここまで厳選した13作品を御覧いただきました。これらすべてのキャッチコピー、どなたも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。世間に周知されている名作は早々に生まれるものではありません。

導入をお考えであればキャッチコピー作りのノウハウを熟知したコピーライターへ、外注依頼することをおすすめいたします。さて外注はどこへコンタクトを取ればいいのでしょう。

金額がめっちゃ高い大手広告代理店に依頼

電通さんとか博報堂さんとかADKさんとか、有名な広告代理店に依頼すれば、超優秀で高給取りの方々が、あなたの支払ったお金で飲み食いしながら、素敵なキャッチコピーを考えてくれるでしょう。お金がある人にはお勧め。

広告賞を獲っている制作会社に依頼する

クリエイティブ制作の専門家が在籍する制作会社に依頼できれば、代理店フィーを省いた分だけ安価に依頼できます。もっとも著名な先生コピーライターですから、やっぱり金額はお高め。しかも大先生が作成するとは限りませんけどね。

自分で考える

安価に済ませるならこれ一択。自分で考えれば一円も予算は必要ありません。しかもキャッチコピーなんて、1行くらい、たったの10文字くらいですから、誰でも考えられますからね。効果的かどうかは不明です。

コピーライターの存在価値はある

正直なところ、キャッチコピーなんて誰でも考えることはできます。長文を書くわけではないですから、文章力もさほど必要ありません。大喜利じゃないので、上手いこと言った感も、本来なら不要なんです。だから誰でもできる気がします。

でもコピーライターという職業が、昔ほどではありませんが、求められているのは、やっぱり成果につながるコピーを導きだしてくれるから。なにも1行の文を考えるだけがコピーライターの仕事ではありません。コピーを書くのは、最後の最後。アウトプットが必要だから、短い文章を紡ぎ出すんです。

一流コピーライターが書いた文章は、あなたでも、あなたの会社の誰かでもなく、本当に届けたい相手に届く可能性があって、届いたときに求める行動を促してくれるもの。と文章でいくら書いたところで、必要だと思っていない人には伝わらないのですが。

モバイルバージョンを終了